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空想新聞 2022年11月4日☁
ピカピカタテモノ
末永優子さん(主婦、43歳)は、清掃と電球交換の仕事をしています。今日も床と壁と設備をきれいにし、電気工事士の資格を取得できたので、電球交換もちょっとした配線の修理もできました。
みんなが使う建物がピカピカになったのを見て、末永さんは心地良い気持ちになりました。みんなもきっと快適に歩いて行ってくれるだろう。と思いました。
今日は何の日
11月4日はエレフォンの日です。イレブンのイレと4のフォーを組み合わせエレフォンと読むことができるので大日本記念日学会の会長により制定されました。
エレフォンは1970年代にユーラシア大陸のとある国の科学者によってその存在が提唱され、1990年代にスリランカで製品化されたレーザー式の電話です。プロトタイプを作ったのはおもちゃ開発会社で働いていた工学博士です。名前はエド・ヴィタナージュいうスリランカでは珍しい名前です。
彼は糸電話の糸を別のもので置き換えてみようと思い立ち、いろいろ試行錯誤して結果レーザーで音声を伝えることができるようになりました。エレフォンはある一定期間日本の特定地域でこどものいる家庭で支配的なシェアを誇ったものの、いずれ使用者がいなくなり、その後ロストテクノロジーとなりました。
エド博士はその工学知識を活かし工場自体の設計から設備まですべて独力で作ったため、エド以外にその製造方法が知れ渡らなかったのです。エドは博士ではありましたが全くの新人であり上司もサボり屋ばかりで全く働いていなかったため、エドが会社を去った後誰ひとり原理と製造方法を知らないロストテクノロジーとなってしまったのです。
一説によるとエレフォンの軍事利用を目論んだある国の諜報員がエドの実力を買い、その国に引き抜いたのではないかと言われています。なお、工場はエドが消えたとほとんど同時に火事になり焼け落ちたそうです。
そういう事実をまったく知らないおもちゃ好きの大日本記念日学会の会長がエレフォンを気に入り、エレフォンの日が制定されました。