見出し画像

【ビルドガイド】grain9

こちらはgrain9のビルドガイドです。WASDキーと+アルファのキーによるゲーム用の小さなマクロパッドになります。

1,必要な物

PCB 1枚
3DPケース 1つ

ダイオード ×9個 (本ガイドではSMDダイオードを使用)
RP2040-zero×1個

ピンヘッダと低背ピンソケット  9ピン 2個分
もしくは
コンスルー 9ピン×2個分

ーLEDオプションー ※つけない方は不要
抵抗 1kΩ ×1個
抵抗 560Ω ×1個
BSS138 ×1個
LEDテープ 3個分 1本
ーーーーーーーーー

MXスイッチ ×9個
キーキャップ ×9個
※内訳 1U ×8個、2U ×1個
スタビライザー 2U ×1個

M2ねじ 4mm ×8
M2スペーサー 8mm×4個

遊舎工房さん (自作キーボード専門店)
TALP KEYBOARDさん (同上)
Daily Craft Keyboardさん (同上)
秋月電子通商さん (マイコン、コンスルー、LEDなど電子部品)
ヒロスギネットさん (ネジやスペーサーの専門店)
 等のお店で購入することが出来ます。

2. 抵抗とMOSFET ※LEDオプション

LEDはオプションですので使わない方は飛ばしてくださって大丈夫です。

MOSFET BSS138 をはんだ付けします。PCB裏面に実装します。ロゴマークのある面がPCB裏面です。
非常に小さい部品ですので細いこて先を使うと作業がしやすいです。

フラックスも塗って置いた方が作業しやすいと思います。

抵抗2種をはんだ付けします。裏側から差し込んで表面をはんだします。
R1(上の方)が1kΩ、R2(下の方)が560Ωになります。
写真では下の抵抗部品の値が違っておりますのでご注意ください。ちなみに、R1、R2両方に1kΩ抵抗をつけてもLEDは作動しました。

R2には560Ω(もしくは1kΩ)の抵抗を実装して下さい

3.ダイオード

ダイオードを付けます。SMDダイオードはPCB裏面にはんだします。

スルーホールの際は後ろから差し込んで表をはんだしてください。

4.低背ピンソケットを使用する場合

このタイミングで低背ピンソケットをはんだしてください。スイッチが直付けですので、先にスイッチを付けてしまうとはんだ付けが難しくなります。裏からマステなどで固定して表側をはんだしてください。
尚、ピンヘッダで直付けする場合もこの時点でピンヘッダのみをはんだ付けしてください。

まだこの段階ではピンソケット(もしくはピンヘッダ)のみでRP2040-zeroは付けません。

表側


裏側

5.スイッチ

スイッチを直接PCBにはんだ付けしていきます。

表側
裏側


6.RP2040-zero

ここでRP2040-zeroを実装していきます。低背ピンソケットにRP2040-zeroを乗せ、ピンヘッダから抜いたピンを差し込んでいき、はんだします。

ピンヘッダで直付けする場合やコンスルーを使用する場合もこの時点でRP2040-zeroをはんだ付けしてください。

ピンヘッダのピンだけ抜いて差し込みます。
はんだしてピンの上部を切り落とします。


7.スタビライザー

スタビライザーを取り付けます。


8.LEDテープ ※LEDオプション

LEDをつけない場合は飛ばしてください。

下部のパッドとLEDテープをブリッジさせるようにはんだ付けします。
LEDテープの向きに注意してください。



9.組み立て

キースイッチをつけて、4隅に脚代わりのスペーサーをねじで止めたら完成です。ケースを付ける場合は、ケースの裏から4mmねじを使ってスペーサーにねじ止めしてください。




10.ファームウェア

ファームウェアはこちらに公開しています。

grain9_vial.uf2をフラッシュしてください。
Vialに対応しています。