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学マスGOLD RUSH、1話から賛否両論

私、Pレベル48の微課金底辺学マスPなのですが
今回はなぜ漫画の方が賛否分かれているのか、その原因はなんなのか(一つしかない)を自分なりに考えていきたいと思います
これ、私の名刺です

まず初めに何が原因で賛否分かれているのかについて考えていきます
と言っても理由は一つしかなく

犬束静紅

コイツが全ての争点であるのは明白です
このオリキャラについて纏めると

・天才
・凄腕プロデューサー
・容姿端麗
・アイドル兼任
・「例の彼女」と呼ばれている
・将来的に東京ドーム確約

と、なろう主人公でもまだ弁えるよ?中学生の考えたキャラとしか言いようがない盛り方ですが
まだ1話ですので賛否分かれる程ではないのでは?と思います

が、私個人としてはもう既に嫌悪感というか
ノイズすぎて実写版進撃の巨人でオリキャラが無双する奴の片鱗を感じています
その理由は

1、『説得力』が無い

藤田ことねを成績優秀にするにあたって
ゲームではまず現アルバイトの一切をやめさせ、奨学金を受けながらアイドルに繋がるショーなどの仕事をし、生活の面でも体調を管理できるようPが料理を作ったりしており、それがことねのストーリーの本筋でもあります

ですが
この犬束静紅は0ページで問題を全て解決して見せました

は?
しかも何をやったのか全く話しません
一応ゲームでやったみたいな感じだよね〜と雰囲気だけ漂わせていますが内容は一切描かれません
とってつけたような有能描写するくらいならこのページ丸々無くて良いまである
見てもらったらわかりますが

ここのコマから

ここのコマまでのページ丸々無くても繋がります
有能描写は2話からじっくり描けばいい

2、人選

ゴールドラッシュはグループ名のようです
そのメンバーは…

なんでこんな賛否分かれるメンツにした?
多分1番ヤバそうなのが広なので先に麻央の問題点を話します

有村麻央は理想と現実のギャップに悩むアイドルです
トランスではなく『カッコいい』を求めており
シナリオ内でも明確に解決したわけでは無く、ある種の妥協、よく言えば考えを改め人から見られた自分も受け入れると
『カッコいい』と『可愛い』を両立『させようとしている』キャラです
そんな人が↑コレからの説得を受けたりしたらどう思うでしょうか

例えば通りすがりのイケメンから「オタクでも良いじゃん!そこは受け入れて伸ばしてこうよ!」って言われたらどうでしょうか
正しくあっても反発したくなりませんか?
時に物事は『何を言ったか』より『誰が言ったか』の方が重要なときがあります
こんな自分の上位互換みたいな奴から悩みについてとやかく言われたら「あなたに僕の何がわかるんですか!」と言われて終わりです
有村麻央が師とすべきは犬束静紅ではなく
もっと小さく、もっと可愛く、そしてもっとカッコいい
そう、花海咲季からの師事を仰ぐべきなのです

そして篠澤広、こいつが一番議論をされていると思います
まずトップアイドルになるのが解釈違いという話
これは少し違ってて
『結果』だけ見せられても納得しないというのが正しい
広以上に『過程』を大事にしてるキャラは居なく
スカウト、というか逆スカウトも特殊なケースである為
『どうやって誘ったかを考慮されていない』としか捉えられません

篠澤広のやる気を削ぐ1番の言葉はなんですか?
答えは
「東京ドーム、私が連れていってあげる」
です
篠澤広は才能のある無しではなく、結果に向かう過程こそが幸せ
つまり『絶対出来る事』は『絶対やりたくない事』なのです
成功≠幸福
シャニマスは最近パラコレなどでifの世界観を見せてきましたが
黛冬優子として売れた世界線は
ふゆとして売れた世界線じゃない
真の幸せはどちらだと思いますか?

1年1組→ことね
1年2組→広
3年→麻央とバラけさせたかったのでしょうが
これ秦谷美鈴とかじゃダメなんでしょうか?
元から学内トップアイドルで素質は会長も認めるほどです、アイドルとしての意欲もあります
麻央も姫崎莉波じゃダメなんでしょうか?
シナリオが破綻するもなにも莉波シナリオは極論学マスPじゃ無くても成功には繋げられるストーリーです
その寄り道としてPラブを楽しむのが莉波なので

例えばウマ娘で言うところのスーパークリークのような感じで
ゲームと漫画のシナリオ展開にあり得ないくらい差があっても根幹は変わらないため受け入れられる成功例があります

この漫画版スーパークリークは奇しくも犬束静紅と似た設定のトレーナーが出てきます

これもゲームとは似ても似つかないキャラですが
ウマ娘ファンからは完全に受け入れられています
ただしその理由は『脇役』だからです

GOLD RUSHもそう
主人公はことねであり、読者は藤田ことねを見にきています
それをポッと出てきたオリキャラが完全に持って行ってはダメなのです

加えて学マスP、こいつにも問題があります
キャラ立ちすぎなんですよね、ゲームで
伏見つかさの弊害というか、面白さを得る代わりに本人以外にエミュし辛い
他の人がハンドルを持っても捌ききれないモンスターマシンなんですよ、アイドルもPも
手毬、広、千奈は特に危険物ですね
すぐ解釈違いを起こしかねないので慎重に取り扱う必要があります

これだけなら否定意見が圧倒的のはずですが
この漫画は最後以外は凄く良いんです
『READY‼︎』はアイマスにわかの私ですら激アツすぎて感動していました
夢は叶うモノ、私信じてる
という歌詞も冒頭の伏線回収として気持ちがよく
アニメオープニングをここで持ってくるのもサプライズとして嬉しくなりました

ことねの境遇のつらさも家族像がはっきりした事でリアリティを増し
初星の費用(結構良心的だった)やバイトの種類など生々しい苦労など
1話で書き切ったにしてはかなり出来がいいです

というわけで学マス漫画については以上となります
まだ1話ですので今後に期待しましょう
それでは



ウンチ万円!

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