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忘れられない男の話 2


このnoteを書くにあたって、色んな過去の出来事を思い出していたら本当に泣けてきちゃいました。愚かだ。

今日も懲りずにけんとくんの話です。

彼と再会したのは高校を卒業する少し前。
自由登校になってアルバイトに勤しんでいた時期でした。

「お話しませんか。」

唐突に来た彼からのLINE。正直本当に戸惑いました。

……なんで私?

バイトに向かう電車の中で、戸惑いながら文章を考えて考えて返信したのを覚えています。
彼のことになると途端に暴れ回る心臓と、ショートしそうになる脳みそを一生懸命なだめすかしてなんとかラリーが途切れないように。
頑張って返信してたなぁ。

彼から連絡が来たこと、私が彼の選択肢の中から選ばれた事、本当に嬉しくて。
この時のこと忘れられないんだ。

何人かのうちの一人だったとしても。
色んな人に、同じように、送っていたとしても。
それでも嬉しくて嬉しくて仕方なかったんだ。

彼を思い出すと心拍数が突然跳ね上がるのは正直今でも変わっていません。
彼の事を考えるだけで頭の中、真っ白になっちゃうくらいドキドキするんだ。
こんなことになっちゃうのけんとくんだけで、困ってるんだ。

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