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plentyを聴かねばならなくなったんだ

こないだブックオフのディグをしていた時のこと。550円以下のCDが半額になるセールをやってたので安めのCDを色々見てると、plentyの1stアルバムを見つけた。330円だし、気になっていたバンドだったから買った。

帰路についてる途中、何の気なしに買ったことをツイートしたらめっちゃいいねが付いた。「これは..バズる!」と思ってツイートしてる木下理樹のネタツイより伸びた。しかも色んな人から「plentyはいいぞ」「このアルバム神やで」「賭けにこんなに大勝利してる人なかなかいない」「10秒で出会えるマッチングアプリ!早く腰振レンティ」などのリプや引用ツイートをいただいた。ありがたく聴かせていただいたのでレビューしたい。ちなみにブックオフのセールは明日からだったので割引されなかった。ふざけんな。変な引用ツイートするスパムも死んでくれ。

本題。本当に最高のアルバムだった。1曲ごとに重みがあり、「世の中不安だらけだよなマジで」ってずっと言われているような感覚になる。でも、サウンドは3ピースで複雑なわけではなく、ポップだからとてもサラッとしていて聴きやすい。

暖かいスープとうたた寝と
疲れの無い身体と余った休みと
まだ片付けなくていい机の上と
そう、僕が望むのはこんな普通の生活

そんなものはない
そんなものがあるはずないだろう

「普通の生活」歌詞

個人的に「良すぎるなこれ」となったのがこの「普通の生活」という曲。「まだ片付けてなくていい机の上」という単語のリアリティがすごくて拍子抜けした。
多分この歌詞に共感できる、生きることが下手で部屋の整理とかスケジュールの管理とかが苦手な人っていっぱいいるんだと思う。でも、改善できないと世間は我々を「怠惰」としか評価してくれない。だから、そういう人たちに「本当に嫌だよな」と優しく言ってくれるところにplentyの存在意義というのはあるんだなと感じた。

もう解散してるのが惜しくてたまらないが、これから色んなアルバム買ってみようと思う。いいバンドに出会えたし、Twitterのみんなさんのおかげで買ったまま放置せずにワクワクしながら聴けた。本当にありがとう。あとこんなこと最後に言うのはどうかと思うけど、あんなスパムの引用ツイートされてません。この記事のために考えた冗談です。冗談。

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