綺麗事と本質の交差点
我々ホストは綺麗な営業、人としての営業
色々あると思う
自分が本意に思ってない事を口に出す
嘘に塗れた営業もホストとしての醍醐味だ
我々ホストは十人十色で1人1人それぞれのお姫に対して違う顔をもつ
綺麗な言葉を並べて夢を見せる事も大いに結構
お姫達がそれを良しとすれば良しだが
今回の大きなポイントとしては
そのホストが自分に対して、嘘を言ってることに気づいているかどうかである
ホストは女の子たちに夢を見せなければならない、まずここは第一条件としてホストの基本的業務の一つだ
しかしその夢を見せる為には何をしてもよいのだろうか?
指名してくれている女の子達に偽りの幻想を見せても良いのだろうか?
その答えはズバリYESになってしまう
その夢の提供で我々は給料をもらっていると言っても過言ではない
仕事として成り立っている以上嘘でも夢を作ることはホストの仕事としては大いに賛成せざるを得ない
それが善か悪かはさておき
我々はどんなに汚い手段でも
どんなに美しい手段でも
数字を上げたものが勝利と実にシンプルな世界にいる、ならばそれは嘘とて数字をあげたものがトップにいるならば、他人から文句を言われる筋合いはないのである
あとは自分のポリシーやプライドがそのホストにオリジナルティを生み出して唯一無二な存在に仕上がるのだろう
ここで薫はどうなのかと聞きたくなる者もいるだろう
筆者は綺麗事ももちろん無限大に並べるが
現実的ではない綺麗事は吐かないように気をつけている
綺麗事は綺麗事でも嘘がない綺麗事はカッコイイとも思う
しかし綺麗事を並べてそこに嘘が一つでもあるのなら筆者は自分のポリシー、エゴでもあるがそれを共感することはできない
だが、それで売上を叩き出すホスト達がたくさんいる事も事実、どんな売り方でも大いに素晴らしいと思うが
そこにひとつでも嘘があるのならばそれは本当にかっこいいと思えるだろうか
筆者は当人達に対して文句を言う筋合いもないし否定もするつもりも毛頭ない、なんならそれでも売れる人を尊敬している
しかし共感だけはできないと考えている
目先の売上に貪欲になった結果故、
そしてそれが女の子達にいざめくられたとき
それはホストとして再起が効くのだろうか
ここで起点が効くホストならばもちろんそんな壁も乗り越えれると思うが
筆者は自分に置き換えたとき、その起点が効く自信は到底ない
それ故の自分は正直な営業なのだろうか
嘘を付いて売上を叩き出すのはリスクが多すぎると考える
ハイリスク、ハイリターンでもあるのだろうが
そうであるのならば筆者はローリスク、ローリターンの究明に勤しむだろう
目先の売上が第一に考えるホストはその貪欲さや執着心、きっとホストと言う仕事もすごく好きなのだろう
きっと誰よりもストイックに生きてきた故の売上でもあるのだろう
だからそれ故に当人達はとんでもない売上は確実に叩き出すだろう
しかしそれはホストと言う仕事を長く続けていくのであれば、いつか自分が嘘ついてきた瞬間瞬間の出来事が自分に返ってきてしまう事もあるはずなのだ
そのリスクマネジメントをするのであれば
筆者は今後も綺麗事を並べつつ現実を交えて
お姫達と人間らしく向き合う事としたい
日々ホスト達はSNSで炎上されるのを度々見てきたが、仮に自分が炎上したとき今の自分に何ができるのだろうかと言ったら
おそらく筆者はまだ何も出来ないのである
なればこそクドイくらい申すが
筆者は嘘が無い綺麗事混じりの営業を今後もしていくのであろう