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苗名滝訪問記
こんにちは。最近、電車旅行の魅力にハマりだした鮫サメ子です。
今回も、例によって旅行記を綴らせていただきます。
まず12日の「高田世界館」、11日の「いいやま灯篭まつり」、そして12日に「苗名滝」...。まるでパルプ・フィクションのような時系列で、私の脳内も混沌としています。でも、人生なんてそんなもの。順序よく並んでいたら、つまらないじゃありませんか。
そんなわけで、今宵の主役は苗名滝。
苗名滝:55メートルの大迫力!
苗名滝(なえなたき)は、新潟県妙高市と長野県の県境に位置する美しい滝で、関川にかかる滝です。落差は55メートルあり、その迫力と水音から「地震滝」とも呼ばれています 。苗名滝は「日本の滝百選」に選ばれており、新潟と長野の双方からアクセス可能です。
さて、12日の朝。北飯山駅から乗り継いで、ついに妙高高原駅に到着!実は人生初新潟なんです。
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ここからバスを乗り継いで、苗名滝バス停まで行くわけですが、時間が結構余っていたので、駅前を少し散歩することに。普段の私からは想像もできない贅沢な時間です。
そして、歩くこと数分…ある民家のとなりに.
..何と!お猿さんが!
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動物園や猿園では見たことありますが、野生の猿は初めて。猿園の猿はすごく人懐っこいですが、野生は別。おそらく30メートル近くは離れているのに、カメラを向けるだけですぐに逃げてしまいます。人間社会に慣れていない証拠ですね。
さて、バスに乗って苗名滝バス停に到着!
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👆️ここは、苗名滝駐車場。ここから約15分の道のりです!
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👆️救急車まである。やっぱりここで怪我すると大変だから常駐してるのでしょうか?安全第一が基本ですね。
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👆️かなり揺れます!高所恐怖症の人はご注意を。私も少しビビりましたが、「人生は揺れるもの」と自分に言い聞かせて渡りました
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👆️当然ですが、かなり足元はきつく、ヒールで来るなんてダメですよ(笑)ここは、「ヒール脱ぎ捨ててナチュラルに生きよう」というメッセージかもしれません。
実はこのあたりで脚をくじいた方がいたようで、救急隊員におんぶされてる女性とすれ違いました。そうか!あの救急車はこのためか!なるほど、自然は美しいけど油断大敵ですね。私も気をつけないと...。
そしてしばらく歩くと…
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おお!あった!結構迫力があります。55メートルの落差、確かに想像以上です。
実はですね。この場所は少し遠いんです。「えっ、これでも遠いの?」って思いましたが、なんとさらに近づける場所があるんですよ。私は「近づける」と聞いた瞬間、ワクワクが止まらなくなりました。
でも、冒険心に火がついた私は、そこまで歩いていくことにしました。
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👆️かなり道が険しくなってきました(汗)手をつかないと無理なほどに
えっ、ちょっと待って。これ、本当に行けるの?ですが、ここまで来たら引き返すわけにはいきません。
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👆️道に大木が倒れて塞いでいます。でも、これも乗り越えなきゃ!
心臓が破裂しそうなくらい動悸がしました。でも、ここまで来たら引き返せません。意を決して、その大木に挑戦です。スカートだったら絶対無理でしたね。幸い、今日はパンツスタイル。
そして10分ほど歩くと…
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👆️あったどー!
つい、よゐこの濱口のセリフを口ずさむほどテンション上がりました。
目の前に広がる景色に、思わず息を呑みました。さっきまでの苦労が嘘のように、目の前には壮大な滝の姿が。水しぶきが顔にかかって、メイクが落ちちゃいそう。でも、今はそんなことも気にならないくらい圧巻の眺めです。
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55メートルの落差を、こんなに間近で見られるなんて。自然ってスゴイ。人間ってちっぽけ。なんて、急に哲学的になっちゃいました。
さて、この絶景をしっかり目に焼き付けたところで、帰り道。...え?帰り道も同じ道なの?あの大木、また越えるの?
気分がブルーになりつつ、来た道を引き返します。今度は下り坂。滑らないように慎重に...。
そして歩くこと20分ほど…
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👆️ようやく駐車場に戻ってきました!ふう、なんとか生還できました。まるで小さな冒険を終えたような気分です。足はガクガク、服はちょっと泥んこ。でも、心は満たされています
さて、この壮大な冒険の後は、当然お腹が空きます。地元の美味しいものを食べたい!そう思った矢先...
時計を見てびっくり。バスの時間が迫っているじゃありませんか。そうか、滝に魅入られている間に、こんなに時間が経っていたなんて。
食事か、バスか...。人生の岐路に立たされる瞬間です。でも、ここで食事を選んでバスに乗り遅れたら、この旅行記は「苗名滝永住記」になってしまいます。
仕方ない、今回は断腸の思いで食事を諦め、急いでバス停まで向かいました。あぁ、地元の美味しいものよ...また来るからね...(遠い目)
まとめ
さて、いかがでしたか?
予想外の猿との遭遇に始まり、55メートルの大迫力滝との対面、そして思わぬ障害物との格闘まで。
自然の驚異を体感し、自分の限界に挑戦し、最後はバスの時間に追われるという、なんとも人間味あふれる結末。
でも、こんな冒険、たまにはいいものですよ。皆さんも是非、ちょっと無謀で、でもワクワクするような旅を体験してみてください。
それでは皆様、シャークと共にあれ(May the Shark be with you…🦈🦈)