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トロントぶっちゃけ治安事情

カナダに限らず、海外旅行に行くときに心配になるのが治安ですよね。

それがワーホリや留学などの長期滞在になるならば尚更です。

トロントの治安、端的に言うと

良くもないけど悪くもない

です。


日本と比べて(東京、関東圏)

まずは日本と比べてみましょう。世界でも治安がいいと評判の日本。

そんな日本と比べると、治安は悪いです。


・ホームレス

多い、活動的で話しかけてくることも。お金が欲しい理由をダンボールに書いていたり、地下鉄の電車内でコーヒーカップを持って「お金くれませんか〜」って聞いてきたりします。

対策はひたすら無視。現地のカナディアンはお金や食べ物をあげたりしている人も時々いますが、おそらくこれは宗教的に”困っている人を助けることが良いこと”、という文化があるためだと思います。顔を覚えられる可能性があるのでやめましょう。ひたすら前だけ見てさっさと通り過ぎるのが吉です。


・夜道

危ないです。特に女性一人で歩くのは極力避けましょう。静かな道でも強姦狙いで人が潜んでいることがあるようです。また、携帯などの高価なものはなるべく見せないのが良いです。人の多い道や車両を選びましょう。男性は危なくない、という意見も聞きますが、日本の都市部と比べると暗いですし、大してコンビニや自販機もなければ遅くまでやっているお店を見つけて助けを求めるのも日本と比べて難しいです。


・昼間

→昼間でも危ない場所が数カ所あります。ホームレスの溜まり場やマリファナでキマッちゃってる人が多い通りなど・・・。ただ、危ない場所を避け、一人歩きをしなければ危険な目にあうことはほぼ無いと言い切れると思います。


・電車内

→時々ヤバいやつがいますが、他に人がいればあんまり気にしなくて大丈夫です。「日本以外の電車で寝ると危ない、狙われやすくなるよ」という話をカナダに来る前に聞いていましたが、実際みんなめっちゃ寝てる。特に朝。かくいう私も一度学校帰りに爆睡した結果、心優しい方に終点で起こしていただきました・・・かたじけない。


日本と比べるとやはり治安は良くなく、私は最初1ヶ月かなり神経をすり減らしました。過剰防衛(リュックに南京錠とか、ポーチは服の下とか)をする必要はありませんが、観光マップを見えるように持ったり、人気のない道に入ったり、高価なものを見せびらかすように歩くのは危険な目にあうリスクを上げることになります。


マリファナ合法化って・・?

マリファナ(大麻、weed)合法化により、タバコのように購入、楽しむことができます(州ごとに法律あり)。

吸っている人は様々ですが、マリファナを吸っている=ヤバい人、という訳ではなさそうです。ただ、マリファナの匂いが染み付くほど吸っている人、明らかに目が落ち窪んでいる人、明らかにヤバい人はもう本当にそのまんまヤバいので近づかないようにしましょう。匂いが染み付いたストリートもヤバいです。一人でいる場合は早々に離れましょう。

また、マリファナが合法化されたものの、正規のルートから仕入れた訳ではない違法店などもあるようなので注意が必要です。

そもそも、外務省の規定によると日本人は海外であっても、マリファナを使用・所持することは処罰の対象となっています。マリファナクッキーやマリファナチョコレートなども売っているので、そういうものをうっかり口にしないように最低限の注意は必要になります。


女の子が気をつけた方がいいこと

これはすごく悲しいことなので記事に書くか悩みました。

恥ずかしながら、海外に出てから知ったのですが、

”日本人の女の子はイージー”

だと思われています。押しに弱く、言うことをなんでも聞いてくれそう、というステレオタイプ的偏見から、日本人女子は良くわからない男性に話しかけられやすいです。

日本人の女の子をヤリモクやセクハラじみた行為をするために引っ掛けたい奴らの最初の一言はこれ。

"Are you Japanese?"

すっごくすっごく失礼だと思いませんか?

例えば日本で、初めて見た外国籍っぽい人に、一言目に「あなたアメリカ人ですか?」とか聞きませんよね??

ちなみに、ムカつくので"No, I'm Korean."と答えたらさっさといなくなった人もいます。単純に見た目が好みだから話しかけたんじゃありません、日本国籍の女性を見つけたいだけなんです。ほんとクソ。そういう奴は全員縛り首だよ縛り首。

なんでこんな偏見が出回っているのかは本当に謎ですが、実際に他国の女の子に比べて日本人は意見を言わないし、ノーって言わないし、小さい頃から日本社会に刷り込まれている「外国人かっこいい」というノリから話しかけられるとトキめいてしまったりしやすいのが原因なんじゃないかな、とか思っています。


特に注意して欲しいのは、日本語が話せる人です。単純に日本語を学ぶのが目的かと思いきや、どさくさに紛れて触ってきたり、日本人の彼女が作りたいから(身も蓋もない言い方をすると”日本人とヤリたいから”)ランゲージエクスチェンジに参加しているよ、っていう人までいます。

海外に出て、いろんな人がいて、治安も日本より悪くて・・・って心配事がたくさんあるときに、日本語が話せる人に会うとすごく安心するんです。あと本当にランゲージエクスチェンジしたいだけの人もいるので見分けるのが大変・・・・。

ポイントにして欲しいのは、

・一人の時に話しかけてくる

・一言目が「国籍を確認」

*特にトロントはバックグラウンドが様々な人が多いので、一言目で国籍を確認するのはかなり失礼に当たることを真っ当なカナディアンは知っています。

・距離の取り方(近すぎたり、どさくさに紛れて触ってこないか)

・すぐに連絡先を聞いてくるか否か

これらのうち、何個か当てはまるようなら、仲良くすることはおすすめしません。

「英語を学びにきたのに日本人というだけでこの仕打ち!!!」と今も思っていますし、相手がみんな善意で近づいてくるのだと思いたいのに、それができずに防衛体制に入ってしまうので、本当に日本の文化が知りたくて仲良くなりたい人には申し訳ないな、と思うことも多々あります。

でも、何かがあってからでは遅すぎるので、この手の人たちについては過剰なくらい防衛していくことをおすすめします。

・自信なさげな顔をしない

・スタスタ歩く

・露出の多い格好は避ける

これを意識した途端、話しかけられる回数はグッと減りました。参考になるかはわかりませんが参考にできそうならしてください。

もしあなたが「外国籍の彼を作りたい!」と思っているのならついて行ったり親しくするのもありだと思いますが、国籍を最初に聞いてくるような教養のない男性と付き合うこと、私はおすすめしません


まとめ

・日本よりは治安が悪い

・だが、イタリアやブラジル、アメリカよりは治安が良い(友人談)、過剰防衛をする必要はない

・危ない場所は抑えて、特に日が沈んだら一人歩きはなるべく避ける

・日本人女性を狙ってくるクソどもがいることを頭の片隅に置いておく


またね!!

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さとうの塩漬け
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