自己対話から導き出されたもの
眠れない夜を過ごし、とことん自分と対話を続けた夜。
明け方近くになって、夢の中だったのか起きていたのかその狭間の中で、私の中で決まったことがありました。
「もう全部引き受けよう。
起こることは起こってしまったらいい。
何があっても大丈夫。私に必要なことしか起こらないから。
手術をしようが私であることは変わらない。
手術をしても、前以上にパワフルな私であればいいんだ。
怖がっててもいい。
怖いだけだから。
でも、今、この瞬間は、まだ何も起こってない。
今はまだ手術は受けていない。
今を受け入れよう。今にいよう。
今の私と一緒にいよう」
こんな対話をしていました。
そうしたらふと、気持ちが楽になりました。
そして、ふと、思い出したことがあったんです。
私の事情を知った方から、新たながんにアプローチできる温熱療法があり、その方へ繋げてくださったメールが来てたことを。
残念な結果を聞いた直後にメールが来てたので、読むのは読んだのですが、お返事も出来ず、そのままにしてたメールでした。
慌てて布団から出て、メールをまず読み直し、お返事をした後、その教えてくださった方に電話をしました。そうしたら、「すぐにでも来て受けて!」って言ってくださり、手術の5日前に予約を入れてもらうことができました。
予約の前日頃、ふと、お昼ご飯を食べている時に自分の内側からの声のようなもの?が聞こえてきました。
「もうがんじゃないよ」って。
一瞬、びっくりしたのですが、紛れもなく身体から響いてきたような声がしたのです。
そして予約した日、その温熱療法を施してもらったのですが、
「この反応はがんじゃないよ。がんだったらもっと分かりやす反応があるし、あなたの身体は明かにがんがある身体じゃない。本当に手術をするの?もう一度検査し直すことを勧めるわ。私もがんだったから、良くわかるの。決してあなたの反応はがんじゃないよ」
そう言ってくださったのです。
その後、また不思議なご縁があったのですが、最終的に、手術の3日前に施療家さんに見てもらう予約を入れていたので、そこで決断することにしました。