強くはなく 儚い僕たち
懐かしい曲がTVから聴こえてくる。
だけど 飛び魚のアーチをくぐって
宝島が見えるころ 何も失わずに
同じでいられると思う?
学生時代、いっぱしの恋をした。
そして若さを言い訳に わがままばかりで 喧嘩ばかりしていた。
友だちには呆れられながら 喧嘩をしては仲直り
あるときも些細なことで喧嘩をした。
もう今じゃ何が原因だったかも思い出せないくらい
冷却期間で数日~数週間 連絡を取らずにいた
僕にとっては「いつもの」喧嘩でも
相手にとってみたら「決定的な」喧嘩だった
いつものように ほとぼりが冷めたと思い連絡すると
「もう会えない」
彼女には新しく支えてくれる人ができていた
きっと 飛び魚のアーチをくぐって
宝島に着いた頃 あなたのお姫様は
誰かと腰を振っているわ
彼女は僕の所有物ではないし
彼女の人生を謳歌するものだし
浮気されたわけでも 寝取られたわけでもないけど
この曲を聴くと ものすごく胸が締め付けられる思いがする。
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