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何事も上手く乗り切れるようになりたい。
一部の隙もなく、完璧な仕事をしたい。
入社してから約4年。
この思いはずっと変わっていないし、これからも変えられないだろう。
でもそれは理想だ。
わかっている。
ミスなく仕事をやりきるのは不可能だ。
でも、でも、そうありたいと思う自分がいるのも否定できない。

仕事の報告が万事うまくいってほっとしたとしても
ふとした日常会話の中で、自分の認識が今まで間違っていたと気づかされたことがある。
そうなると、なんだか仕事のほうも不十分な気がして、問題な報告を何度も見返してしまう。
もはや病気である。
仕事にミスや不足はつきものである。
大事なのは、どうリカバリをするかだ。
理想は、ミスをしっかりと認めて、次回に生かすことだ。
ここで大事なのは、そのやり取りをどれだけ丁寧にやるかである。
職場の上司を見ていると、このミスのリカバリが上手い人と、下手な人がいる。
上手い下手の違いは、動揺が周囲に見えるかどうかな気がする。
間違いを指摘しても、すぐには認めようとせずにみっともなく言い訳をする人。「私はこの分野はあまり知らないもので」という常套句は技術職ならよく聞くフレーズだと思う。
上手い人は自分が知らないことを恥じていない。
知らないことを悪いことだと、捉えていない(ずっとその状態は困るけど)
教えてくれた相手に感謝して、得た知識を自分で咀嚼して養分としている。

上手く乗り切る、というのはミスをしないことではなく、
落ち着いて、楽しんで未知に対応できる心構えを持てるかで決まってくるのかもしれない。

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