27歳のわたしが着物教室に通うまで vol.2
前回はこちら↓
そんなこんなで、着物屋さんでのレッスン当日。
緊張もあり、わくわくもあり。
いつもは通り過ぎていたお店に足を踏み入れると同い年くらいの元気な店員さんが担当してくれました。
「それでは始めますね〜!」
初めはフレンドリーで話しやすそう!と思ったのも束の間。
徐々にわたしの中の不安がもくもくと大きくなっていました。
洋服の上から着付けする、いわゆる補正などの手順は省いた着付けレッスンだったんですが。
「あれ、違った!どうだったっけ〜。久々にやるから忘れちゃってるな〜!」
「えーと、次はなんだったかな〜」
...とまあ、1回、2回ならまだしも一工程ごとに着付マニュアルを確認する店員さん...
わたしは心配性ということもあり、前日に鬼のように復習するタイプの人間からしたら、なんて行き当たりばったりなの...!とちょっとびっくり。
そして、これは500円の有料レッスン。
安くても有料なんだよ〜...と思いつつ続行。
そのあとの衿合わせ、伊達締め、シワ取りなどなど見ていてほしい瞬間は全て放置されてしまい...!(なんで)
これだったらできているのかわからないな〜
マンツーマンなのにな〜、と思いながら。
約1時間のレッスンを終えて、着物の販売営業を受け...(徐々にタメ口になって距離を無理やり詰めてくるところも少し苦手だった...)
次のステップ(帯の結び方)のレッスンを勧められたけどゆる〜く断り。
帰ってからすぐ、本命の着物教室へ申し込んだのでした。
これならはやく本命に行っておけばよかった...!とその時は思っていましたが...
今となってはあの時の嫌な店員さんが
今後講師になったとき絶対嫌な気持ちにさせないように!
という反面教師となったのかも、
とポジティブに捉えてます。
今はその着物屋さんはなくなってしまいましたが姉妹店があるのでその方がいるかも、と思ってなかなか行けずじまいです。(小物がかわいいんだよな〜)
次はいよいよ着物教室第一回目を迎えます。