片っぽのくつ下
洗濯物からペアのいない靴下が出てきた。
誰もがその経験があると思うけど、
何故か靴下は片方だけ行方不明になる。
我が家は片方だけの靴下を相方が見つかるまで、
「片方のくつ下入れ」に入れて保管している。
だけど、月日が過ぎていってもその相方は現れない。
今日も、片方だけの靴下を「片方のくつ下入れ」に入れた。
その時に、改めてその量の多さにため息をつく。
だいたい、次男は御構い無しでマッチしてない靴下を履いているのだ。
例えば、右は白、左は黒。
長さもちがう。
それでも御構い無し。
母の私は、一応指摘してきたけど、もう諦めた。
ま、本人が気にしてないなら良しとするか。
そんな調子だから、一度相方とはぐれたら、永遠にペアと出会うことはないのだ。
もう諦めて似た感じの靴下をペアにして次男に渡すことにしよう。
それでも、あぶれた靴下達をどうするか。
お掃除にでも使おうかな。
いや、奇跡が起こって、ペアと再会する日が来るかもしれないからもう少しだけ様子を見よう。
しかし、靴下はどこへ消えたのか。
迷宮入りしたミステリー。
そういえば、幼稚園の時の次男のあだ名はone sockだった。
何故か、片方だけ靴下を脱いでしまう癖があったことを思い出した。
次男はどこかで片方脱いじゃったのかな。
まさか片方裸足で帰ってきているのか?
なんて想像しながら靴下を整理している。
星野源のライブ配信を見ながら。
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