脳出血で倒れた日
令和6年5月9日
早朝4時、夫がトイレに行こうとしたら立ち上がれない。
左半身に力が入らず、
座ることさえ出来ず、
これは大変なことが起きた!
と、2階で寝ていた息子と娘を起こして
救急車を呼ぶ。
救急車を要請した時、
わたしは唾液が出なくなり
喉が渇き
上手く話せず、しっかりと説明が出来なかった。
後から娘は
ちゃんと話せていたし
説明も出来ていたよ
と言ってくれていたので
自分が思っていたよりは普通に話していたのかも…
救急車の到着は早かった。
わたしが着替えを終える前に到着したから
5分もかかってなかったかも。
夫は市内で一番大きな病院へ搬送された。
医師が到着次第オペになると思う…
まだ先生が到着されないのでお待ちくださいね。
我が家では、
1月22日に愛猫が亡くなり、
そのあと立て続けに、夫の従兄弟と夫の父親が亡くなって、二人の四十九日の法要を終えてホッとしたところだった。
父に関しては、
夫が5年間 家で介護をした後 特養でお世話になり、
夫は長男として、自分が考える『責任』をしっかりと果たし、
大きな大きな荷物をやっと下ろした矢先の出来事だった。
これから少しゆっくりできるね
どこに(旅行)行こうか?
と話していた矢先の出来事…
医師を待っている間、
わたしはずっと泣いていた。
夫を亡くしてしまうかもしれない恐怖と悲しみ?
あれは何だったのか?とにかくもう涙が止まらなかった。
男性の看護師さんが 入院の説明や手続きを進めて下さったが、
泣きっぱなしのわたしをずっと優しく
大丈夫だから! と慰めてくれて、
心細いとき
『大丈夫だからね。』
と言ってくれる、
その一言が、こんなにも温かく寄り添ってくれるものなのか…と
本当にその言葉に支えられた。
出来ることなら もう一度 あの看護師さんにお会いしてお礼が言いたい。