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JMoF初参加者の超絶激重長文「JMoF2025感想レポート」

(header撮影者:Bobさん)

日本最大級のケモノコンベンションイベントJMoF(Japan Meeting of Furries)

「JMoF2025エブリシング・エブリウェア・オール・アット・JMoF」

行ってきました。JMoF初参加です。そして無事帰ってきたのでレポート書きます。

熱量に当てられて、この記事は本当に長くなりました。
1万字超えのボリュームです。誰が読むねん
一週間書き続けても書き終わらず、
書き終わる気がしない絶望感すら感じるほどに書き殴りました。

予め言っておくと、こんなキャラと交流しました!みたいな記事では無いです。
初参加の自分が感じた事をつらつらと書き綴った
自分語りです。誰が読むねん

純粋なイベントレポートを期待されている方は目次から
・JMoF2日目(11日土曜)に飛んで読んで頂くと
良い感じに読めると思います。



・ぼくとJMoF

長い間、ぼくとケモノ界隈の接点は関西けもケットのみで、
他の着ぐるみイベントなど、名前は聞いたことがあれど
どう参加すればいいかも解らず
買い込んだ同人誌を読み耽るのがぼくのケモノライフでした。

JMoFも当然ながら存在は知っていましたが、
参加する事さえ困難な、何だか物凄いイベントと言う認識でした。

そしていざ着ぐるみを着るようになった現在
色々なイベントに参加するようになりましたが
いよいよJMoFというコンベンションイベントは大きくなりすぎて

毎年のホテル争奪戦は本当に戦争のようで
ぼくにとってのJMoFは、高嶺の花のような存在になっていました。

他にも、とにかく様々な争奪戦を勝ち抜いて
ようやく着ぐるみ参加出来るようなイベントだと認識していました。
(勝ち取れなくても車で着替えての参加も出来るらしいですし、実際は一般参加のハードルはとても低いらしいのですが)

更衣室が取れたら行くかという周り人達の雰囲気に習い
何も考えずに更衣室争奪戦に参加しました

その結果、自分だけが更衣室のチケットを掴んでしまいました。
周りでJMoF参加を諦める人達を横目に一人で行く事が決まりました。

この時は、本当に申し訳け無い気持ちになりました。
ぼくなんかが大事な席を奪ってしまっていいのだろうかと
ただ、そんな気持ちを吐き出しても荒れるだけですし
一人で悩んだ結果。

行くと決めたらなら行くしかない!覚悟を決めて
参加登録を済ませたのを覚えています。

恥ずかしながら生まれて初めて自分で旅行の準備をしました。
ホテルの予約も、交通関係のチケットも、初めて自分で予約しました
(帰りの特急券だけは同伴者を見つけてお願いしちゃいましたが)

こうして、JMoFという高嶺の花のような
コンベンションイベントに参加する事が決まったのです。


・前日までのトラベルブルー

旅行前日に旅行に行きたくなくなる現象の事をトラベルブルーと言うらしいです。

今回は参加する1週間前から強いトラベルブルーに悩まされました。
一人での参加、初めて行く土地、準備中に新調したスーツケースがいきなり破損など、不安要素が枚挙にいとまがなく

本気で行きたくないと喚いていました

そう、いつもの事だから、始まれば楽しいからと
自分に言い聞かせ、なるべく旅行の準備からは目を逸らしつつ

必死で耐えました。トラベルブルーの原因は不安要素に対する
生理現象らしいのですが、今回は本当にキツかったです。


・今回の題材となった映画を観ました


ストーリーの細かい設定などはさっぱり解らなかったですが
雰囲気で大筋を察すればいいのかなと思いました
カオスなアクション映画です。

一行で語るなら、多次元規模での壮大な親子喧嘩の映画です。

多次元宇宙(マルチバース)を描いているだけあって、
とにかくその映像表現には圧倒されました。
発想がとにかく凄い。どこをどうすれば
こんな発想の映画が作れるのか

凡人には理解の及ばない映画でした。

これは結果論ですが、
JMoFに行くなら題材となる映画は観ておいた方が良いです。
小ネタに対する理解度が全然違ってくるので
より深くイベントを楽しめます。

今回はコンブックの注意事項で頭にベーグルが乗っていたり
そこら中で目玉シールを見かけたのですが
映画を見ていなかった何の事か解らなかったと思います。


・JMoF開催前日(1月9日木曜)

結局映画を観たあと、全力で準備しました。
色々逃避した結果、本当に直前までなんの準備もしていませんでした。
映画を観て夜中からようやく準備を初めて

一段落したらnoteを書いて
相変わらずメンタル面は死んだままで

JMoFに向かう準備がようやく出来ました。
これが9日の深夜2時ぐらいの事です。

前回の記事でも書きましたが、スーツケース壊れたのはとても落ち込んでいます。


・JMoF1日目(10日金曜)

この日は不参加。仕事でした。
さらに大阪企業では、9日から11日の間、十日戎という風習があり
仕事帰りに今宮戎神社に行き商売繁盛を祈願します。

なので、JMoF期間と被ってるんですよね…
会社にはJMoFに行く事は秘密にしているので
3日間フル参加は出来ません

ウチのじぇーもふ1日目始まってんだわ!

これは悔し紛れの一言です。
この時、JMoFと書かなかったのは検索避けのためです。
流石に関係無い画像でJMoFの検索に乗せるわけにはいきませんし…

この日は参拝後、縁日を眺めながら帰って早めに寝ました。


・JMoF2日目(11日土曜)

朝5時起きで自宅を出発。

近鉄を使って移動するので大和八木から
特急アーバンライナーで名古屋まで移動します。
(大阪からなら難波、もしくは鶴橋から乗るらしいです。その場合、特急火の鳥も選択肢に入ります)

今思えば大和八木から特急に乗ることの何が難しかったのか…
でも特急に乗った時とても安堵した事を覚えています。

荷物は車両最後尾の座席なら最後尾の空きスペースに
荷物を放り込めるので、着ぐるみ運搬には最適でした。

電車の中では、JMoFの予習をするわけでもなく
Switchで遊んでいました。去年からずっと遊んでいるRPGを
クリアして一人感動していました。

そして名古屋からは名鉄に乗り換えて豊橋へ

運良く豊橋行きに乗り込み、そこからは座っているだけで
豊橋駅に付きます。余裕です。
余裕すぎてSwitchで遊んでいました。

方向音痴の自分が一人でたどり着けるのか不安でしたが
事前に行き方をしっかりと、
本当にしっかりと教えて貰っていたので無事辿り着けました。
皆さんのおかげです。もう方向音痴とは言わせない。

そこからは無料のシャトルバスに乗って
会場となるロワジール豊橋ホテルに移動。

なかなかバスが時刻通りに来なくて少し焦りましたが
なんとかバスに乗り込む事が出来ました。
こうしてぼくのJMoFは始まりました。



・10時30分頃、ロワジール到着

ホテルに着いて、エントランスに入るとそこには
既に大勢のケモノさんと人々でごった返していて
まず何処に向かえばいいのか解らず少しパニック状態になっていました。

まずはとにかく更衣室を目指そうにも、
3Fという情報しか頭に無く、しばらく路頭に迷いました。
普通ホテルに入ってから迷うとは思わないじゃないですか。

僕はちゃんと方向音痴でした。

なんとか更衣室にたどり着きました。
方向音痴の本領を発揮してしまい
たどり着くまでに10分ぐらいかかってます。

更衣室にたどり着いたら、適当な余白に荷物を置いて
ふらふらと中庭に行きました。

そこで着ぐるみとの交流を楽しんでいると、
スタッフ参加しているどっこさんに会い、本部が何処か解らないと言う話をしていたら連れて行って貰いました。凄くありがたかったです。

そこからはホテルの中を少し探索してみましたが、
結局ほとんど中庭とエントランスを往復しているだけでした。

ただ、それでも余裕で一日過ごせるぐらいに
着ぐるみとの交流を楽しめます。何処を見ても写真を撮ってたり
きぐるみと触れ合っていたり、最高のモフ空間が繰り広げられています。

顔見知りの人に会うたびに
無事辿り着けて良かったと言われました。
冗談抜きで10人以上から言われました。

今までイベントに出向くたびに道に迷っていた実績があるものの
そんなに信頼無いんか…と思いましたが
ホテル内で迷子になりパニックになっていたので何も言えません。

その後もホテル内をウロウロしてなんとなく構造を把握したり
モフったり写真を撮って過ごした後

昼ご飯はカロリーメイトで済ませました。
土地勘が無さすぎて、ホテルの外に出るのが怖かったので…


・12時30分、物販に並ぶ
この時、プロジェクターで
クリエイターコンテストの様子が中継されていて、
メッタちゃんの姿が映っていて、おっ出てるんだ頑張ってるなぁ。
ぐらいに思っていました。


・13時15分、物販購入
結局迷いに迷って、お土産用も含めて12,000円ほど購入。買いすぎですね。
初めてケモノ関係のTシャツを買いました。
これからのイベントで着倒そうと思います。

・13時20分、更衣室にて荷解き
更衣室はいつ行っても人が居なくてとても快適に使う事が出来ました。
なんでこんなに人居ないの?と思いましたが
とにかく人混みの中での移動が困難かつ、
やる事が多いため、一旦出たら帰ってこれないんだと思います。

更衣室前の警備員さん、凄く優しい対応をしてくれて
好感度爆上げでした。ありがとうございます。

・14時、獣化、集合写真待機列へ
JMoFでの初獣化
エントランスで少し立っているだけでも
結構声をかけていただけたのが嬉しかったです。
そして、ゆっくりと本部に移動して待機列へ

早めに待機列に並んだので、集合写真では
かなりいいポジションに立つ事ができました。

・15時、集合写真

集合写真の待機は相変わらず一番キツイ時間です。
じっとひたすら耐え忍びます。いつも通り虚無になっていました。

この時、本当にすぐ近くにあいすくんやルーフェンくんを見かけて、
内心めちゃくちゃテンションが上がっていました。

ルーフェンくんはぼくにとって永遠の憧れです。

間近にルーフェンくんが存在しているというだけで
震えました。限界オタクになっていました。
ただ、ぼくが今回のJMoFでルーフェンくんを見たのはこの時だけでした…

その後、パレードに参加したのですが
外を練り歩くので一般の人たちが普通に見てくれてるのも新鮮でしたし
外の強風に煽られて、自慢のロップイヤーが顔面に打ち付けられるわ
強風で煽られてヘッドが浮いたりと

アトラクションみたいで楽しかったです。

・15時20分頃、中庭に到着
早めにパレードに参加したおかげで
うさぎ合わせまで、結構時間が空いたので
その足でヘッドレスルームに向かいました。

ヘッドレスルームにはヘッドを乾かす大型装置と
給水器が設置されていて、めちゃくちゃ快適でした。
あんなに快適なヘッドレスルームはそうそう無いですね。


・16時、うさぎ合わせ

ウサギ大集合。まさに圧巻。幸せしかない
プロ体のろっ太くんがこんなに近くに居たのに
自分は全く気づきませんでした。お話してみたかった…


・16時50分、獣化解除
充実感を感じながら更衣室に戻りました。
集合写真とうさぎ合わせ、今回のJMoFに来た主な目的は
この2つだったので、目的を無事果たしたという
満足感を強く感じていたのを覚えています。


・17時、企画「放課後GamersRoom」に参加
ボードゲーム卓に参加させて頂きました。
同じ卓にあの有名つよつよクリエイターのラクたろさんが居て
ちょっと緊張しました、ラクたろさんはかなり頭の回転の早い人でした。

が、着ぐるみを交えて遊ぶボードゲームは新鮮でしたし
結局とても楽しくボードゲームを遊ばせて頂きました。

連想ゲームに挑戦するイブキくん

普段PAWSでは人の姿の犬民ルキさんが
獣化したままいつも通りのキレキレな対応をしていて、
この人凄いなと思いながら見ていました。


・18時ボードゲーム卓を離脱
エントランスにてあとあま合わせに遭遇したりしつつ

あとあま合わせ。あまりにも豪華

またふらふらと過ごしました。
ぼくの行動、あまりにも行き当たりばったりすぎる。

そしてふらふらと彷徨った挙げ句
企画「FurTube」を少し覗いてみると
丁度ノアくんのダンス動画が上映されていました。


かなり巨大なスクリーンと音響で、
完成度の高い動画を眺めるというのは、凄く贅沢な時間だと感じました
この企画を実現させるための環境も、普段なら凄く手間がかかる所を
おそらく機材を流用することで実現させているのだろうと思うと
このコンベンションの企画一つ一つがいかに
考え抜いて実現されているかを実感させられました。



・18時30分、企画「Furchestra!~JMoF大合奏祭~」

ておくんとばったり会って休憩がてらに行ってみたのですが…
かなり本気のオーケストラ演奏でとてもハイレベル。
というか獣化した状態でどうやって演奏してるの!?という驚きもありましたが

この後の予定もあり、スターウルフのテーマのリハのみ
聴いて泣く泣く離脱しました。
本番も聴きたかった…選曲良すぎますし
生音の迫力はリハでも素晴らしかったです。


・19時ボランティア
受付担当と聞いたのですが、とりあえず物販補助に回ってと言うことで、
後ろで注文用紙を見ながらグッズをかき集めて居ました。

普通にライブ物販のバイトみたいでした。
今まで行ったどのボランティアよりもキツかったですが
本部の裏側が覗けて、JMoFスタッフの優秀さを間近に見れて貴重な経験になったと思います。
普通に2か国語で対応していたり細やかな気遣いが凄すぎて、
ポンコツな自分でもなんとかボランティアをこなせました。
JMoFスタッフ、あまりにもハイスペック過ぎる。


・20時「TRIP FUR BY TRIPPING FURRIES FOR FUR TRIP BY TRIPPING FOR FURRIES」
実は自分がJMoFで一番楽しみにしていたのがこの企画です。
「TRIP FUR」は毎年開催されている音楽イベントで

ぼくがJMoFを知るきっかけとなったイベント企画で
ようするにホテル内でクラブイベントをやっちゃおうという企画です。

少し会場に入ると夢にまでみた人とケモノがクラブで踊っている空間が広がっていました。

TripFarの様子

「この場にケモノとして居たい」
その思いを我慢できずに更衣室に戻り、短時間だけ獣化していました。


・21時10分獣化解除
たぶんTRIPFarに居たの、おそらく20分程度ですが
飛び跳ねすぎてこの時の自分はボロッボロでした。
完全燃焼していました。


その後は、顔なじみの関西勢4人で
ホテル前のラーメン屋に行き餃子定食を食べました。

このタイミングで、初めてロワジールの外を探索したのですが
周りの飲食店の多さには驚かされました。

餃子定食。こういうのでいいんだよ感


ラーメンが食べたかったのですが
心と身体が米を強く欲していました。
餃子は完全栄養食です。


・22時50分シャトルバスで豊橋駅に移動
そこからはホテルまで徒歩6分。
荷物も少なく、特に問題なくたどり着けました。


・24時お風呂
大浴場があるホテルを選択しておいて本当に良かったです。
しっかり湯船に浸かってかなり疲れが取れた気がします。

・24時30分スプラ3しながら妻とライン通話

スプラ3のフェスが同日開催されていました。


そうなんです。JMoF開催期間とスプラ3のフェスが丸かぶりしているので、
Switchを持っていき、ホテルではずっとスプラ3を遊んでいました。
お祭りの後に別のお祭りを楽しんでいる感覚がありましたが
正直な所、気持ちがJMoFに向いていたので
プレイはかなり適当になっていました。


・JMoF3日目(12日日曜)


・8時起床
きっちり6時間睡眠。

JMoFには621ルールという
6時間睡眠2回食事1回入浴というルールが定められているのですが
このルールが設定されている事事態が過酷さを物語っています。


・9時朝食

健康的な朝ご飯。


この時、部屋に鍵を忘れて出てしまいホテルにはご迷惑おかけしました…


・9時半ホテルから豊橋駅へ
シャトルバスを使い移動。着ぐるみはロワジールの
更衣室に置きっぱなしだったので移動は快適でした。

・10時ロワジール豊橋到着
獣化して、自作勢合わせにでていました。


この時点で目が曇っています…

この時、うっかり外に出たことが原因で
目が曇ったので撮影が終わった後、大慌てで獣化解除
マジでごめんなさい。


・12時、隣のドンキへ移動
3日目にして初めて噂のドンキに足を踏み入れました。
ドンキの中には普通に参加証を首にかけた参加者らしき人が
多く居ましたが、同時に一般客も多く居て、
凄くカオスな空間に見えました。

安定のマクドナルド。エヴァコラボしてました。

とりあえずフードコードでマクドを選択。
もうこの時点では結構燃え尽きていた気がします。


・13時ボランティア

企画「どうぶつ本の部屋」のお手伝いをしていました。


ケモノに関する書籍を持ち寄って展示しましょうという企画でしたが、
参加者もしっかり多くて、
和気あいあいとした雰囲気で凄く居心地が良かったです。

ボランティア業務も、本の盗難が無いように出入り口で見張っているだけで
ほとんど立って眺めているだけでしたので
昨日とは打って変わって業務自体は楽なものでした。

この時眺めていて、
企画の一つ一つが、自分が開いていたオフ会並みの労力と行程を踏んで
実現していたんだと気付かされました。


いや、おそらくそれ以上の熱意と情熱がそこにあって
それを最大限の観客に披露できる。
まさに桁違いの規模感。


コンベンションにおけるイベントの強みと素晴らしさを
間近に体験する事が出来た気がします。

ボランティアを申し込んで良かったなぁとしみじみ思います。


・14時、少しだけクリスタ講座を除き見
初歩的な部分の説明から細かく説明していて凄く丁寧な講座でしたが
自分が知っている範囲内の説明が多かったので
途中で離脱しました。
クリスタの使い方って人それぞれな部分が多いですし
自分流の使い方を開拓していない人には良い講座だったと思います。

クリスタ講座を抜け出した後は中庭でだらだら過ごしていました。

やっぱり着ぐるみとの交流は楽しいです。
ここぞとばかりに写真を撮っていました。


・15時からのキツネ&タヌキ合わせに遭遇
めちゃくちゃメンバーが豪華でした。

その後少しだけ、と今回最後の獣化

エントランスでも凄い人混みでした。
人が多すぎて移動も困難でしたが

このタイミングでゴルディくんとくまエモンさん。
たけふじ狐先生の
つよつよ主催チームにお会いしました。
つよつよオーラが出ていました。

その後、中庭に出たらとんでもなく目が曇ってしまい
視界ゼロで人混みの中を移動できずに立ち往生。

この時、階段で躓いてコケそうになったり
目が見えず立ち往生してしまい
誰かに中庭から手を引いて連れて帰って頂きました…

本当に不甲斐ないですし自分の体力を考えたら
中庭に出るべきではなかったと後悔してます。
今でも落ち込んでいます。

その後はなんとか更衣室に戻って荷物をパッキング。
インヨウウサギのJMoFはここで終了しました。
悲しいですが、ここまででした。


・17時パフォーマンスステージ

生で観るパフォーマンスはほんっとうに凄いものがありました。
会場の空気感で盛り上がっているかどうかが
空気感として伝わってきますし

あれだけの凄いステージの上でも動揺すること無く
最高の演技を繰り広げるパフォーマーの方々は
本当に本当に輝いて見えました。

パフォーマンスステージはずっと一人で観ていたので
少し寂しくなったのでエントランスに移動して
見知った顔を探し、一緒に閉会式に参加しました。

参加者が2417人と聞いて
通りで何処行っても人混みなわけだと
なんか納得していました。

スタッフロールのボランティア欄に自分の名前を見つけて少し泣きました。
ボランティアやって良かった…

次回はオーシャンズイレブンシリーズがテーマの
「Ocean's Furten」
引き続きロワジール豊橋が舞台になるということで
来年はどんなドラマを見せてくれるんでしょうか

果たして自分はそこにいるんでしょうか。何も解りません。


19時、晩御飯
20時に更衣室が閉まる前に夕飯を食べようという話になり
ドンキのフードコートでサクッとご飯を食べました。


チーズカレー。

その後は更衣室から荷物を引き上げて、
20時のバスで豊橋駅へ、そこからホテルに戻り
自分のJMoFは終了となります



3日目は気温差から目が曇ってしまって不完全燃焼に終わったのが心残りですが
更衣室で近くの人と喋っていて最後に名刺交換したらすっごい有名な方でびっくりしたり
今まで喋ったことの無い方々と交流ができて良かったなと思います。

開催中はずっとホテル内で着ぐるみが溢れていて
プロ体の有名キャラにも気軽に会える凄い空間でした。


ふつうに有名人と交流出来るって早々ない経験です。
行って良かったと心の底から思いました。

バスの中でメッタちゃんがグランプリに輝いている事を知り
また色んな感情が爆発してバスの中でまた泣いてました。


冷静に考えると造形の素晴らしさとバックグラウンドに用意されたストーリーと、これまでに無い素晴らしいキャラクターですし
グランプリ受賞も当然だと思います。

制作時から応援していたキャラが受賞しているのがあまりに嬉しすぎて、
後日、クリエイターコンテストの動画を見直してまた泣いていました。


本当に、本当におめでとうございます。


ホテルに戻ってからは、しばらく放心状態でした。
勝てないな…あまりにも凄すぎて…
ハッキリとそう思いました。

それはもう、色んな事に対して、勝てないなと思いました。
そんな事を思うこと自体がおこがましい事なのですが
単純にJMoFというコンベンションイベントの巨大さに圧倒されていました。

少し調子に乗っていた自分が井の中の蛙であると
しっかりと突きつけられた気がして、呆然としていました。

ちょっと有名人と喋れたからって、
自分が少し大きくなったような気がしていたけど
あまりに自分がちっぽけで、無力な存在だと突きつけられた気がして
楽しかった気持ちもちゃんとあるのに、一人で打ちひしがれました。
調子に載って都会に出てきて、勝手に心折れてる田舎者みたいになっていました。

今思えば、この時の精神状態相当ヤバかったです。

とんでもない熱気に当てられて、
何かしなきゃという焦燥感を感じたのかも知れません

結局、呆然としたままSwitchに手を伸ばし、
ゲームに逃避行してしばらく過ごしました。

ゲームは何時でも大事な逃げ場所になっています。
これまでもこれからも

無心でSwitchを握りしめて、少し落ち着いてから
改めて荷物のパッキングを済ませて

お風呂に入ってゆっくりした後は
スペースをしながらひたすらスプラ3を遊んでいました。
おそらく2時ぐらいまで遊んで永遠の称号をゲットして
そのまま気絶するように寝ました。

最後の方は正直記憶が薄いです。


・JMoF翌日(13日月曜、成人の日)

この日もしっかり8時には起きました。

健康的な朝ご飯(2回目)

10時前にホテルをチェックアウトして

ここからは着ぐるみの入ったクソデカ荷物を抱えての移動です。

とりあえず豊橋駅に移動したら、JMoF参加者が沢山居て、
結構な頻度で声をかけたりかけられたりしながら
駅で何となく喋りながら待ち合わせしてました。

会う人みんな寂しさだったり
やりとげた楽しさを抱えて
色んな気持ちが交差しながら、徐々に離れ離れになっていく
そんな寂しさを抱えながらも楽しく喋って居ました。

この時、駅の近くのポケ蓋を撮影した後

会場でも一緒に居た関西勢4人で
バクフーンのポケ蓋を見に行く事になりました。

他のJMoF参加者も結構見に来ていて
みんな考える事は同じだなと思います。

その後は駅前の商業施設で昼ご飯を食べて名古屋に移動後

名古屋でお土産を買い込んで行きと同じ経路で帰宅しました。

帰りは一緒に帰る人が居たけど、一人、また一人と段々別れていくのは寂しさを感じちゃいますね…


・一日経ってからの感想


泣きそうになったポイント、実はもう一箇所ありまして。
ボランティア中、終わりが近づくのを感じてちょっと泣きそうになっていました。

なんでこのタイミングで泣きそうになっていたのか
自分でもよく解りません。

本当に圧倒されっぱなし、凄かった。この一言に尽きます。
ここまで散々長々と書きましたが、一行で済みます。

凄かった。

JMoFが終わった後、様々な感想や決意表明を見ました。
参加者の中で何かが動き出しているのを感じました。

凄い熱量の中で、熱に当てられた人々の熱意の渦が動き出しているのを感じました。

スタッフの反省会スペースも少しだけ聞いていたのですが
どうすればこのコンベンションをより良く出来るのか
継続していくにあたっての改善点を熱く語り合っている様子からは
JMoFを大事にしているのが、もの凄く伝わってきました。


・これから初参加する人に向けて


過去のJMoFにて、右も左も解らずにいきなり参加して、自分の居場所を見つけられずに心に大火傷を負ったという話を聞いた事があります。

反対に、訳も解らず飛び込んで、この界隈に頭の先まで浸かりきった。
参加して人生が変わったという話も聞きます。

この違いは、この熱量の中で、何が出来るのか、
「自分の居場所」は何処なのか
それを見つけられるかどうかで大きく変わってくるのでは無いかと
ぼくはそう思っています。

さらに、多く回数を重ねているイベントだけあって
「3日間参加するのが当然」とか「知ってて当然」
という風潮が少なからず感じられました。

初参加だと戸惑う事が結構多いので、
先駆者から話を聞いて準備することが重要になってきます。

参加区分などは毎回名称が変わる高額なサポーター枠が用意されている上
サポーター枠も細かく分類されていますし
更衣室やDDP(デッドドッグパーティーという後夜祭)は
別チケットが必要で、それらの区分などを初参加で
把握するのはなかなか大変でした

ボランティアにすら区分があるので
周りに詳しい人が居ないと苦労するかも知れません。

だいたいは説明を読めば済む話ですが、それでも情報量が多い。

全部一人で把握して準備を済ませるのは、たぶん凄く大変です。

そういう点においてもJMoFに参加する前に、この「界隈」での自分の居場所は持っておいた方が絶対に良いです。

高額な参加費を払って心に大火傷を負って泣きながら帰ることだけは
避けてほしいですし
参加する時は相応の覚悟と熱意が必要なイベントだと感じました。

感じましたが、正直な所何も考えずにエントランスと中庭を往復して
ひたすら交流しているだけでも十二分に楽しめます。

だから尻込みしないでどんどん気軽に参加すれば良いと思います。
得るものはきっとあります。

・かかった費用

  • 参加費、メンバー(全日参加):9,000円

  • 更衣室利用料:4,000円

  • ホテル代
    ニュー東洋ホテル2
    シングル朝食付き2泊
    一泊6,000円×2:12,000円

  • 近鉄株主優待券2,040円×2:4,060円

  • 近鉄特急1,640円×2:3,280円

  • 名鉄特割2土日休:1,560円

  • 外食費:約4,000円

  • グッズ:12,000円

  • お土産約7,000円

Total:約57,000円程度
外食費を抑えめにしていたのですが
お土産代とグッズだけで2万ほど飛ばしているので
もっと節約したプランを組めば3万あればなんとかなりそうな感じはしました。
ロワジールに泊まったらたぶん金額が跳ね上がる気がします。
まぁ、そう簡単には泊まれないんですが


・総括


全てに置いて、参加者全員の熱量が物凄くて
とにかく圧倒された。これしか感想がありません。


JMoFに参加すると人生が変わるというのは、
大袈裟でも何でもなくあり得る事だと思います。

物凄い。本当に物凄いコンベンションイベントでした。

参加した人みんなケモノを色んな形で愛していて
その多様性と人間性が混ざりあい、
様々な集団が自分なりに楽しむべく動き回り、
カオスな熱量がずっと大きくうねりながら渦巻いている場でした。

その場には、色んな人の繋がりがあって
その輪の中で、遠くからしか見ることの出来なかった
人達と話す機会すらあって。

まるで夢のような2日間を過ごさせて頂きました。
苦い気持ちも抱いたけど、それを糧にまた頑張ります。

改めて、JMoFスタッフには感謝と尊敬の気持ちで一杯です。
素晴らしいコンベンションをありがとうございました。
このコンベンションに参加出来た事を、心の底から嬉しく思っています。

BIG感謝です。









そして…

2月、自分も大きな事に関わります。立ち止まってる暇はありません。

(あと、今回真面目につらつらと書きましたが
写真をアップしたらキャラ中心の感想記事も書きたいです。
実際に書くかは解りませんが)

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