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35歳は若いのか?

35歳は若いのか?
35歳ってアラサーではなくアラフォーだし、カラオケオールは無理だし、食欲に従って無限に食べると胃がすぐに悲鳴を上げる。20代よりも身体的に老いてきているのは明白だ。

ただ、仕事人生においてはどうだろうか。
人生100年時代、定年が70歳になろうとする昨今、大卒後の22歳から70歳まで働くとすれば、35歳社会人歴13年目の人は48年の仕事人生の中で3合目に差し掛かろうというところ。小学校で言えば2年生の2学期。スラムダンクで言えば翔陽戦。

そう思うとまだまだ働けるなあ、何して働こうかなあと楽しみな気持ちになる。そこまで考えて、私は働くのが好きなんだなと気づく。しんどいなりに頑張ってきた会社員としての10年ちょっとと、まだまだ全然稼げていないフリーランスライターとしての数か月。特に順風満帆というわけではない仕事人生を経験してもなお、希望を抱いている。この先どんな仕事に出会えるだろうか。

楽しく働くために長く元気でいたいし、柔軟な思考と軽やかなフットワークを持ち続けていたい。年末からインフル、咽頭炎と体調を崩しまくっており、これは厄年だから?それとも老いなのか?単に運動不足か?と体力的自信を失っているのだが、なんとか体力の増強を図りたい。

我が家のぷるぷるほっぺたんこと、1歳&4歳のお子たちのすべすべの肌に癒されながら思うことは、この子たちにはいろんな可能性があって、未知なる広い世界が待っているのだよなあということ。それが少し羨ましいな、と思うときもある。

一方で、60代の私の母や80代の祖母は、35歳の私に向かって
「あんたの肌はきれいだね」
「かわいい声だねえ」
と会うたびに言う。

私は一般的に見て、普通のミドサーで別に肌がきれいな訳でも特段かわいい声って訳でもない。それは自認している。ただし、60代80代の母や祖母から見れば「きれい」だし「かわいい」のだ。そしてそれはつまるところ、「若いね」「可能性の塊だね」っていう意味を含んでいるのだ。(拡大解釈)

少し先の未来のことは想像できても、30年後、50年後、自分がどんな風に暮らしているのか想像するのは難しい。その頃の健康状態をリアルに思い描くのも難しい。ただ、30年後、50年後の私はきっと35歳の人のことを「若くてまだまだこれからの人だ」と思うんだろう。だから私は「もう35歳だし」とは思わずに「まだまだなんでもやれる35歳」と思うことにする。

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