【2分で読める】「ビジネスマンの国語力」が身につく本
今回は、福嶋隆史氏の著書、「ビジネスマンの国語力」が身につく本」について要約と感想を書いていきます。
(主観を含んだ要約になっていることをご了承ください。)
【2分で読める】要約
「言葉の運用力が高い」人は魅力的に見えます。
言葉の運用力が高い人とは、国語力が高い人。
では、国語力を高めるには一体どうすれば良いのか。
結論、「論理的思考力」を高めることが必要。
なぜなら、「国語力」とは「論理的思考力」だから。
論理的思考力を高めるには以下3つの力が求められる。
1.言いかえる力
「抽象化」と「具体化」を操る力
キーワード:「つまり」と「たとえば」
例
抽象的:「物理的な距離」は「心理的距離に影響する」
やや具体的:「座席間の距離」は「親近感の程度に影響する」
具体的:「いつも席が近い人には」、「いつのまにか親近感を覚えるようになる」
2.くらべる力
「対比関係」を整理して、明確に比較する力
キーワード:「それに対して」
例
紙媒体の電子化が進んでいる。
「保守的」な人たちは、これらを「否定」する。
それに対して、「革新的」な人たちは、これらを「肯定」する。
3.たどる力
「因果関係」の結びつきを整理する力
キーワード:「"原因"、だから "結果"」と「”結果”、なぜなら "原因"」
例
遅くまで残業した
だから ↓ ↑ なぜなら
帰宅・就寝が遅れた
だから ↓ ↑ なぜなら
寝坊した
だから ↓ ↑ なぜなら
遅刻した
※8割の人が納得するかどうかがカギ。
「遅くまで残業した。だから、遅刻した。」であれば、
8割の人はすんなりと納得しないであろう
上記3つの力は「無意識に行っていること」である。
しかしながら、これらの3つを「型」として意識し、
日々使っていくことが肝要である。
なお、「型破り」は「型」を完全に習得してから行うべきである。
感想
自分は、ある程度の論理的思考力を有していると思っている。
その一方で、論理的思考力の「正体」が分からずにいた。
そのため、「論理的思考力は何なのか」、そして「論理的思考力をどのように見つけるのか」を人に説明・アドバイスすることができずにいた。
この本は、上記の課題を解決する糸口となった。
著者の「型」を大事にして、自分のアウトプットを行っていきたい。
今週の一曲
3分タイマー。
どこが自分に刺さっているのかは分からないけれど、一番好きです。
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