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【ビルドガイド】waiwide5


こちらはwaiwide5というマクロパッドのビルドガイドになります。
大きなキーのみを使った5キーのマクロパッドになります。

ケースデータ、firmwareはこちらにあります。





1,必要な物

PCB 1枚
3DPケース 1セット (トップ×1、ボトム×1)

SMDダイオード ×5個
RP2040-zero×1個
コンスルー 8ピン分+α

MXスイッチ ×5個
キーキャップ ×5個
※内訳 1.75U、2U、2.25U、6.25U、ISOエンター それぞれ1つずつ
スタビライザー 2U ×3個、6.25U ×1個

M2ねじ 4mm ×10
M2スペーサー 8mm×5個

遊舎工房さん (自作キーボード専門店)
TALP KEYBOARDさん (同上)
Daily Craft Keyboardさん (同上)
秋月電子通商さん (マイコン、コンスルー、LEDなど電子部品)
ヒロスギネットさん (ネジやスペーサーの専門店)
 等のお店で購入することが出来ます。

2,ダイオード

ダイオードをはんだ付けします。ダイオードは極性がありますので向きに気を付けてください。
ダイオードはSMDタイプのみの対応となります。

全部で5個をはんだ付けします。


3,スイッチソケット

ソケットをはんだ付けしていきます。
右上のスイッチについては先にコンスルーを差し込んでからソケットをはんだ付けしてください。ソケットをはんだ付けしてからコンスルーを挿そうとすると干渉する場合がありますので、コンスルーの場所を確保しながらはんだ付けすることをおすすめします。
また、ピンソケットやピンヘッダを使用すると干渉しますのでコンスルーを使用してください。

この場所はコンスルーとソケットが干渉しないように位置決めをしながらはんだ付けをするようにしてください。
ソケットが付きました。マイコン下にもソケットがあります。


4,RP2040-Zero

コンスルーを使って取り付けます。マイコンの上部とコンスルーをはんだ付けします。PCB側ははんだ付けしないで下さい。取り外しが出来なくなります。
12ピンのコンスルーだとピン数が余るので、カッターやニッパーなどで切って使います。

コンスルーの窓の向きにも注意してください。窓が近い方がマイコン側になります。また窓は同じ方向を向くようにしてください。(両方とも右(もしくは左)を向くよう)

また、PCBに配線されているのは左側(5Vがある方の列)だけなので、右側はすべてのピンにコンスルーが刺さってなくても大丈夫です。

RP2040-ZEROが付きました。


5,ファームウェア

ファームウェアはこちらにあります。
waiwide5_vial.uf2をダウンロードしてRP2040-Zeroにフラッシュしてください。VIALに対応していますのでキーマップ変更もWeb上で可能です。

ファームウェアが書き込めたらすべてのスイッチが問題なく作動するか、組み立て前に確認してください。

6,組み立て

まずスタビライザーを付けます。
2Uが3か所、6.25Uが1か所です。

スタビライザーを付けました。


PCBの表面からM2の4mmねじを挿し、裏側からM2の8mmスペーサーで受けます。その後ボトムケースを後ろから重ね、4mmねじで止めます。

表からネジを差し込み、スペーサーで受けます
裏からボトムプレートをねじ止めします。




上からトップケースを被せて、スイッチとキーキャップを付けます。

これにて完成です。お疲れさまでした。