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ITコンサルの選び方〜失敗しないDX(デジタル化)

今年の4月よりITコンサルを開始してから、3ヶ月が経過しました。ありがたいことに開始早々に業務のIT化支援をさせて頂けることになりまして、その中で、いろいろと気づくことがありました。

その中から今回取り上げるのは、「コンサルをお願いしたいときにどう依頼していいのかわからない」という不安・お悩みについてです。

というのも、

・コンサルに支援を依頼したことがない
・依頼した経験があるが、うまくいかなかった

という方が多くいらっしゃるのではないか?と感じ、こういった方々がうまくコンサルを見つけるノウハウ・方法が必要と考えました。

そこで、今回はコンサルを依頼するために気をつけるポイントを3つ紹介します。

1.相見積もりをする

モノを買うときに相場を知るということは重要です。今では価格.comなどのサイトで簡単に相場を知ることができるようになりました。
コンサルという商品は単純に比較することが難しいものですが、やはり相場を知るということは後々の失敗を防ぐと共に、ご自身の中での納得感を高めるためにも必要になります。失敗を防ぐのは理解いただけると思いますが、納得感も重要で、最初から金額に対して納得感があれば安心して業務をお願いしますし、前向きに携われるようになると思います。それが結果にも影響してくると理解頂ければと思います。
これは私の個人的な感覚になりますが、モヤモヤした気持ちを抱いたまま打ち合わせなどが進んでしまうと、結果思っていたことと違う結果になることが多いと感じます。

2.自分にあった人を選ぼう

それでは、見積もりや打ち合わせをする段階ではどんなことを重視して選べばいいでしょうか?
大きく分けると以下の項目をチェックする必要があると思います。

・費用
・スピード
・良く話を聞いてくれるか?
・提案をしてくれるか?
・自分のゴールに合っているか?
・コミュニーケーションに不安はないか?

費用 スピード
こちらに関してはそのままの意味で、やりたいことに対して費用と期間が想定より大きく外れていないかチェックします。

良く話を聞いてくれるか? 
コンサルタントのやり方も色々ありますが、コンサルタントは自分の話・提案をするよりも、お客様の話を聞くことに時間を使うべきだと私は考えています。何が不安で、何を解決したいのかということを理解し、お客様ご自身でも気づいていない課題を見つけることがコンサルタントの仕事であると思っています。

提案をしてくれるか?
課題にあった提案をしてくれているかをよく見直しましょう。当然のことと思われるかもしれませんが、提案しているようで実は提案ではなくお客様から聞いたことをそのまま言い直している場合などもあるようです。

自分のゴールに合っているか?
ツールを導入してくれればいいのか?
それとも導入したものを社員が使えるように支援するところまで必要か?
といったどのレベルをゴールにするか、そのゴールにあった支援計画になっているか確認しましょう。

コミュニーケーションに不安はないか?
打ち合わせやメールで対話をする際に、自分と話の内容が噛み合っているか振り返ってみてください。
コンサル業務はそのほとんどが数ヶ月以上の期間がかかります。その間、話がうまく通じない相手と付き合うのはとてもストレスが高くなり、コンサルを受けるのも苦痛になってしまう可能性が高いです。
コンサルティングは、業務効率化のための商品を買う・投資と思われますが、実際には人間が提供するサービスという側面が強くあります。そのため、ストレスが高い状態で受けていればうまく業務が進まくなり期待する結果が得られないことも発生します。
また、コンサルを依頼して逆に辛くなってしまったというは、誰も幸せになれなず、費用以上に失敗したと感じることになってしまいます。
それを防ぐために、事前に対話の機会を作り不安に感じることはコミュニーケーションをとって解消して頂ければと思います。

3.ベンダーロックインに気をつけよう

IT業界ではない方には聞き慣れない言葉ですが、IT業界では長期的にITシステムを運用するために、なるべく "ベンダーロックイン" を避けようという思想があります。ベンダーはツールなどの提供会社、ロックインはその会社から逃げられない状態(囲いこまれてしまう)を指します。
つまり、特定のツールや会社に依存してしまうと、長期的なリスク(不具合、値上げ、サポート終了など)の影響をそのまま受けてしまうため、最悪の場合は他のツールに乗り換えられるかどうかも考えておく必要があります。

個人的な感覚ですが、2000~2010年代にIT投資に予算が投じられたくさんの自社システムが作られましたが、それらはランニングコストが高かったりメンテナンスに時間がかかったりとても大変だったのではないかと思います。自社システムが独自過ぎたため他のシステムやツールに乗り換えることが難しく、今現在も困難状況がそのまま続いているというお客様もいらっしゃるかと感じています。この状況は本質的にはベンダーロックインされている状況だと言えると思いますが、こういった状況はなるべく避けるための脱出口は予め用意しておく、用意できなくても考えておいて頂ければと思います。

さいごに

私はITコンサルを始めたばかりではありますが、

・ホームページって作って何が嬉しいの?
・広告をインターネットで出したいけどどうすればいいの?
・DX(デジタル化)って何?どうすればいいの?

などの疑問や不安を解消して、より良く・楽しく働ける環境を支援していきたいと思っています。そのための情報を発信していきますので、他の記事もぜひご覧いただけると嬉しいです。

コンサルを始めた想い・きっかけはこちら
https://note.com/samemura/n/nd74932c64ccc

IT化、デジタル化、DX、その他企業運営や経営に関してのご相談は下記ホームページよりお問い合わせください。ご相談は無料です。
不安やモヤモヤは人に話すだけでも、課題として整理され次にやるべきことが見えてきますので、ぜひ気兼ねなくご相談頂ければと思います。
これからの日本企業の運営・経営、労働環境を改善するために、お悩みを聞かせて頂くことが私への報酬として十分ですので、不要な業務契約などを勧めることはありません。




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Masaki Murano / 地方ITコンサル / Webエンジニア
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