サメロピ、東海道五十三次を食べ歩く! その11①箱根→三島 【1日目】
サメロピの東海道歩き、長く休んでしまいました。
私たち、とっても歩きたかったんです。
が、本業?のバンド活動もどげんかせんといかん!去年5月の東海道歩きのあと、バンド会議をいたしまして、衰えゆく体力がまだ残っているいまのうちに私たちの念願であるワンマンライブを開催することを決めました。
そのための練習と準備に半年くらい費やしました。
(バンドメンバーに関しての詳しいことは「サメロピ、東海道を食べ歩く その10小田原→箱根①」の回をご覧ください。)
サメロピ、ワンマンライブやっちゃう!
このあと12月に対バンライブに参加後、ゆっくり休んで十分に英気を養ったところでーーーーーー
サメロピ、東海道五十三次を食べ歩く、再開です!!!
2024年3月13日(水)
前回は元箱根港まで歩いたので、元箱根港から歩き始めとなります。
前日は大雨でお天気が心配でしたが、本日大晴天!
今回は1泊2日で三島まで行く予定です。
久しぶりの東海道歩きにウキウキワクワク〜♪
きっと楽しい歩き旅になるはず!
10:00 JR小田原駅 着
10:07 箱根登山鉄道 小田原駅 発
10:22 箱根登山鉄道 箱根湯本駅 着
10:40 箱根登山バス 箱根湯本バス停 発
11:20 箱根登山バス 元箱根港バス停 着
11:25 元箱根あしのこ茶屋で昼食
12:05 東海道歩き、元箱根港から出発
今回、3人の写真を撮る時にタイマー設定で撮影したので、毎回連写になります。
その時の「カシャカシャカシャカシャカシャ」という高速連写音がガンズの「Welcome to the jungle」のイントロ「タラララララララタラララララララ」にリズムが似ているので、連写音が聞こえるたびに
「タラララタラララタラララッ……ウェルカムトゥーザジャンゴー」と歌うのが今回のお約束となりました。
12:11 葭原久保(よしわらくぼ)の一里塚
箱根旧街道の杉並木
12:23 箱根関所
関所破りなどの罪人を一時的に留め置く獄屋でピンちゃんの迫真の演技
今日は朝からピンちゃん、テンション高し
じっくり見学したいところですが、滞在時間10分で京口御門から出て、関所を後にします。
12:36 箱根ホテル(本陣はふや跡)
12:38 箱根駅伝ミュージアム
12:46 駒形神社
境内に箱根宿新設の際に悩まされた狼を退治して死んでしまった唐犬二匹を祀った犬神明神があります。
12:47 芦川の石仏群
久々の「出たぁー!KST(庚申塔)!!」
この中に箱根で最も古い(1658年)庚申塔があるそうです。ただ、どれかはわからない。
自然のままの杉並木と石畳道が続きます
頭がつきそうな所はみんなリンボーダンスで通るように。
「ヘイッ!リンボー!」
午前中寒かったので、みんなけっこう着込んでました。歩いているとだんだん汗だくになってきて一枚脱ぎたいところなんですが、立ち止まったりすると寒くなってくる。体温調整が難しくて困りました。
12:53 赤石坂
「室井さん!旧東海道、封鎖されてます!」
「事件は現場で起こってるんですっ!!」
倒れた杉の枝でところどころ道が寸断されてます。Googleマップじゃわからないですよね。
来て見て歩いて、どんな道を往年の人たちが歩いたのか、少しでも感じることができて東海道歩きは本当に楽しいです!
ここは踊る大捜査の「レインボーブリッジ、封鎖できません!!」「事件は会議室でおきてるのよ!」をもじって、さも大事件そうに盛り上がりながら歩きます。
13:05 挟石坂
階段を上りきると国道にでます。ここで道路を渡って左に進むのが正解です!←ココ大事
うっかり下りてきてしまいましたが、この坂の上あたりが1番高いところだと思われます。
東坂はここまで。
箱根八里は、小田原宿から箱根峠にいたる険しい上りが続く「東坂」と、箱根峠から三島宿へと下る「西坂」の合わせて八里の山越えです。
標高845m、箱根峠の最高地点を越えると、街道は尾根道の下り坂になります。
そして、箱根峠が相模(神奈川)と伊豆(静岡)の國境となります。
ここから三島までが西坂です。
峠の地蔵:新箱根八里記念碑
2003年に現代の峠の地蔵をたてたようですが、ものすごく荒れ果てています。
13:24 箱根峠
◉ 要注意!
令和元年10月の台風19号の被害により、旧箱根街道の西坂はところどころ迂回路になっています。
これがとてもやっかいで道を間違えないように気をつけながら歩かねばなりません。
13:27 峠茶屋で休憩
お昼時を過ぎて、お店の中に空席が多かったので、飲み物だけで利用させていただけるかをお店の方にうかがったところ、「中で飲むと高いから、外の自販機で飲み物買ってベンチで飲むほうがいいよ!」と言ってくださったので、ありがたくお店の軒下をお借りして休憩しました。
自販機で買った暖かいココアが身に沁みるー。
「ご苦労さまでーす」
台風で被害を受けた旧街道の工事をしているそうです。お仕事、ご苦労さまです!
早く迂回しないで歩けますように。
14:00 山中接待茶屋の一里塚
※二十五番目の一里塚は不存在
「この石なーんだ?」
「力石徹!」
ピンちゃんからの質問に答えたのはポンちゃん。
おやじギャグ炸裂!笑笑笑
「残念!答えは兜石でしたぁー」
ほんと??
14:06 兜石跡
「ピンちゃーん、これが兜石だよー?」
「さっきの石はなんだったのー??」
さきほどの石、いろいろ調べても何の石だかわからないので、私たちは勝手に 「力石徹」 にいたしました。
昨日の大雨のせいか石畳に雨水が溜まり、小川のようになっています。
石畳の道からいきなり民家のお庭に出ます
また迂回でーす!
14:47 山中新田
杉の上のほうだけサワサワ揺れていて、杉さん同士でお話ししているようでした。
杉さんに「こんにちはー!」って挨拶したら、そこここでサワサワ、サワサワして、返事をしてくれているようでうれしくなりました。
杉に挨拶するとか、こういうことするのはいつもピンちゃんとパン(筆者)だけです。
こんな時ひとりポンちゃんはドン引きしています。
15:00 雲助徳利の墓
墓の主、松谷九四郎は剣術指南役であったが酒がもとで罷免され雲助になり、親分として慕われたそうです。盃と徳利が浮き彫りにされている墓は九四郎の雲助仲間や土地の人々の手によってたてられました。
15:06 駒形諏訪神社
15:08 日本百名城 山中城跡に到着
山中城は1560年代に小田原防衛のために、北条氏により作られた山城。1590年、豊臣秀吉の小田原攻めにより落城しました。
今日の東海道歩きはここまでです。
明日はここから歩き始めとなります。
この後、今日の宿泊地の三島駅に向かいます。
15:12 山中城跡売店でバスの時間まで休憩
山中城跡名物「寒ざらし団子」
「寒ざらし団子、美味でございますぅ〜〜。」
冬場の寒気にさらした上新粉を油で揚げた素朴な団子で、揚げたてのアツアツをいただきました。
甘酒とよく合う!!!!!
障子堀ワッフル
山中城「障子堀」の形がワッフルに似ています。
16:05 東海バス 山中城跡バス停 出発
バスの時間は15:45だったのですが、バスは20分遅れで到着。待ってるあいだ寒かったぁ。
◉ここでまた要注意
東海バスは料金後払い。現金払いの方はおつりがでないので、ちょうどの金額の料金をいれなければなりません。この料金のやりとりでお客さんが下車するときにけっこう時間がかかります。(なぜなら外国人観光客がけっこうお札しかもっていないのです) ICカードが使えますのでこれ使っとけば問題ないです。
16:45 東海バス 三島駅バス停 着
16:50 富士山三島東急ホテル到着
私たちの疲れた体にはいまカフェインが必要!
1階のタリーズでソイラテ買って、お部屋で飲むことにしまーす!
ポンちゃんがのぞいている方向から雲に隠れてなければ、富士山が見えます。
ホテルの大浴場で疲れをとります
運良く富士山が見えれば、富士山を見ながらお風呂に入れます。
18:50 寿司・うなぎ処 京丸 で夕食
三島に来たからには夕食の選択は鰻の一択!!
ちょうど混んでいる時間帯だったのと鰻を焼く時間がかかったのとで、注文から50分待ってようやく私たちの前にやってきました。
なんということでしょう〜
鰻と刺身という贅沢なコラボです。
長い時間かけて焼いた鰻はホワッホワッの柔らかさ。口の中でとろけます。
刺身も新鮮で、濃厚な鰻の口直しに最高!
3人ともあまりの空腹に無言でガツガツと完食いたしました。
ごちそうさまでした!
21:10 就寝
今日は歩き始める場所に行くまでにけっこう疲れてしまったので歩く距離は少なめです。余力を残して明日がんばります!
大画面のテレビで静岡ニュースを見ながら早めに就寝です。
おやすみなさーい!
今日のお花コレクション by ピン
歩行総距離 約9.1km 約14000歩
最高気温 約14℃
歩きながら歌った曲
Guns N' Roses「Welcome to the jungle」
今日は濡れた石畳に滑らないように用心深く歩いたのと道を間違えないないように緊張していたのとで、歌はあまり歌えませんでした。