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語学学校って本当に通うべきなのか


語学学校を無事卒業いたしました〜おめでとうございます!!!!

ワーホリに行くなら最初数ヶ月は行くのが定石とされている語学学校、私は2ヶ月通いましたが、通ってみて良かったか、そして話せるようになったのか!

結論から言うと、

YES であり

 NO である。

です。

1.語学学校でできるようになったことならないこと

・聞き取り

→ネイティヴの言っていることはまあ7割わかる

→裏を返せば全部はわからない


・話す

→限られた語彙と文法を駆使して世間話程度なら頑張れる

→まだまだ語彙も文法も足りていない。本当に言いたいことが言えている感じはなく、言いたいことに近い英語を探して代替しているか、言える語彙の方に発言を寄せてしまう(本当は思ってないけど言えるから言っとくみたいな)


・発音

→音声(phonetic skill)はほぼマスター、カナディアンに音声的な問題はほぼないって言ってもらえる

→アクセントやイントネーション(presodic skill)にやや難あり、慣れていないものや長文になればなるほど単調になりがち

✴︎発音についてはまた別でnote書いてリンク貼りますお待ちください


総括すると、

できるようになったこともあるし、できないこともまだたくさんある。


当たり前のことなんだけど、「せっかく海外来たんだし」みたいな焦りからあまりにできない自分にものすごく失望する日があります。でも、そうは言っても日本にいた時より確実に前進しているし、聞き取れる単語や理解できる文法だって日々増えているから、あんまりしんどいなって思い過ぎない方が良かったり・・・

日本で義務教育+αの教育を受けてもできないことがあるように、語学学校にたかが数ヶ月通っただけで完璧になれるなんてことはないのです。


中には語学学校に行くのは無駄無駄ァっていう人もいます。

2.実際に2ヶ月通ってみた実感としてのメリットデメリット

メリット

・嫌でも毎日英語と何時間か触れ合い、喋らなきゃいけない環境になる

意外と通わないと喋らなくても生活できちゃうんですこれが・・

・決まった時間に外に出るので生活リズムを作りやすい

・色んな国籍の友達ができるので客観的に自分の国がどうみられているのかわかりやすい

・テストがあるので自分の進歩が目で見てわかりやすい

・先生と仲良くなれるとカナディアンの友達ができるし、すごく目をかけてもらえる


デメリット

・高い(安くても月10万はかかるはず、それ以上に安いところは今の所見たことがない)

・通うと言っても自分次第、真面目に取り組まなければ振り落とされるし、日本みたいにやる気のない落ちこぼれの面倒を甲斐甲斐しくみてはくれない

・毎日決まった時間は拘束されるのでバイトがしづらい


という感じです。

実際に語学学校に行っていないけど、ミーツアップやランゲージエクスチェンジで英語力を上げられている人もいるし、来てから数ヶ月経ってから語学学校に通うことを決める人もいます。


3.語学学校を選ぶときにこれだけは外さない方がいいポイント


・とにかく日本人の少ない学校を選ぶ

→日本人多いと本当につるむし日本語ばっかり喋ってるらしいよ!その国籍の生徒が少なければその分学校で目立てるので先生に目をかけてもらいやすいのです

・中〜小規模の学校を選ぶ

→大規模なところは教育は体系化されているけど、先生は授業を教えてくれるだけの存在で、仲良くなって色々教えてくれることは稀

・一度トライアルに通うか、メールでやり取りをしてみて、自分と合うか考えてから決める

→必須ではないけど、数ヶ月お世話になる場所が合わないのはキツイしお金の無駄

・1クラスの人数が10人以下に設定されていること

→それ以上になると先生の手が回りづらいのは一目瞭然だし、よっぽど前に出ていける自信があるならいいけどラテン系の子たちは強いし日本人は押しが弱くなりがち

の4点です。


私は中規模な学校で、1クラス平均8人、日本人は1クラスに1人いれば多い方、みたいな学校に通いました。

人数が少ないので先生たちも生徒もみんなすぐ覚えてくれたし、ワーキングホリデーで来ている人も少なかった(意外と日本人以外はワーホリビザを取るのが難しいらしい)ので学校を卒業してからも学校に遊びに行って質問とか相談しても大丈夫だし、先生たちが個人的にアドレスを教えてくれたり、ホームパーティーに呼んでくれたり、面接の練習をしてくれたりしています。

もちろん学校に通っている間にどのくらい自分が頑張れるか、アピールできるかはものすごく大事です。

実際に”すでに1年カナダにいるけど、やる気がなくて全然英語が話せない”っていう日本人に会っているんですが、彼女は学校にもあんまり来ないので先生たちが全く名前を覚えていなかったし、英語オンリーのポリシーもあるのに日本語で日本人に話しかけまくっていたので他の日本人からは少々敬遠されていました・・・。

一般的な日本の義務教育のように、できない人に進度を合わせて進むことはしてくれなくて、できる人はポンポンクラス上がっていく(何なら今のクラスはレベルが低いってスタッフに直談判しにいく)し、できない人は本当にそのまま放置されます。

たとえ授業中だったとしても、やる気のないのが見える人はまるでいないかのように存在を無視されていました・・・衝撃でした・・・。

でも逆に、実力が伴わなくても頑張っていることが先生に伝われば、先生たちは本当に、兄弟のように家族のように面倒を見てくれます。

名前の通っている大手は一見安心感がありますが、実際トロントで会った日本人に聞くと、特に昼間のクラスは評判がものすごく良くないです。しかも、大手に来ている欧米の人たちはそもそも英語のレベルが高いので、大手の学校では上のクラスに欧米人、下のクラスに日本人が固まりがちになり、上のクラスの欧米人は自分より下のクラスの日本人と積極的に仲良くなろうとは考えてくれません。

逆の立場で考えればすぐわかることなんですが、如何せん大手は安心だしエージェントも進めてきたりするので冷静に判断が下せなくなりがちです。

最初は「日本人の友達はいらない!外国人の友達だけ作ってやっていくぞ!!」っていう人も、やっぱり自分の思っていることを思った通りに英語で話せないストレスから日本人の友達を作ったりしています。

また、日本人が多い環境で、日本人同士では日本語で話す、みたいな環境に反感を覚えながら生活すること自体がストレスにもなります。そういった点で、最初から日本人が少ないところを選ぶのが吉、というのは理にかなっています。

ただ、大手には大手の良さがある(システムが体系化されている、サポート体制の充実など)ので、実際に足を運んでみて、自分に合うようなら通うのはもちろん良いと思います。

4.まとめ

語学学校に行くか行かないかは自由!だけど行くなら

・語学学校は中規模以下の日本人少なめの場所にしろ!

・自分にちゃんと風土が合うか確認してから入学を決めろ!

・入ったからには全力を傾けろ!!


この記事を読んでくれた方の語学学校ライフが充実して楽しいものになりますように!



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さとうの塩漬け
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