Reverb #62 新たなイノベーションは「会って話すこと」から生まれる
もうすぐ素晴らしい時間が訪れます。
醸し人九平次 KUHEIJI の久野九平治さんがマレーシアに来ていただけることになりました。
醸し人九平次 KUHEIJI の久野九平治さんには2022年に酒蔵や水田の環境を見学させて頂きました。私はこの時、「あ、ここに神様がいる」と確信しました。
久野九平治さんお会いした時、今にして思えば本当にたくさんのことを話しました。自分の考えてること、自分の大事な仲間のこと、自分のお店のこと。。。
私はこの時、この訪問直前に事故で急に亡くなってしまった大事なビジネスパートナーが醸し人九平次 KUHEIJI さんのお酒が大好きだったことを話しました。その時、久野九平治さんが「彼が大好きだった銘柄の日本酒」をプレゼントしてくれたことに深く感激したことは忘れられません。とても深い時間でした。
私から、ぜひマレーシアにぜひ来てください、とお話をしました。しかし、久野九平治さんはとてもお忙しい方です。なので私はいつの日かマレーシアに来てくれたらいいな。と思っていました。
そしたらなんとつい先日連絡がきました。連絡をくれた理由が「夢に出てきたから」。
なんてまあ粋なんでしょう!
考えてみると、私自身は本当に素晴らしいご縁に恵まれ続けてきました。Echo in the Nightもなんと20回。20回、様々なコラボレーションをマレーシアで紹介できたことになります。ここでコロナの後、日本から来て下さったいくつかコラボレーションを振り返ります。
「はっこく」の佐藤さん
「銀座ふじた」の藤田さん
「いまむら」の今村さん
そして今回の醸し人九平次 KUHEIJIさん。
なぜ、こんなに素晴らしいコラボレーションが連続して生まれるのか。なぜ多くのプロフェッショナルの方々がマレーシアにわざわざ来てくださり、その素晴らしい世界を披露してくださるのか。多くの人が私に尋ねます。
それは私が実際にその人に会いに行ってるからだと思っています。私は会いたい人には自分で会いに行って、会って話すようにしています。振り返ってみたら今年は14回、マレーシアから色々な場所に色々な人に会いに行きました。私は実際に会いに行く、話すためには時間もお金も惜しみません。それは会いに行って話すことでしか生まれないことがあると確信しているからです。沢山会って、話します。分かりあえるまで話します。
そしてやりましょう!と思ってくださったら、次は「そして自分がプロデュースする場所でコラボレーションをご披露する」ことにこだわって準備をします。なぜなら自分で行うことでわかりあえた最高の職人の皆様に最高の環境を提供したいからです。
私はこのステップを心から大事にしています。このアクションがあるから、多くの人が自らマレーシアに来て下さり、コラボレーションが生まれるのだと思っています。
ここでの重要なキーワードは「自分で」です。
自分で動き、自分で話して、自分で整え、自分で行う。
この「自分で」に私は深くこだわっています。
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