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人生のstageUP
ご無沙汰な記録。
なんとなく見る専になってしまって、色々ことが落ち着いたら投稿しようと思っていた日々だったが、、
なかなかバタバタしてゆっくり投稿できず。
いつの間にか1年経過していたことに心底驚き。
婚活はというと、昨年2023年の8月に結婚相談所で出会った男性と仮交際→真剣交際→成婚退会を無事終えていた。
相談所は特殊環境なので、ルールに沿って次々とstageupしていかなきゃいけないこともあり、流れで退会はしたものの、最初は不安でいっぱいだった。
この人でこの先いいのかな・・なんていうありきたりな浅はかな不安はもちろん、過去に長く付き合った彼と婚約破棄したトラウマがいまだに根底にこびりついているのか、ダメになることばかり予想していた。
色々なご縁のなかで、彼と二人で一緒に進んでいったものの、まだ信頼が薄い関係であったが、この人と一緒に夫婦になると決める、という決断をした。
ごちゃごちゃ考えず、決めたのだから、あとは努力をしようと決断をした。
決断することを決めたのだ。
彼とは色々なことがあった・・・(彼の特殊なコミュニケーションについては機会があればまた投稿しようとおもう)
お互いの両親の挨拶、兄弟姉妹への挨拶、両家顔合わせ、親戚への挨拶・・・一歩一歩前にすすんできた。
彼はあまり恋愛経験がなく、彼女も9年ぶり?のようで。
飾らない(ダサい)、まっすぐで誠実(経験が少なく女性への気遣い0)というところに惹かれたこともあり、当初は鬼クソダサすぎ君だった洋服コーディネートも、一緒に買い物に行き徐々に変わってくれて、着るものでこんなに人間はかわるものかとびっくりした。
彼女をおしゃれにエスコート、先読みして気遣いして優しい言葉をかけてくれる、なんてものはあるわけもなく、ザ、もてないメンズ、という感じは否めないが、ちゃらちゃらした男に魅力を感じなくなった今、そんな彼を好きになったのは間違いない。
初めて夜を共にしたとき、SEXの下手さ具合にびっくりしたのを覚えている。緊張でがちがちになっていて、前戯も慣れてなくて違和感しかなく、挿入までもノンスムーズ、勃起は問題ないのだが、腰のピストン運動が全然なってなく、おや・・・と思っていると、全然いかなくて、こっちが乾いてきたころにヘナヘナとなえてしまう。「緊張していたから」とのことだったが、その後トライしても、挿入後、時間がかかってしまい、遅漏の最強バージョン、要するに「膣内射精障害」だった。
今まで早漏の人とばかりSEXをしていたせいで、その現象を知った時も衝撃だったが、現在アダルトな映像が手軽に手に入る今、長い間、自慰行為ばかりで絶頂を迎えている男性は、過激な日本のAV+自分のgrip圧でしか刺激を感じなくなり、女性の膣内の圧ではいけなくなってしまっているという現実だ。
泌尿器科医師の友人に聞いても、最近は若い男性でも多くなっているとのこと。自慰行為のやり方に問題があるのが原因のようだが、そういう自分も若くないし、自分の膣の緩さが原因なのかなど悩んだこともある。
膣トレがブームの今、早期からそれを取り入れていたこともあり、緩くないと信じ込んでいたが、実際は膣圧が緩いのかもと、なんともいえない気持ちになり、他の男性と試してみようか、なんてよからぬ考えが浮かぶほど。SEXは夫婦関係に大事と思っていたが、早くもその希望が打ち砕かれた。
彼なりに努力をしてくれ、お薬を飲んでみたり、膣内射精障害改善グッズと呼ばれるものを購入したりと、色々トライしてみたものの、気持ちよくないsexに対する願望もこちらもなくなってしまい、早くもセックスレスになっている。
私は子供が欲しいので、sexの練習を頑張っている彼をずっと待つわけにもいかず、傷つけないように気を使いながら、お互い若くないのでという話から、不妊治療を行っていくことを提案し、ようやくそこまですすむことができた。
結婚に対して覚悟を決めた今、夫婦でsexを楽しむことはあきらめざるを得ないが、「不妊治療」に対する知識がほぼなかった彼にプレッシャーを与え過ぎずに自然と治療を一緒に頑張る気になってくれたきっかけにはなったとおもう(自分は高齢出産の難しさをわかっているため、すぐにでも始めたかったが、当初彼は腰が重かった)
38歳なので、病院ではすぐに体外受精を勧められると思いこんでいたが、一度も膣の中に射精をしたことがない現実を婦人科でも正直に話したところ、仕事しながらのスケジュール管理の困難さも加味していただき、一度人工授精を行ってみましょうということになった。
すぐにでも確率の高い体外受精へstepupをしたかったが、プロの意見に従い、一度人工授精へ。
過去15年間で、不規則な勤務で睡眠時間が3-4時間な日々が当たり前だった時期、生理が止まってしまっても、生理がなくてラッキーとしか思っていなかった無知なバリキャリ時代。今思い出すと、苦い笑い話ではあるが、周りのみんなが合コン、恋愛、結婚、妊娠をしている真っ盛りに日々休みもなく仕事に人生を費やしてきたあの日々に、後悔はない。
予想をはるかに上回る低AMH値と、頻発月経、生理不順の自分は、38歳という年齢で、無事赤ちゃんが授かれるかは正直分からない。
最近はTVでも不妊治療は話題だが、不妊治療の方々のnoteやyoutube、見れば見るほど、みなさんが壮絶な毎日を過ごしていたことがわかる。
授かりものだから、ご縁が無ければ二人で過ごそう、そう決めて二人で話してはいるものの、本当にそうだったとき、どこで終止符をうつのか・・・
悪いことばかり考えてしまう。
不妊治療も始まったばかり。今まであまりこちらの感情に寄り添うようなことをしなかった彼が、「実際に女性に明らかな身体的負担、時間拘束がある」と目に見えると、色々と気遣ってくれたり、明らかな変化がある。
少しずつ、信頼関係が築かれていくのがわかる。
所詮、赤の他人同士、時間がたっても、夫婦は元他人なのだ。
お互いを気遣うことを忘れてはいけないと、肝に銘じながら、手探りで結婚生活をはじめている。
結婚は奥深い。まだ結婚のスタートラインにたっただけの今で思うそれは、きっと、今思っている1億倍、もっと奥深いのだろうと思う。
婚活記録で始めたnoteが思いっきり進んでいまに至る。
婚活の次は妊活。
やれるだけやる、これからたくさんの辛いことが待っていることがわかっている、終わりがいつかわからない道を歩き始めるのは怖いけど、
夫婦の絆が深まるチャンス(逆もあるが)と思うと、少しワクワクする。
結婚、すると決めたのは自分。彼を選んだのも自分。
妊活も、自分で決めたのだ。
がんばろ。自分のために。そう思えた2024年最後の月。
いつか見返したときに、自分を自分で鼓舞できるように、備忘録。