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【短編小説】帰り道で私が考えた、彼女との未来

「わーい!授業終わった!」
「今日はもう終わりね。」
「え?早くない?」
「そうかなぁ……いつも通りだよ。」
「うそ!?だってまだ4時じゃん!」
「うん、そうだよ。」
「おかしいなぁ……。あ、もしかしてあれか!今日からテスト期間だから!」
「違うけど……」
「じゃあなんでこんなに早いのさ!」
「……それは秘密です。」
「えぇ~ケチだなぁ……」
「まあまあ、とりあえず帰ろっか。」
「それもそうだね!帰ろう!」
そうして私達は学校を後にした。帰り道の途中、ふと私はあることを思い出した。
そしてそれをそのまま口に出す。
その言葉を聞いた彼女は少し顔を赤く染めたように見えた。
そんな彼女を見て私もつられて恥ずかしくなってしまった。
でも仕方がない。これは本心なのだから。
これからもずっと一緒に居たいと思ったんだもの。
きっとこれからも楽しいことばかりじゃないと思う。
だけど二人でなら乗り越えられる気がする。
この気持ちが本物なのかはまだ分からないけれど、今はただ純粋に彼女と一緒の時間を過ごしたいと思っている。
私は彼女の手を取りながら思った。
―――いつか彼女が本当の意味で私の隣に立ってくれる日が来るといいな、と。

あとがき

本文は「AIのべりすと」で作成、挿絵は「Stable Diffusion」の「ACertainThing」で作成しています。

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