お外で食べるの最高!
「BBQグリルをゲットしたから、土曜日のお昼来ない?」という素敵なお誘い。最近我が家でBBQグリル欲が高まっていることに気付いていたのだろうか。
色々な国の人と出会って、BBQは当たり前の装備ということに気付いた。気軽に「肉を買ったし焼くか」程度の気軽さで開催されている。なんだろう、日本の冬のお鍋な感じ。野菜入れて食卓にどーん。くらいの気軽さ。
お宅に着いたら、スペイン人の旦那さんがせっせと火を起こして、お肉を串刺しにしていた。ビール片手に、あーだこーだとやっている姿は楽しそう。
BBQに関しては「男の料理」という感じで、どこの家もお父さんの活躍の場。キャンプの時と同じで、心の中の男の子の部分が疼くんだろうか。
勿論その横でせっせとテーブルセッティングして、サイドメニューを準備しているのは奥様なんだけどね。
私は子供も食べられるように薄味のパスタサラダを作っていったのだけど、作っている最中にツナ缶も、お肉もないことに気付いて、がーん。
相変らずおもてなしの時や、持ち寄りの時にベジのみだと「手抜きに見えちゃうかな」と思う癖は抜けていない。こんなにベジベジ言っているというのに。
とはいえ買いに行くのもあれだしと、至急戸棚にあったひよこ豆を炊いて、お豆を散らしたサラダにした。… のだけど、これが大正解!
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なんと、参加者の一名が1か月前からベジタリアンになったとの告白したのだ。有名なドキュメンタリーを見て、辞めたのだとか。ストイックな自転車乗りなお兄さんだけど、卵があれば肉・魚はいらないと気付いたという。
急遽、ほうれん草たっぷりのトルティージャもメニューに加わることになりBBQの傍ら調理がスタート。オムレツとサラダが並んだことで、彼のお皿がカラフルになった。
BBQというと「肉を喰らうぞー!」という印象が強いけど、他のBBQの機会でも「私ベジタリアンなの」という人に出会ったことがある。それでもその場に来て、食べられるものを食べて、お酒を飲んで、お喋りを存分に楽しむ。
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日本にいると滅多に出会うことがなかったけど、国際色豊かなこの場所にいると本当によくベジタリアンの人に出会う。
宗教的に豚を避ける人もいるし、水曜日だけはベジタリアンという人もいたし、古くからベジタリアンという人もいるし、今回の彼のように1か月前からという人も。ちなみに先日50歳を迎えた私の上司も、この節目にベジに切り替えたそう。
こうやって少しずつ身近に増えていくと、何も考えずに食べるのではなく、自分が何を食べるか決める(たとえそれが肉食だろうと、菜食だろうと)って大切なことだな、と改めて思った機会だった。
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