DESTINATION2024 感想
ご無沙汰しております。
プロレスリング・ノア日本武道館 DESTINATION2024を観終わって思う所を久々に書いてみようと思います。
いつもの事ですが、完全に独断と偏見ですw
第1試合
3WAYタッグマッチ
ニンジャマック&宮脇vsアレハンドロ&クリストバルvs大原はじめ&スペルクレイジー
勝者 アレハ&クリストバル
ニンジャの相変わらずのハイスペックさと純太の奮起、大原のテクニックとクレイジーの盛り上げ上手さが目立つ。
問題は勝者組。
アレハは動き回って試合を動かしてたけど、相変わらずクリストバルは何一つとして動きも技術も驚きが無い。
中の人予想が1番多かった藤村くんで無い事が明らかになった今、自分が予想してるあの選手なら動けないのも仕方無いかとは思うが…
何よりも勝者組が強かったとか勝った事に納得が行ったとは全く思わないのが問題かと。
このコンビにタイトルマッチまで行かせるのは無理があるなあ…
第2試合
杉浦貴&藤田和之&谷口周平vsマサ北宮&征矢学&稲葉大樹
勝者 北宮組
正直1番楽しみだった試合。
征矢の身体の仕上がりが圧倒的。
元々ある説得力を更に上の次元に持って行ける選手だし、その横に北宮と稲葉がいるのが自分的に推せるんだけど、征矢が良過ぎて他の2人が埋もれないか心配。
杉浦&藤田は凄味を魅せると言う役割。
谷口が一線から引かなきゃいけないのが残念ではあるが、素晴らしい試合だった。
稲葉のN-1漏れ&負傷は残念極まりない。
第3試合
近藤修司&Eita&AKIRAvs小川良成&大岩陵平&大和田侑
勝者 近藤組
メンツ的に大和田が負けるのは想定通りだが、AKIRAのコンディションの良さと近藤Eitaの安定感、小川の職人芸と大岩大和田の魅せ場がしっかりあって良い試合。
特に最近Eitaの充実ぶりが目立つ。
近藤EitaのJrタッグは長期政権になって欲しい。
第4試合
拳王vs永田裕志
勝者 拳王
自分的に1番否定的な試合だったが、思った以上にスイング。
永田のコンディションはもう戻らないだろうから、誰とでも試合を成立させられる拳王が適役だったのか。
PFSで決まっても良かったけど、炎輪まで出したのは小島聡と同等の扱いと言う印象を強調する為かなと。
第5試合
GLG FINAL
ジェイクリー&YO-HEI&タダスケvsジャックモリス&アンソニーグリーン&LJクリアリー
勝者 ジェイク組
試合前からモリスの動きに注目が集まる中、ジェイクにガンガン仕掛けるモリスは良し。
各々得意技を出すクライマックスからジェイクの強さを強調してのフィニッシュ。
試合後の外道登場〜WDにジェイク勧誘〜制裁しようとしたモリスにチョークスラムの流れは賛否あるが、個人的には必要無かった気がするし、NOAHのリングに新日本のストーリーを持ち込まないで欲しい。
ここからストーリー繋げなくていいし、全く意外性も無くて面白くも無いので新日本とは今後絡まなくていいとすら思う。
タダスケ&YO-HEIには居心地の良いユニットだっただろうけど、この2人ならユニット関係無くコンビで活躍出来ると思う。
ジェイクは新日本に上がれるならフィンレーの手下でも良かったのかと言う部分は残念。
新日本の舵は取らせて貰えないもんね。
第6試合
世界ヘビー級選手権試合
齋藤彰俊vs潮崎豪
勝者 潮崎
ゴツい試合。
流れ重視の試合では無く一撃の重みと説得力で、お互いの頑丈さを競う様な、正にNOAHらしい試合。
彰俊の引退は寂しいが、あれから15年経って彰俊の肩の荷を降ろす事がようやく出来たと思うと感慨深い。
第7試合
GHCナショナル選手権試合
HAYATAvs佐々木憂流迦
勝者 憂流迦
憂流迦の極めとHAYATAの返しが絶妙な、プロレスの醍醐味を凝縮させた様な試合。
HAYATAは本当に小川良成の最高傑作と言っても過言では無いと思う。
唐突なフィニッシュも、今後の憂流迦がどんな防衛戦をするのか楽しみ。
元々ナショナル王座は船木が持ってたり藤田が持ってたりと、GHCヘビーとは毛色の違う闘いもあっていいと思ってるので、このベルトをドンドン憂流迦色に染めて行けばいいと思う。
第8試合
GHCジュニアヘビー級選手権試合
ダガvsAMAKUSA
勝者 AMAKUSA
ダガが強さと上手さで圧倒。
一方的な展開で何度もダガ防衛を確信するも、AMAKUSAが粘りに粘って大逆転。
素晴らしい試合だったけど、身体を酷使する闘い方をするAMAKUSAの防衛ロードとダガの今後(離脱含め)が心配。
第9試合
LUCHA LIBRE
スペシャルタッグマッチ
イホデドクトルワグナーJr&ガレノデルマルvsドラゴンベイン&アルファウルフ
勝者 ワグナー組
ロスゴルペアドーレスのコンビネーションの凄さとワグナーブラザーズの個々の強さのぶつかり合い。
ロスゴル2人の個々の強さも感じられて、N-1参戦が俄然楽しみに。
ガレノのデカさが反則級。
ワグナーは大安定。
超絶ルチャは言葉で説明不能。
第10試合
ダブルメインイベント1
丸藤正道vsAJスタイルズ
勝者 AJ
AJをNOAHの土俵に乗せた名勝負クラスの試合。
技の博覧会では無くお互いの説得力とプロレス頭のぶつけ合いなのが素晴らしかった。
勝敗は誰もが予想出来たけど、そんな事は関係無くWWEとの交流第一歩と考えると、これ以上無い試合だったなと実感。
N-1に参戦が決まったNXT勢2人にも期待。
第11試合
ダブルメインイベント2
GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗vsYOICHI
勝者 清宮
今までで1番清宮の「強さ」を感じた試合かも。
YOICHIがパワーと勢いで圧倒しながらも、一歩も引かない清宮の凄味。
YOICHIが相手だからこそ開けた清宮の引出し。
YOICHIが相手だからこそ魅せた硬い攻め。
どれだけYOICHIが攻めていても、清宮が常に一歩上にいると言う印象を最後まで拭えなかった。
NOAH新世代の名勝負第1戦としては文句無しのメインイベント。
YOICHIのN-1からの巻き返しに期待…と思ったらまさかの稲村回帰。
名前なんて何でもいいから止まらないで突き進んで欲しい。
長くなりましたが、今のNOAHの良さが全部詰まった本当に素晴らしい大会でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙇♂️
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