オススメの猫島3選
こんにちは。SNSを中断した代わりにサブスク中毒になった鮫サメ子です🦈🦈
ゴールデンウィークを利用して、宮城県石巻市にある猫好きにはたまらない聖地、田代島への小旅行を楽しんできました。これまで数々の猫島を巡ってきた経験を活かして、今回は私の独断と偏見で3つの猫島を5段階で評価してみたいと思います。それぞれの島が持つユニークな魅力を基準にして、訪れたすべての猫島をじっくりと振り返ります。
①佐柳島:オススメ度 ★★★★☆
佐柳島は香川県多度津町に属する小さな有人島で、瀬戸内海に位置しています。この島の面積は1.83平方キロメートル、人口は約60人弱とされています。島の主な産業は漁業と農業で、特に自家消費が中心です。
JR多度津駅から多度津港までは徒歩約20分です。港からはフェリーが出航し、片道の運賃は690円。猫が多いのは本浦港です。そして離島あるあるですが、船の数は限られてます。だから行く前は前もって時刻表を調べておくことが鉄則。
👇️船も中くらいの大きさ。揺れも少なく快適です。
佐柳島は猫がかなり多いです。そして人懐っこい!!
👇️とにかく堤防に猫がいます
島には宿泊施設もカフェ「ネコノシマホステル」もあります。猫に疲れたらぜひこちらへ👇️
こういう人にオススメ🐱
関西地方にお住まいの方で、じっくりと猫と触れ合いたい、島内を散策したいとお考えの方には、佐柳島がおすすめです。朝9時から14時までの間、たっぷり5時間を島内で過ごし、猫たちとのふれあいや、のんびりとした島歩きを楽しむことが可能です
良い点😸
ここにはちょっとしたカフェもあれば、夜まで島の魅力を堪能できる宿泊施設も整っています。何と言っても、島の猫たちは人懐っこくて、訪れる人々を優しく迎え入れてくれます。
うーん…な点😿
多度津港までのアクセスは徒歩かタクシーのみです。少し距離があるため、不便に感じる可能性があります
佐柳島にはその他、土葬の風習がまだ息づいているらしく、そういう民俗学的な興味をそそる場所でもあります。猫に疲れたらぜひ島内散策をしてくださいね。
②青島:オススメ度 ★★☆☆☆
青島(愛媛県)は、愛媛県大洲市に位置する小さな島で、面積は約0.49平方キロメートルです。人口はわずかに減少し続け、最近の報告では約5人が住んでいます。
青島へは伊予長浜駅を降りてすぐにある長浜港からフェリーで約35分です。片道の運賃は700円となっています。フェリーは1日に2回の往復しかないため、訪問の際は時間をしっかりと計画することが求められます。静かな島での時間を最大限に楽しむため、事前のスケジュール確認は必須です。
👇️船も小型で大型連休などはあっという間に満員になる可能性が高いです
👇️しかし青島には、驚くほど多くの猫が生息しています。個体数は佐柳島とほぼ同じくらいだと思いますが、青島の面積は非常に小さい。つまり猫口密度が半端じゃないです
👇️さらに、観光客が移動できる範囲は島内の一部に限られており、コーンで区切られています。そのため、島民と接触する機会はほとんどありません
そして島には商店はおろか自動販売機すらないため、訪れる際は食料や飲料水を持参する必要があります
こういう人にオススメ🐱
とにかく猫とのふれあいを求める方、猫ずくめの体験を望む方にぴったり。
良い点😸
港へのアクセスが非常に良く、猫がたくさんいるため、猫好きには最適です
うーん…な点😿
島は非常に狭く、移動できる範囲も限られています。加えて、商店やレストラン、宿泊施設などの施設が一切ないため、訪問者は時間を過ごす方法を事前に計画する必要があります。船も小さいため大型連休になると島へ行けない可能性もあります。
青島は観光客が増えても地元経済に直接的な利益がないため、観光客のマナーが問題視されれば将来的に島民が観光を制限する可能性もゼロでは無いと思います。さらに、島にはわずか5人しか住んでおらず、高齢化が進む中で将来的に無人島になる可能性も高いです。
③田代島:オススメ度★★★★★
田代島(たしろじま)は、宮城県石巻市に属する小さな島で面積は約3.14平方キロメートルで、人口減少が進んでおり、現在の住民数は約80人ほど。恐らく日本で一番有名な「猫の島」ではないでしょうか。テレビでよく取り上げられています
JR石巻駅から徒歩15分くらい中央に行くか、もしくはバスで移動し門脇に行くか選択肢が多いです。たしか中央には駐車場が無いみたいです。詳しくは公式サイトなどご確認ください。
片道40分ちょっと。運賃は1250円と少し高め。
便数も多い👇️
👇️ゴールデンウィークに行ったため、9時の便に30分前に到着したのに満員で乗れなかったです。仕方なく12時30分の便まで港で時間を潰すことに・・・
👇️船も大きい!200人くらいは乗れます。さらにもう一隻臨時便として出てました
田代島は猫島として経済的にも成功を収めており、人と猫の共存が可能なモデルケースと言えるかもしれません。しかも、島内には食堂や宿泊施設がちょこちょこと点在しており、観光客向けのお土産屋もありますから、訪れた人々にとっても楽しい時間が約束されています
👇️観光地に見るような顔をいれるパネルも
👇️猫神社もあるよ
👇️食堂&お土産屋「島のえき」
👇️大衆食堂「田代食堂」
猫の数は今までの猫島と違って少ないです。数百メートル歩いて一匹出会うそんな感じです。
👇️田代島で猫が少ない理由の一つとして、餌付けが一切禁止されており、ネコジャラシすら持ち込むことができません。そのため、猫は餌を求めて人に近づくことが少なく、島内に点在しています。
さらに今までの猫島よりも面積が大きいというのも理由でしょう。
中には非常に警戒心の強い猫もいるので、その点には注意が必要です。ただし、人懐っこい猫が多いので安心してください。
👇️この子猫はちょっと近づくだけで逃げます。なので一眼レフのズーム撮影。それすら警戒してました。
こういう人にオススメ🐱
猫だけでなく離島も好きな人
良い点😸
島へのアクセスも非常に良く、島内には飲食店や宿泊施設などが充実しており、猫以外にも楽しめるスポットがたくさんあります。
うーん…な点😿
猫の数はやや少ないです。餌付けは禁止されているため、猫を近づけることはできません。また、フェリーの運賃は少々高めです。島内は傾斜が多いので歩くと結構体力を使います
田代島は観光地としての発展が顕著で、佐柳島や青島も同様の取り組みを行えば良いと思いました。ただし、青島の場合は人口の面で実現が困難かもしれませんが、可能性はゼロでは無いですよね。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。佐柳島、青島、田代島はそれぞれ異なる魅力がありますね。私は他にも真鍋島や琵琶湖の沖島にも訪れましたが、そこでは猫に出会うことはありませんでした。これらの島では、猫の数が増えすぎた結果、避妊手術を含む対策が取られ、時間が経つにつれて猫の数は減少していったようです。猫の数が増加することが、島民にとって必ずしもメリットになるとは限らないのかもしれません。
では、今日はこのへんで。またお会いしましょう
それでは皆様、シャークと共にあれ(May the Shark be with you🦈)