小規模事業の経営者が不動産や車を買う前に

消費術の章

こんにちは!
みなさんお仕事順調ですか??

さて、今回は小規模事業の経営者のためのマネー術
お金を支出する際にまず考えてほしいことをお伝えいたします^^

それは、サービスや商品を購入する際は
購入価格とランディングコスト(維持費等)で絶対考える!!
です。

購入価格は安いけど、維持費が以外と高くついてしまったという経験もあるかと思います。
特にこれを意識しないといけないのが、高級車や住宅、教育費などを上げるとき。
この辺りの購入のタイミングを間違えると、経営が途端にハードモードになりますので気をつけてください!!

よくいらっしゃるのが、
「他に贅沢もしていないので車と家だけには費用を掛けたい!!」
その方へは、その二つは必ず熟慮ください、できればもうちょっと我慢してください、他の贅沢からで満足できませんか?とお伝えします。

なぜダメなのか、
まず、例として車を紹介します。
車は、仕事にも日常生活にも欠かせない、どうせ乗るならいい車に乗りたい。
車は経費にもなるし節税ついでにいい車に乗ろう!
て方も多くいらっしゃいます。
でも、高級車て購入費用もですがランディングコストも高くないですか?
車の維持費はおおよそ以下の費目だと思いますが、高級車はほぼ全ての費目で負担が増えます。
『購入費用+ガソリン代++税金+駐車場+車両保険料+車検費用+消耗品費+(金利)』
購入費用は一時的なものですので「現在の余力」があれば購入はできますが、
維持費については、購入後売却まで定期的に支払う必要があります。
これは毎月のキャッシュフローをめちゃ悪化させます💦
もし十分な貯蓄がない状態でこのようなリスクを負うと、いざというときに身動きが取れません。
購入するときには、「余力がなくなったらすぐに売却(解約)する」などと言われますが、実際は見直しにくい出費となります。
車や不動産については、売却すれば幾らかになるので資産との意見もありますが、
車については、そもそもリセール価値の高い車(フェラーリがいい例ですね!)は購入価格も高く、維持費も高いです。何よりよほどの車でないと時間とともにリセール価値は下がりますので、購入時より高くは売れません。結局、車は「消耗品」として割り切って購入するのが一番です。ほとんど全ての車について10年も経つとリセール価値は激減しますよ!!
そして乗り換え時に車のランクを下げられず、思ったようにコストカットができないことも多いです。
つまりは、一度高級車に乗るとなかなかコストが下げれないのです。
高級車の購入のためには耐えうる十分な経営環境が必要です。

不動産に関しては、賃貸と購入で事情は違いますが、
しかし、「いい住居に住むということはいい車に乗るよりコストが高くつき、一度住むとそうそうコスト削減はできない。」ことは賃貸・購入しても同じです。
つまりは、キャッシュフロー悪化の要因となるのです。(個人的には最大の要要因と考えています。)
賃貸では、いい部屋に住むのはコストが高くキャッシュフローを悪化させることは容易に理解できますよね。では、不動産を購入についてはどうでしょうか?
賃貸と同じ費用をローンで支払えば賃貸の時よりいい部屋に住める。
このようなセールストーク見たことありませんか?
これはある意味本当だと思います。
ただ、このセールストークに
資金も潤沢でなく経営も安定していない「小規模事業者の経営者」が巻き込まれていいのでしょうか?
住宅ローンは35年間キャッシュフローを悪化させるような契約です。
35年間安定して支払うことはできますか?
また、経営者であれば「賃貸を社宅として借りて、一部損金にできる」可能性もあります。この影響を考慮しても住宅ローンの方が有利であると試算されましたか?
また、不動産は資産性があっても流動性は低く、また売却時の手数料や引越し費用などの費用も高いため、適時簡単に引っ越せるものでもありません。そのため住宅ローンは簡単には見直せない費用となります。
住宅費を高額にするような住宅を購入する場合には、しっかりとしたお金の管理と今後の事業の安定性の確保が必要となります。
繰り返しですが「長期で安定した経営」のための最初の一歩は「計画的なマネーストックの準備」です。そして、長期に渡りキャッシュフローを悪化させる出費はには細心の注意が必要です。
経営者は浪費も順番があります!

賃貸なら「無理をしない費用で住める部屋」、これも2〜3年辛抱して経営が安定してすぐ引っ越せばいいんです^^
住宅ローンで不動産を購入するなら、「少し購入費用を抑えた物件を購入する」ことをおすすめします。何、事業を頑張ればもう一部屋マンションを買うぐらいなんてことないです^^大切なのは「直近、事業を不安定化させる行動を取らないこと」です。

長期で安定した事業を行うことは「何者にも変え難い資産」です。
贅沢なんてその後適時行えばいいのです。

車にも住宅にもお金を使わないならなんで贅沢したらいいんだ?働いてる意味がわからない。て方には、私なりの、経営者向きの「消費の仕方」をご紹介いたします。
何にしても「長期安定経営の確保」を行うことが最優先事項で、これさえできれば、「経営者になってよかった」という状態に必ずなれます!そのために「長期で費用がかかるもの」には細心の注意を払ってください。


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