白単ケィツゥー 構築&回し方
はじめまして、白くなった世界でゼクスをしているさるばーれというものです。
1年間ケィツゥーで正拳突きをしてAB環境でいい感じにまとまったのでケィツゥーの使用者が増えてほしいと思い、この記事を書きました。
デッキリスト
https://www.zxtcg.com/deck/deck_detail.php?n=77016
このデッキの強みについて
ケィツゥーの強みはチャージを利用してのアドバンテージの確保と、チャージからの大量展開です。最近おまけでチャージ除去を手に入れました。
上2枚のカードを起点に展開しながらガンガン攻めていくかなり前のめりなデッキになっています。
デッキ構築について
今回の構築のコンセプトとして3,4ターン目に1~2点、4,5ターン目に残りの点を取ることを目標としているので1,2ターン目にプレイできないカードをなるべく採用せず、安定したプレイが可能になるような構築にしています。
採用カードについて
ケィツゥー最強のアドバンテージカード、まずはこのカードをチャージに置いてスタートを目指したい。このデッキの重要なエンジンなので4投。
最強の初動その1、スタートカードを最優先に置きたい、次点でリゾートか、初心者の味方、アルターをおけたら良い。チャージからプレイできる能力も優秀。とりあえず4投。
上のケィツゥーと違いスタカとのも噛み合いが悪いものの、3枚もデッキを掘りつつマシャールをチャージに置くことができる貴重なアイコン。人によってはこの枠が「鴟梟を阻む意思ケィツゥー」になっていたりする。このデッキでは3ターン目までの準備が大事なので採用。4投。
上2枚の初動よりは弱いもののケィツゥー名称且つアドバンテージ要因。アイコンのインフレが進んだら抜きたい枠。4投。
2ターン目以降に機能する上振れ要因、1ターン目に破壊されたアイコンを使い回しながら盤面を埋める。コイツを除去し損ねると毎ターン小型ゼクスがチャージから湧いてきてえらいことに。欠点は1ターン目では機能しない点とケィツゥー名称を持たない点。IGOBした時のバリューを高めたり、ケィツゥー名称を増やしたりしたい場合はVBケィツゥーにしましょう。4投。
コスト5以上のケィツゥーを出すとチャージからおまけで付いてくるトンデモLR。おまけにアルターブレイク元なのでブレイクケィツゥーがいればブレイクできる。点取り要因としてもあまりにも優秀。4投。
優秀な4コス初動枠、前者は単純にプレイした時のバリューが高く、手札交換とチャージ準備を兼ねる。また3ターン目にノシャックから動くムーブでの相性が非常に良い。後者の浴衣ケィツゥーは盤面に出すバリューは前者に劣るものの、チャージでの起動効果は自分と相手、両方のチャージに触れるため、応用がかなり効いて優秀。初めてケィツゥーのデッキを回す場合はチョコケィツゥーを多めに。慣れてきたら浴衣ケィツゥーを多めにして回してみるのが良いと思います。5枚で枠調整。
※ノシャックを絡めたムーブは後述します。
最強の初動カードその2、先手でスタートカードを殴ってきた相手をわからせる鉄壁のカード、2コストというコストの低さでありながらチャージのケィツゥー名称を参照してパワーが上がるとんでもカード。しかも手札からチャージにカードを置けるため初動としても機能する。スタカかマシャールを置くのが理想。4投。
生物の誓い。このデッキではトラッシュとリソースの誓いは回収できないのでコストとして切る場合はよく考えてから使いましょう。
ガーディアンが能力で登場すると一緒に出てきてケィツゥーが盤面にいればリブートする狂った打点要因。盤面にいなければ何度でも使用可能なためディンギルのコストとしても優秀。アンシャルキシャルと相性◎。唯一の欠点があるとすればケィツゥー名称がついていないためチャージに置きづらいところ。3ターン目に1点取るためのキーカードなのでどのタイミングでチャージに置くか悩む。3投。最近はLRケィツゥーと役割が被るのでもうちょい減らしてもいいかも。
ケィツゥーの攻めの起点になる2枚。LRケィツゥーやマシャールを一緒に登場させて、相手のPSを囲み、点を取る。先手の場合や盤面が相手のゼクスで埋まっているは初心者の味方を優先し、後手の場合は盤面が埋まっていなければリゾートハネムーンを優先して展開したい。使いやすさは初心者の味方だが、場持ちの良さとパワーの高さはリゾートハネムーンなので状況に応じて使い分けよう。6枚で調整。
ケィツゥーのアルターブレイク、10500打点にチャージと盤面の除去と、自壊可能な-11000除去を打てる。このカードの無茶苦茶強い点はブレイク元のカードが初心者の味方やリゾートハネムーンの展開をする時におまけで付いてくる点。おまけに自壊から連パン可能とケィツゥーが欲しかったものが全て詰まっている一枚。スタカ等からチャージにおいて回収できるため登場もさせやすい。3投。
採用候補カード
特定条件での盤面除去をとチャージからの展開を持ったケィツゥー、今回は1,2ターン目の初動としてはかなり弱いので採用見送り、ラスダーシャンとの入れ替え枠なので名称を増やしたい場合、ライフやイグニッションから除去を飛ばしたい場合は採用すると良い。
初期のリソースで埋まってしまうとラスダーシャンが1ターン目に効果が使えなくなってしまうため今回は不採用。カード自体は少量のリソースで大量展開するため余ったリソースで相手のターンの行動を咎めることができ、非常に強い。個人的には上手い相手にはケアされるので弱く、知識のない相手にはめちゃめちゃ強い弱者狩りカードなのであまり好きではない。採用は好みかも。
他のカードは採用の余地はあるものの基本的にはカードパワー不足を感じるので割愛。
エクストラについて
3ターン目の安定行動、最近は初心者の味方から展開することが多く使うことも減ったが下振れたときはコイツに頼らざるを得ないので1投。マシャールがいれば1点取ることができるので重要。またIGで落ちた誓いをデッキに戻せたり、デッキ下に送ったカードをシャッフルできたりするのでそういう部分でも重宝する。
コスト3以下の効果を受けない常時効果と手札からチャージにカードを置ける潤滑油、初心者の味方ケィツゥーやリゾートハネムーンの上に置いてVBやユニプリ、リゲクリ、ケセラセラなどをケアできるカードでもある。2投。正直3投でもいいかも。
鍵シフト、上の手札とチャージのカードを交換できるのが本体。初心者の味方やリゾートハネムーンを経由してチャージに置いてある誓いを回収できるため非常に優秀。ハンデス対面には必須の一枚。1投。
先手4ターン目にリソースを伸ばした場合たまに使う。最近は役割の似たアルターブレイクがあるのでそっちを優先する場合が多い。マシャールをコストに使った展開が非常に強力。1投。
ボトム除去付きのIGOB、ケィツゥーが能力で登場すると手札を増やしつつチャージにカードを置けるため後続の展開に使える。どっちの能力もデッキと噛み合っていて強い。3投。ただ3枚使うほどゲームが長引くことが少ないので2枚でもいいかも。
このデッキのフィニッシャー、スクエア全体指定の-5000、相手のP上のゼクスの起動能力を封じつつ、起動で相手のプレイヤースクエアに攻撃できる。相手の強力なP上起動持ちゼクスを封殺できるのはおまけで、本体は全体-5000と起動能力にある。これで相手のライフから出てくるLR以外の生物を無視して一点取ることが可能。キー消費に見合った非常に優秀なイデアライズ。このカードを4~5ターン目にちゃんと投げられるかが重要なためキーは取りこぼさないようにプレイしよう。1投。
オーバーブーストレベル1のシフト2種とキで登場させる枠のディンギル。正直この二種のシフトを使うまでゲームが続くことは珍しいので評価が難しい枠。でも万が一長引いた時に無いと困るので採用。基本的にはキを使うが、手札が少ない場合、チャージに必要なカードがない場合はベルゼブブを使うので1ずつあった方が良い。
残りのエクストラについては特にないので割愛。
回し方について
まずマリガン基準として
輝星を望むケィツゥー>>>ラスダーシャン=クリスマスケィツゥー>>>揺るがぬ光ケィツゥー
で上のカードがない場合マリガンしましょう。クリスマスケィツゥーとスタートカードを同時に持っている場合はそのままで始めて良いです。とにかくチャージにスタートカードを置くのを優先しましょう。
スタートカードは点を取れるタイミングor除去できるタイミング以外で基本殴らないのがセオリーです。(一部例外あり)
1ターン目
1ターン目のゼクスの配置場所は、先手なら相手が早そうなデッキでない場合は相手のPに隣接させる配置にして殴らずエンド。早そうなら自分のP横のどっちか。
後手なら、相手が殴ってきた場合はPスクエア、相手が固めてきたら固めた所を殴りにいく。
2ターン目
2ターン目も同じようにチャージを整えつつ初動のカードをプレイする。イグニッションは相手が成功していない限り基本しない。
手札にアルテソンラフがある場合はアルテソンラフから1ターン目に破壊されたカードを展開すると良い。2枚アルテソンラフがあればさらに良い。2枚アルテソンラフの展開に成功した場合は、相手に1リソ浮いてのイデアドライブがなければ1点取りに行くと良い。
3ターン目
ケィツゥーにとって一番重要なターン。
ここで1点取れるかどうかでこの後の詰めやすさが違うので、とても大事です。
・初心者の味方ケィツゥーorリゾートハネムーンケィツゥー(後手のみ)
・ウェイカーノシャック(マシャールがある場合のみ)
を起点として、
・LRケィツゥーorマシャール
が一緒に展開できるように動きます。これで概ね1点は取れるはずです。
ここで2点目を取る場合はVBで自分のPSが抜かれても問題ない場合のみにしましょう。(手札からPSに手出しできる。)
初心者の味方、LR、マシャールが揃っている場合2コストで相手のPS周りを囲む事ができます。これを達成するために1~2ターン目はチャージ準備に重点を置いています。スタートカードをチャージに置いてチャージを整えることがとても大事です。
後手だとこれにアルターブレイクも可能なため積極的に狙っていきましょう。
4ターン目
先手なら相手が自分の条件だけでIGOBができなさそうであれば、リソースを置かずにもう一度3ターン目と同じ動きをします。相手がリソースを伸ばしてIGOBしてきそうであれば、リソースは置いてもよいです。先手のアルターブレイク使用ターンでもあるので、LRケィツゥーを展開出来たら自分のゼクスを自壊させて3点取りに行きましょう。
後手でIGOB可能であれば3ターン目の動きにIGOBを足して3点をショットします。相手のPSをIGOB+初心者の味方orリゾートハネムーン+マシャールorLRケィツゥーで囲んでライフから出てきた生物はイデアケィツゥーで焼いて点を取ります。
5ターン目
先手なら4ターン目の後手相当の動きで、後手ならIGOBとオーバーブーストレベル1のシフトで〆ましょう。
6ターン目以降
ないです。(お互いのライフが相当強くないとここまでやることがないため)
有利不利について
チャージを咎めてくる相手には非常に不利です。(出雲、メイラル)
それ以外の相手には基本的に速度勝負になります。速度がこちらの方が早ければ勝てますし、相手が先に殴ってきたらかなりきついです。盤面も埋められる前に早期決着を目指します。
ハンデス対面には非常に有利です。(基本チャージのみで展開するため)
最後に
図がないので配置等の説明がわかりづらくて申し訳ないのですが、使って見れば以外と単純で簡単なデッキになっていますので是非触ってみてください。デッキ自体もかなり安くて作りやすいと思います(ブレイクを除く)。
デッキの強さ自体はクリトやリゲル程の対応力はないものの、突き抜けた攻めの性能と展開力があるのでtier1レベルだと個人的には思います。安定性を確保しつつイグニッションでの上振れルートも多数あるので、使っていてストレスがなく楽しいデッキになっています。
良かったら是非使ってみてください。
小テク
ウェイカーノシャックやアンシャルキシャルをプレイしない場合、スタートカード、輝星を望むケィツゥー、ラスダーシャンの効果でデッキ下に送ったカードは同じ効果を連打していると、そのまませりあがってくるのでデッキ下に送ったカードは可能なら覚えましょう。
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