ギター初心者の大人が最速で上達する方法(エアギターで足踏みしよう 編)

新品のギターを買って希望に燃えている。クローゼットから久しぶりにギターを取り出し「今度こそ」と思っている。そんな大人のあなたのために、ギターが最速で上達し、一生楽しく続けるためのヒントを紹介していきます。

大人には、いろいろな意味で時間がありません。硬い身体で練習すれば怪我もします。「とりあえず主要コードの押さえ方を覚えて慣れよう。。。」の前に、ほんの少し立ち止まって最速で上達するための方法を考えませんか。きっとあなたのギターライフを明るいものにするために。

今回お伝えしたいのは、あなたにピッタリの構えを探すこと。

構えはとても重要です。ちょっと変えるだけで、Fコードが弾けたり、音がよく響いたり、上達が早くなったりします。

でもネットには、構えのことはあまり書いてありません。

ギターを構えるとき、絶対にやってはいけないのが「ギターに身体を合わせること」。大切なのは「あなたの身体にギターを合わせること」。あなたは主人。ギターあなたの命令にしたがって身体にフィットするパートナーです。

あなたの身体にギターを合わせ、あなたにピッタリの構えをするための方法が「エアギターで足踏みしよう」です。激しい音楽に合わせて、プレイヤーが躍動する「エアギター」を応用しています。

椅子に座って弾く場合を想定してお話しします。

最初は立って、リアルに「エアギター」をやります。歩きながら、右手と左手を動かし、「自分が気持ちよく弾ける姿勢」を探します。次に「これは弾きにくい、不快な姿勢、緊張を感じる姿勢」をとります(肘を深く曲げる、手首を曲げる。右肩を耳につくほどあげる、思いっきり猫背になる。。。)。最後にもう一度「自分が気持ちよいと思う姿勢」に戻り、エアで弾き続けながら椅子に座ります。

椅子に座っても、両足を交互に動かしながらエアで弾き続け(3秒間)、「この辺が気持ちがいい構えだ」というところで止めます。この姿勢のまま、ギターを弾く身体の感覚を想像します(2秒間)。

いよいよリアルギターの登場です。先ほどの気持ちがいい姿勢をとり、ギターを差し込みます。足踏みをしてわずかに身体を左右に揺らし、微修正します。気持ちよく弾ける姿勢になるまで。

こうして構えると、何も考えずにギターを腿の上に置いて、身体を合わせた場合と感覚が全く違います。上手く弾けます。上達も早くなります。怪我のリスクも減ります。

でもあなたにピッタリの構えは、あなたしか分かりません。この「エアギターで足踏み」で探してみませんか。

(文章では伝えきれないので、後で動画をアップします。)

次回も、ギター初心者の大人が最速で上達するためのヒントを紹介していこうと思います。



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