【ビルドログ】alpha
今回はalphaキーボードを組み立てていきます。Alpha配列(セミオーソリニア配列)で、28キーという非常にミニマルなキーボードです。
作者はPyrooLさん。データはオープンソースで公開されています。
まずはダイオードをはんだ付けします。
リードタイプ、SMD、どちらでも対応していますが今回はリードタイプを使用します。PCBの裏面から挿し、表面をはんだしていきます。
■の方にダイオードの黒い線がある方が来ます。
次に低背ソケットをつけていきます。これも裏から挿して表をはんだします。ピンヘッダを使う場合も同様です。
次にスイッチプレートを重ねて、スイッチを差し込んでいきます。
今回はスタビライザー無しで作りますが、スタビライザーを使用する場合はスイッチを挿す前に付けておく必要があります。尚、今回使用したプレートはスイッチプレートにマウントするスタビが必要になります。
この状態で裏に向け、スイッチをはんだ付けしていきます。
マイコンを乗せる部分のスイッチ二個は、手戻りが難しいのでちゃんとはんだ付け出来ているか特に注意が必要です。
マイコンにファームウェアを書き込みます。つける前に問題なくフラッシュ出来るか確認することをオススメします。
今回はMicroBのPromicroを使用するため、エポキシ接着剤で補強をしました。
低背ソケットにPromicroを乗せ、ピンヘッダから抜き取ったピンを挿していきます。その後長い部分を切り落としはんだ付けしていきます。
これで万が一の場合はマイコンを取り外せるようになりました。
この時点でスイッチの動作に問題がないか確認します。
問題が無ければ組み立てに進みます。M3ねじとスペーサーを用いて組み上げ、キーキャップを付ければ完成です。
とても小さくて可愛いキーボードです。可愛さに反比例してキーマップの設定には頭を悩ませそうですが、憧れのAlphaを組み立てることが出来て大満足です!