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【ビルドログ】hihumi

今回はhihumiという6キーのマクロパッドを作ります。こちらは「ここからはじめる自作キーボード」という書籍の付録となります。

書籍もキットも初心者にわかりやすいものとなっております。何から始めようか悩んでいる方にオススメです。

1,ProMicroとコンスルー

今回は上記の二つを購入しました。こちらはキットに含まれないので別途購入が必要です。
2.5mmのコンスルーを使用することが想定されている(と思う)のですが、2mmのコンスルーでも問題なく組み立てることが出来ました。

ProMicroの沢山部品が付いている方からコンスルーを差し込み、裏側からはんだ付けします。コンスルーには向きがあるので注意が必要です。

はんだ付け後。前回より上手く出来た気がします

2,ダイオード

ダイオードはキットに8本含まれていますが、実際に着ける箇所は6か所です。2回まで失敗できます。1回変な位置で切ってしまったのでとても助かりました。

表面実装にも対応しておりますが、今回はリードタイプのダイオードを使います。(キットに含まれているのもリードタイプのダイオードです)

写真は裏。表から差し込んで裏からはんだ付けします。
飛び出ている足をニッパーで切ります。
写真は表。マスキングテープで止めておくと作業がしやすいです。
6か所のはんだ付けが終わりました。

3,リセットスイッチ

リセットスイッチは裏から差し込み表をはんだ付けします。ダイオードをはんだ付けした面とは逆の面をはんだ付けすることになります。

基板の裏からリセットスイッチを差し込んだ図。

4,キースイッチとスイッチプレート

スイッチプレート(正方形が6つ空いているアクリルプレート)にキースイッチをはめ込みます。プレートについている保護紙は取り外しましょう。
キースイッチは向きがそろうように取り付けてください。今回はOutemuの赤軸を使いました。

はめ込みました。

このスイッチプレートを、基板の上に重ねるように置きます。基板の表側にスイッチプレートを乗せるイメージです。スイッチのピンがスルーホール(基板の穴)にきちんと収まるか確認しましょう。

乗せるとこんな感じになります。

そのまま全てひっくり返して、スイッチのピンをはんだ付けしていきます。

はさみのマークがあるところのみ、スイッチのピンをカットします。(後から差し込むProMicroに干渉しないようにするためです)
ここまではんだ付けができたらはんだの出番は終了です。

5,残りの組み立て

基板の裏からProMicroを差し込みます。差し込むだけではんだ付けはしません。

USBケーブルの差込口が外になる様に差し込みます。

この状態でスイッチプレートと基板をねじで止めます。スイッチプレート側からねじを差し込み、基板側にスペーサーが来るような形です。

ねじとスペーサーでスイッチプレートを基板を固定することが出来たら、ボトムプレートを裏から重ねて、ねじで止めます。

全て組み立てた図。

上から
ねじ↓
スイッチプレート
基板
スペーサー
ボトムプレート
ねじ↑
というような重なり順になります。(伝わるかな…)

最後にキーキャップをはめて完成です。今回もGrabbagよりピックアップしたものを付けています。

6,ファームウェアの書き込み

hihumiはQMK firmwareに対応しております。

https://github.com/zk-phi/1x2x3-keyboard
こちらからビルド済のファームウェアがダウンロードできます。

7,完成

出来ました!今回は組み立ても2回目ということで、前回よりかなりスムーズに出来上がったと思います。見た目も可愛く、アクリルプレートにより高級感も出てお気に入りになりそうです。
素敵な書籍とキット、有難うございました!