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海外でメンタルが死んだ〜後編〜

海外でメンタルが死んだ〜前編〜の続き物だよ!2クール目だよ!!
前回のまとめ
→わたし、しがないゆとり世代!!ワーホリでカナダに来たけどたーいへん☆!色々重なってメンタルが死んじゃった☆ わたし、どーしたらいいの!? 助けて脳内!助けて思考!助けて王子様〜☆!!

というわけでメンタルブレイクした原因を書き留めています。以下がその3項目。1は前編で書いたからそっちを見てくれると嬉しいな☆

1,環境に慣れたら足りない部分がたくさん見えちゃった
2,ストレス発散方法がわからなくなってしまった
3,体調不良

いよいよ後編だよ!

2,ストレス発散法がわからなくなってしまった

これは海外生活始めた人だけじゃなくて、新しい環境に入った人全員に当てはまるかもしれないから、ちょっと有用!!と思っている。これに思い当たった時、メンタルブレイクしてたのにもかかわらず自分のこと天才かと思ったよね…嘘です後から思いました…

日本にいる時、わたしのストレス発散法って
・カラオケに行く
・アニメか映画見て大号泣する
・家で歌ったり踊ったりする
みたいなタイプのものだったんだけど、

・カラオケに行く
→カラオケあるけど日本の曲入ってる…?しかも高くてヒトカラとかできない…
・アニメか映画を見て大号泣する
→アニメか映画を見る余裕が1ヶ月間なかった
・家で歌ったり踊ったりする
→ホームステイで人の家なので他に人いるし、歌ったりドタドタ音を立てられない

あとはとにかく金がない。これに尽きる。
最初の1ヶ月、全てのことを英語でやらなきゃいけないからバイトとか探す余裕もないし、潤沢な資金を持ってこれてればいいけどそうじゃない場合。
カラオケあるけど(クオリティと治安はわからん)お金もったいない。
映画日本より安く見れるけどお金ないし不安。
みたいな思考にとらわれてしまっていた。
減りゆくだけの残高を見るのがこんなにも辛い……1ヶ月後の決まった日にお給料が入るわけじゃない、いつ仕事決まるかわからない…みたいな思考が始まったらもうヤバい。
そう、なぜならマイナス方向の可能性をつき詰める天才だから…
わたし、メンブレしてるのにその後の生活めっちゃシミュレーションして、帰国ルート、帰国したけど就職が決まらないルート、カナダでホームレスルート、餓死ルートまで考えました…シミュレーションゲームを作ってらっしゃる方、もしくは今後考えうるリスクについて突き詰めたい方がいらっしゃいましたら雇ってください!!

多分カラオケに行ったり、映画観に行ってエンドゲームを見た時のように泣いてたらちょっとは違ったのかも…でもそもそもストレス発散をするっていう思考にたどりつけたのが遅かったかなあ、、
ストレスが溜まってるってあんまり最初は考えてなかったんだと思います。
毎日大変だったけど充実してたし、自分自身を冷静に振り返れないくらいには最初の1ヶ月は余裕がなかった。
だからこそ、ふと気づいて振り返った時にしんどくなっちゃったんだと思う、

今までと生活が変わって、今までのストレス発散ができなくなってしまうと結構ピンチなのかも、それを理解してるだけで少しは違うのかなって思ったりしました〜

3,体調不良

これは人によりけりだと思うけど、無理矢理メンタルが死んだ状態から抜けるまでがむしゃらに頑張れなかったのは主にこれが原因。

自分で言うのあんまり好きじゃないし、ネタみたいに扱ってはいるものの、割とすぐ体調が悪くなってしまうので…
低気圧が来れば頭痛がし、朝ごはんを食べればお腹が痛くなり、月にいっぺんメンタルは荒れ狂いお腹は痛いしで動けなくなるし、少し早起きしただけで頭が割れそうになるし……というもうなんか体調不良の万国博覧会みたいな人間なのだ。
これでこれから仕事をしたりするんだと思うと怖すぎる、わたしは一体何を犠牲にしたらいいのか。
こんなに具合が悪くなる原因もあんまりわかっていない。病院に行ってもいつも「もう少し様子見ましょうネ〜」って漢方渡されるんだけど!強いて言うなら両親も体調不良の展覧会レベルの人間ではある。遺伝だな。

勘違いしないで欲しいのは、私だってできることなら健康体でいたいのだ、ということ。
ネタみたいに言ってるけど、できることなら毎日元気でいたい。低気圧や環境、たかだか早起きくらいで頭痛がしてしまう身体からは早く抜け出したい、来世に期待。

何かあるとすぐ具合が悪くなるので、もはや人間として生きるのが向いていないのではとすら思うけれど、人間に生まれてしまったので仕方ない…なんとか色々ごまかせてもいないけどごまかしながら日本で生きていたけど、カナダではごまかしきれなかった…

何がいけないって、保険にはそりゃ入ってるんだけど、なるべく病院になんて行きたくない。人から聞いた話によると、処方される薬、のみくだすと刺激物か体内を通っていく感覚があるらしいのだ…それ本当に薬か???
日本で処方されるロキソニンですら、一緒に胃薬を飲むのを忘れると胃痛でロキソニンの効き目とか全く感じることができないというのに、そんなに強い薬を処方された日には多分胃の壁が死んでしまう。
というのは冗談にしても、病院に行かなくちゃいけないのもストレスなので、取れる方法はいつも1つ!!
日本から持ってきた薬を飲んで寝ることである。

本当にこれに尽きる。むしろこれしかない。
ありがとうイブA、ありがとうビオフェルミン、ありがとうパンシロン、ありがとうありがとう。

とはいえこれしか方法がないので怖い、もし薬が効かなかったら?辛すぎて眠れなさそうなんだけど大丈夫かこれ?明日学校だけどちゃんとそれまでに治る??
とかとか。日本の実家ならば、辛ければ泣いたり喚いたりすればいいし(解決法にはならないけど気持ちは楽になる)、たべたい時に食べたいものが食べられるし(なければ秘技、「弟よ〇〇を買ってきてくれ」が炸裂する)、かかりつけ医に行けばいいのだ。
だがカナダではそうはいかない。とりあえず薬を飲んで寝るのが最善なのだ。

ストレスやらなんやらと重なって、ちょうど1ヶ月のタイミングでおっきい体調不良が来てしまった。それがメンタルブレイクのほぼ全ての原因だったと言っても過言ではないだろう。
ピッピロピ〜とか言ってる場合ではなかった、

でも具合が悪くなってしまうものは仕方がない、休むことに罪悪感を感じずに、「みんなそんなもんだし」くらいのテンションで過ごすのがメンタルに良さそう…

日本人に比べてカナダの人たちは自己中って聞いてたんだけど、自己中なわけではなくて、「自分のメンタル、フィジカル、気分の声をしっかり聞いて、それが望む行動をとる」ということらしいです。
たしかに電車とか、別にお年寄りとかけが人じゃなくても女性とか子供に席を譲るし、お金がなくてバスに乗れなくて困ってるサラリーマンがいたらみんなでお金あげてるし、自己中なわけでは本当になさそう。
心に余裕がある様に見えるのは、自分の心や体調にきちんと耳を傾けているからこそなのかな、と思ったり。

結論:体調不良は仕方ないけどなるべく体調不良にならない様に努力し、新たなストレス発散方法を見つけ、できない自分を受け入れながら少しずつ前進するのが一番。

きっとこれからも自分の足りないところはたくさん見えるし、私の体質が著しく変わらない限り体調も悪くなるだろう。つまりまたメンタルが死にかけるだろう。
そんな時にこのノートを読み返して、匍匐前進だったとしてもじわじわ前進は出来るような心構えでいたいなと思う。

しょーもなく長いノートを読んでくださって本当にありがとうございました!!
またカナダについて色々発信!できたらいいな!!願望です!

頑張って生き延びますので応援していただけたら幸いです〜!

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さとうの塩漬け
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