アニマルコミュニケーター
2010年4月9日
今日はコミュニケーターに見てもらいました。
昔、ジョイスさんにちょっとだけサミーの会話をしてもらったことがあります。サミーの事はほとんどわかっているけど、やはり気になるので見てもらいたいなあと思っていました。
サミーの心の友である元介助犬ニッキーのパートナーから連絡があった。
やはり、彼女は私の共通点がいっぱいあって想いも一緒なんですね。
何をするにしてもよく似ている。前に持って打ち合わせしたわけじゃないのに。。。
ニッキーは14歳。サミーは10歳。
2代目介助犬アルファ6歳。2代目聴導犬ティア2歳。
何かと4歳差。
ニッキーとサミーはアメリカ育ちでバイリンガル。黒犬。
アルファとティアは日本育ちで茶色。
偉大な先代犬の背中を見て、すごく甘えん坊。
久しぶりにニッキーと会いましたが、元気そうでした。
もちろん14歳なので足腰が弱くなっていますが、意識ははっきりして
撫でてとやってきます。
が、
弟分のアルファの方が甘え上手で割り込んで
お尻を上に突き出してごろんとお腹を見せてきます。
そういうしぐさは全くサミーとティアとのやり取りが似ているから笑える。
まずは
ニッキーとアルファとのセッションで1時間。
そのあとはサミーとのセッション。
口話でもできるが、やはり聞き落とししたくないので
パソコンで話しました。
サミーに聞きたいことはどんなことですか?
妹のティアを迎えたけどサミーはどう思っているのかな?
「てぃあ?」と確認した後、「好きよ♪」って言ってくれました。
なかなか理解力のある妹のように感じているようです。
今サミーは腫瘍がいくつか体にあって食欲旺盛だけど痩せて行っている様子なんだけどサミーなりに理解はしている?
そうね…。今感じただけで3か所くらいの腫瘍を感じました。それで、彼女は、その中でも特にのどの下のあたりに違和感を感じているみたい。食べ物が通りにくいという感じ。あと、疲れやすくなったとも言ってます。たぶん腫瘍によって体力が奪われてるのだと思う。でもそれが病気のせいというのはあまり理解してないみたい。病院にはちょくちょく行ってるみたいなんだけど、それとこれとの関連性が見えてないというか、そんな感じ。
今、いろいろ食事を工夫して変えているけど獣医さんの勧めたn/dはおなかが合わないのでやめさせたけど、それでよかった?
また、今はゆでたささみでドライフードと合わせてあげているけどそれはサミーにとってうれしいことかなと思っているけどどうかな?
N/Dはとてもおなかが膨れるけど、瞬間的なものみたいですぐにおなかがすくって。ただ「空腹を満たす」ためのものとしか感じられてないみたい。
「どんなご飯がいい?」と聞いたら「お肉!」って元気よく答えてくれましたから、ささみはとっても嬉しいんだと思います。
生肉はあげたことあります?それが好きみたい。そんなイメージも伝わってきたんだけど…。
とっても大好きみたい(^^)知ってるのね!なるほど!!
他には?
できるだけ最後まで聴導犬の仕事をさせたかったけど。
サミーはとてもプライドが高いので、サミーの意思を尊重したいと思っています。体調が悪いので引退を決心していますが、サミーにはいいのか私にはわからない。また、聴導犬としての仕事はサミーにとって良かったのか?
そうですね、プライドはしっかり持ってる子ですね。
そこで、彼女自身、得体のしれない体調不調(腫瘍のことね)があるので、引退は彼女のプライドを守ることにもつながるようです。
さっき伝えそびれてしまったけど、食欲旺盛と書いてくれたけど、そうしないと本当に彼女の体力が付いていかないみたいなのです。だから一生懸命食べてるって感じ。もちろん食べることが好きだからなおさら一生懸命なのだけど。
先の続きです。
サミーは聴導犬としての生活はとても誇らしかったと言ってくれてます。
どこに行くにも一緒で、「かしこいのねー」と言われることがとてもうれしかったって。だからこそ、ですが、まだ彼女が元気なうちに引退をさせてあげるのは彼女のためなのです。
「こんなにふらふらなのにかわいそう」と言われるのは彼女にはとても辛いことだから。
彼女にはトラウマがあると思う。私なりの。。。
風が苦手なんです。昔他の犬にかまれたときに怪我したお腹にたまたま強い風でドアが閉まったのが彼女のお腹に当たったのかきっかけなのかなと思っているのですが。。。
風よりも大きな音が苦手なように感じるのです
それも、急に出る大きな音。なので、花火も最初はドキドキだと思うのです。たぶんすぐに慣れると思うけど。慣れて平気なのは「急に」ではないから。なので、その時の話に例えると、風にびっくりしたというよりも、ドアのしまる音が大きくてびっくりしたほうかな?と思います。でも、強い風も苦手みたいですね。そよかぜはOk.
なぜ嫌なのかと聞いたら「(風は私が)制御できないから」
どうやって回避すればいいかが分かるものや規則的なものなら大丈夫みたい。
でも、雷は「ごろごろ」が小さく長く続くから、少しは心の準備ができるみたい。いきなり「どっかーん!」はダメ。気圧の変化もあるしね。
そんなときは抱きしめて、耳と胸をさすってあげてください。抱きしめて落ち着かせるのはいつもやってくれてるみたいだけど、耳と胸を触ると落ち着くまでの時間が早くなりそうです。耳を触るのは音を遮断させる意味。それから、緊張をほぐす意味があります。胸を触るのはドキドキをやわらげてあげるため。そして「みんないるよ。大丈夫よ。私たちは全然怖くないよ。だから落ち着いてごらん」って言ってあげてください。
腫瘍はのどあたりが一番苦しいとサミーは言っているの?咳はいませきとめの薬をもらっているから落ち着いているけど。抗がん剤を使わないで自然治癒の方法を選んだ私なんですが。。。
咳止めを飲んでたのね。ということはお医者さんものどの周辺に異常があることは認めてるのかしら?
自然治癒に関して聞いてみました。
「わたしに化学療法は合わないわ」って。なんでも話を聞いていてよくわかってるみたい。民間療法で煎じ薬とかそういうのが好みみたいです
化学療法はね、体が傷むって言ってます。
外にはっきりと腫瘍があるのね。どんどん大きくなっているけど、取らないでそのままでいいのかな?
伝わってきたのは2つ。
一つは「触ると痛いの」って。あんまり触られたくないみたいね。
で二つ目は「オペで取っちゃったらどう?」って私が聞いたら、「でも年だからね~」って。予後を心配してるみたいな感じでした。
でも、触ってみたら自然に小さくなる感じがしなかったんだ…。
これはあくまでも私の思いだけど、手術で取っちゃったほうがすっきりすると思うんです。で、それも聴いてみたら「ママは何て言うかな」だって。ママ次第って感じです。
私がサミーに「じゃぁ(腫瘍と)仲よくしていくしかないね」って言ったら、さっき、ゆんみさんの顔をじっと見たの。「ママ大丈夫?それでいい?」って。それから「私は大丈夫だから気にしないでね」って。
腫瘍に触れない限りは今のところ痛みもそんなにないみたい。
じゃあ、いまサミーの希望とかありますか?
山へ行くとか昔みたいに旅に行くとか?彼女の体力との相談ですが。。。
あと、ティアと一緒に出かけるのは好きかな?
「何かしたいことはある?」って聞いたら「ひなたぼっこ!」って。
山は体力がもてば行きたいみたい。自然が好きなのね。
でも、正直言って山登りの体力があるかと言うと、厳しいなぁと思います。
それだったら川とか野原とか、「平らな所」のほうが自然も味わえるし、体力も奪わないと思います。
ティアと一緒の行動については「二ついると邪魔じゃないの?」って。
私はティアがどんなサイズかわからないけど、伝わってくるイメージはサミーとおんなじくらいなのです。一人一頭でもちょっと多いかなっていうふうに伝わってきました。二人で1頭がちょうどいい、と。
でも、邪魔じゃなければみんな一緒はうれしいみたいです。
歩きにくいと思わないことがポイントみたいですね。
今、彼がいるんですけど彼女はどう思っているかな?またサミーは私の兄が大好きで最近は毎日散歩デートを楽しんでいます。
彼がいることは、サミーにとってとてもいい安心材料のようです。「ママのことを気にしてくれる人が増えた」というのは彼女にとってとてもうれしいことみたい。彼はとても優しくて暖かくていい人だっていってます。だからこのままずっと一緒にいてくれるといいと願ってるようですよ。
お兄さんについては「私のペースに合わせてくれるの」って言ってました。気を使わないでいい、とても楽で居心地のいい存在のようです。だから大好きなんですね!
サミーにとっての一番のストレスは?
「我慢」
彼女が我慢しなきゃいけない時が一番つらいって。
どんな時のことかを聞いたら「それはみんなが「サミー我慢してるよね」ってわかってくれてるんだけど、私にはその我慢が一番つらいかな」って。
わかってもらえてるだけに辛いんでしょうね。
そういう意味では病院での治療もそうでしょう。
1週間の留守番はどうかな?海外の仕事で連れて行けない時があるんですが。。。
心配心配心配…。
何が心配か聞いたら「ゆみちゃんがちゃんとお仕事できるか心配」って。
「そばにいて見守りたい」という思いからのようです。
アメリカと日本とどっちがいい?もちろんアメリカで育った環境がいいだろうけど。。。
あのね、かのじょの中では、別々の世界のもののようです。
アメリカはアメリカ。日本は日本。
それぞれにいいところもあって、同じように比べたことはないって。
アメリカでは自由に駆け回ってた頃が懐かしいって、うれしそうに教えてくれました。体もどこもつらいところがなく、へとへとになるまで動き回ってたみたいですね。そして日本は日本で、自分の存在価値を自分で理解できたことが何より素晴らしいことだと言ってます。わたしがいることがこれほどたくさんの人に喜ばれるなんて、アメリカでは考えられなかったからね、と。
サミーはすごいね!
わたしたちなら比べてしまうのにね。
今じっと私たちを見てたでしょ?
とっても幸せだから、何にも心配しないでいいよって言ってました。
不満とか、こうしてほしいとか、そういうのはないから心配しないで、って。
サミーと話しててとても特徴的なのは「安心して」じゃなくて「心配しないで」という表現になることなんだけど、この意味、ゆんみさんにはわかるかな?
本当に幸せみたいだよ。
だから「しんぱいしないで」!
サミーが言いたいことは、
わたしばっかり年とっちゃってごめんね。でもいつまでたっても変わらないでしょ?(自慢げ)
心配しないでこれからも仲良く一緒にいようね。ティアもみんな一緒にね。
ご飯もっとたくさんくれても平気だからね!
あと、お散歩は無理していかなくてもいいよ。行きたいときは催促してるし。(これからも)みんなで仲良く暮らそうね。
ゆみちゃんの言いたいことはちゃんと通じてるから大丈夫だからね。これからもたくさんお話ししてね
温泉はすきだよね?
とくに、ちょっとぬるめのお湯にゆっくりつかるのがいいみたい。
という感じで1時間のセッションが終わってしまいました。
聞きたいことはある?他には?という風に出来るだけ満足していただけるようにしっかり話を聞いてくれたので私なりに納得できるものでした。
ニッキー&アルファとのセッションも
やはり同じように感じました。
お互いに感じたことはだいだいの事は分っているけど、完ぺきではない
その部分が知りたいというか確認したいという部分を知れて良かったということ。
ニッキーも何度か死にかけて無事に14歳という生き延びてきた先輩。
とにかく私がおろおろしてもしょうがない。
腫瘍が大きくなろうか、そのまま見守っていくしかないかな。
まあ、今年は心配ことが沢山あったから私がストレスを抱えてしまった真実がある。そのストレスがそのままサミーに行っているような気もするから
まず、私が楽しい、明るくしていった方がサミーのためになるだろうね。
犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪