ビニールハウスでモニタリングに使用するSIMカード 低速放題2024年11月編
以前の記事でモニタリングに使用するSIMに関しておすすめを出していましたが、そこまで突っ込んで調べていなかったので少し調べてみました。
必要な通信速度はモニタリング(見守りカメラは除く)の通信量だけを考えた場合とします。
実際の必要な速度を計算
デバイス数が5台の場合
1日あたりの通信量: 159kB × 5 × 24 = 19080kB
1秒あたりの通信量: 19080kB ÷ 86400秒 = 0.221kB/s
必要な通信速度: 0.221kB/s × 8 = 1.768kbps
デバイス数が10台の場合
1日あたりの通信量: 159kB × 10 × 24 = 38160kB
1秒あたりの通信量: 38160kB ÷ 86400秒 = 0.442kB/s
必要な通信速度: 0.442kB/s × 8 = 3.536kbps
【結論】
32kbpsのSIMでもデバイス数5台および10台の運用に十分対応可能です。
格安SIM比較表(12か月・24か月の総コスト)
以下の表は、低速使い放題の格安SIMの12か月および24か月利用時の総コストをまとめたものです。さらに、ポイントバックを考慮した場合の実質コストも記載しています。
1. 12か月利用時の最安プラン
ポイントバックを考慮しない場合
最安値: ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天)
総コスト:3,936円
【特徴】初期費用が無料で、低速通信(200kbps)が無制限利用可能。
次点: mineo マイそくスーパーライト
総コスト:6,740円
【特徴】月額250円と非常に安価。ただし通信速度は最大32kbpsと遅め。
ポイントバックを考慮する場合
最安値: irumo 0.5GBオンライン契約
総コスト:6,600円 - 10,000円ポイントバック = 実質 -3,400円
【特徴】ドコモ回線で安定性が高く、実質無料どころかお得に利用可能。
次点: ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天)
総コスト:3,936円(ポイントバックなし)
2. 24か月利用時の最安プラン
ポイントバックを考慮しない場合
最安値: ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天)
総コスト:7,872円
次点: mineo マイそくスーパーライト
総コスト:9,740円
ポイントバックを考慮する場合
最安値: irumo 0.5GBオンライン契約
総コスト:13,200円 - 10,000円ポイントバック = 実質 3,200円
次点: ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天)
総コスト:7,872円(ポイントバックなし)
3. 格安SIMを選ぶ際の注意点
利用エリアの確認
特にハウスや農地、郊外で利用する場合、楽天回線(ロケットモバイル)はエリアが限られることがあるため注意。
ドコモ回線(irumo、日本通信SIMなど)は全国的に安定しているので安心。
通信速度の確認
低速通信プランは、メールや軽いSNS程度の利用には十分ですが、動画や画像送信には不向き。
最大速度(128kbpsや200kbps)と用途をよく確認しましょう。
キャンペーン適用条件の確認
irumoの10,000ポイントバックはオンライン契約限定や条件があるため、事前に詳細を確認してください。
結論:短期・長期の利用で選ぶ最適なプラン
12か月利用
最安値(ポイントバックなし): ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天) → 3,936円
最安値(ポイントバックあり): irumo → 実質 -3,400円
24か月利用
最安値(ポイントバックなし): ロケットモバイル 神プランキャンペーン(楽天) → 7,872円
最安値(ポイントバックあり): irumo → 実質 3,200円
見守りカメラを使ったり、普通のWi-Fiとして使用するならまた話が変わってきますので、用途に合わせてSIMを選択してください。