夏の深夜のせい

ああなぜこんなにも涙がでるんだ。


涙は無情にも息を殺しながら
頬を伝っていく
鼻を啜りながら声を殺しながら。

寂しい
いまだにホームシックから抜け出せない
いつおわりはくるの？
寂しい
怖い
不安

帰省は2週間に1回と言われるのが
とてつもなく悲しかった
苦しかった
やってけるのか自分
ふとよぎりたくない思考が。2文字が頭をよぎった


'’別れ’‘


これは生理中のいつものあれなのか
あの感情がでてるだけなのか。
大丈夫だ、私には味方がいる
応援してくれる家族がいる
自然に身を任せるだけ。

ただひとついえるのな
この隣にいる彼が私にとって守りたい人
大好きな人であること。
余計なことは考えない

長いようで短い夏が終わろうとしている
せみの鳴き声をあまり聞かなくなった
そんな8月後半の深夜

この感情も大切にしていこう。
これはきっと深夜の悪戯