日本人の幸福度が低いというのは嘘
こんにちは、ソルティです。
今回は【日本人の幸福度が低いというのは嘘】と言うことについて、書いていこうと思います。
なんでこんなことを書こうと思ったかというと、
【今後自分がどうしたらいいのかわからない人が急増する】
と思っています。
なので改めて書こうかなと思ったわけです。
※こちらは2022年12月26日のメルマガを再編集したものです。
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人としての在り方すらわからなくなる社会に突入
なんでこういうことになりそうかというと、
【人としての在り方すらわからなくなる社会】
に今後突入するからです。
一つはシンギュラリティです。
2040年に来るって言われていましたが、
2025年にすでにはじまるんじゃないかと言われ始めました。
今までの価値観が全く通用しなくなる社会です。
人の歴史上初めての時代になるかもです。
ここ数ヶ月でもお絵描きAIを始め、ChatGPTなどAIが一般人にもものすごく社会になめらかに、なじみ始めてきました。
不安を煽るようになっては良くないので、ポジティブな面をお伝えすると結果的には人類にとっていい方向にいくとは思います。
AIのおかげで人間=24時間のうちの大半が遊びになる
AIがどんな役割を担っていくことになるかは正確には分かりませんが、結果的に
人間=24時間のうちの大半が遊び
になっていくはずです。
しかし過渡期は、ものすごい未知なものへの不安から、メンタルやられる人も出るんじゃないでしょうか。
普段から不幸だと思っている人は、より不幸感を感じるようになります。
だとしたら、まず僕の周りにいる人から、僕の情報発信を受け取ってくれている方からでも、その不幸の原因になっているものを少しでも取り除くというのを、心がけたいと思っているからです。
自分の周りの人からまず不幸の要素を取り除いて、幸福の感受性を上げられるようにする。
結果的に自分の幸福度も上がっていきます。
そして世の中の幸福の総量が上がります。
世界幸福度ランキングが日本に不幸感を与えている
今【日本は幸福度が低い】と言われています。
これはよく聞きますよね。
元になっているのが、世界幸福度ランキングという指標です。
僕はあのランキングを、信じている日本人がものすごく多いのも、結構大きな要因だと思っています。
マスコミやSNSで
『また日本は世界先進国の幸福度ランキングでビリだった』
って毎度毎度聞かされていたら、それは
『幸福じゃない国に生まれたんだから、幸福じゃないのはしょうがない』
と思っちゃいますよね。
特に子供にまで、それが伝染ってしまうのは最悪だと思っています。
そして実際すでに感染っているように感じます。
なので、この世界幸福度ランキングの内容が本当なのか、見ていこうと思います。
2022年世界幸福度ランキングですが、下のような結果になっています。
2022年世界幸福度ランキング
https://www.wel-knowledge.com/article/worklife/a220#link09
トップはフィンランド。2位デンマークと、常連の北欧勢が並んでいます。
では日本はというと
54位
です。
このランキングはいろんな調査項目から成り立っていて、
例えば
健康寿命 2位
一人当たりのGDP 28位
だったりします。
日本もここら辺は高順位です。
他にも
人生の自由度
→自分の人生を選択する自由に満足か 75位
だったり。
社会的支援
→困っている時に頼れる人がいると思うか
だったり。
でもですね、こうやって見ていくと
『これどう考えても日本に馴染まないだけ』
のものも結構あったりします。
例えば順位が低いのは
・他者への寛容さ
として
『過去1ヶ月に慈善団体に寄付したか』
などありますが、これは145位だったりします。
でもこれって日本で普通に考えたら、寄付という選択肢がそもそもある人の方が少ないじゃないですか。
寄付を普通にする選択が他にお金を使う選択肢と同じくらいの重要度としてみんな持っていて、その中で寄付しなかったら、それは寛容ではないと言われてもしょうがないと思うんです。
でもそもそも選択肢に入ってない。
そもそも寄付の文化性が、日本人と遠いだけなんですよね。
つまり今回何が言いたいかっていうと
【このランキングって単純にヨーロッパ的価値観をベースに作られているランキングなので、その価値観に近いところが上位にくるだけだよね】
ってことです。
また日本って、10点満点で幸せは何点ですか?って聞かれたら、
幸せだと感じていても、6点とか7点とかでつけたがる国民性じゃないですか。
お金持っていても、持っていないように見せるのも美徳だったりして。
そんなに不幸じゃなくても、不幸だと言いたがる人も多い気がします。
ここから言えるのは
【幸福度って主観的なものだから、聞き方で全然変わる】
ということです。
主観的指標と客観的指標
しかしさっきの項目に挙げたものを、見てもらうとわかると思うのですが、世界幸福度ランキングって
【主観的指標と客観的指標が入り混じっているランキング】
だということです。
同じこと聞いても、堂々とポジティブに発言する西欧人と、謙虚さが含んだ回答をする日本人のコメントで幸福度が測られたりしています。
なので先ほどお伝えした、ヨーロッパ的価値観での幸福の概念が強い国ほど、主観的指標でのポイントが高くなります。
また例えば【幸せ】という言葉と、【Happy】っていう言葉だけでも、同じ幸せのように見えるけど、ニュアンスすら異なりますよね。
アドレナリン的なものを幸せと捉えるか、セロトニンとかオキシトシンみたいな、静かなじわっとくるものを幸せという言葉に捉えるか。
国民性の違いも大きいと思います。
なので、この世界幸福度ランキングは、
【嘘】
っていう刺激的な言葉を使っちゃいましたが、
どちらかというと、嘘ではないけれども、単純に
【日本に不利になるような測り方をしている、ルールを作るのが得意なヨーロッパ向きなランキング】
だということを言いたいです。
だからこのランキングを見て、日本人は幸福度が低いなんて、全く思う必要は全くないです。
多くの日本人が感じる不幸感の原因
とは言えども、それを聞いても幸せではないという人もいると思います。
僕もそういう人も、間違いなくいるとは思っています。
ただ理由はいくつかあると思っていて、その中でも、
【多くの日本人が感じる不幸感の原因】
みたいなものについてもお話ししたいと思います。
まず不幸の原因の多くは、
【社会がいいとしている、どうでもいい評価指標を重視した結果】
からきているという点です。
例えば 【お金】だったりとか【肩書き】だったりとか、【学歴】
だったりとかです。
こういったものが人より足りていない。
だから私は自己肯定感が低い。
みたいな人がかなりいます。
どうでもいい指標は、実は国など社会としては、効率的に人を動かすのに大事なものだったりします。
国とか組織運営においては、みんな好き勝手にやったら困っちゃいますよね。
なのであたかも大事なものを植え付け、競争させ、国益につなげられるようにしていたりします。
そのために意味ないけど、大事なもの風に見せて、刷り込む教育が幼い頃からされています。
そもそも工業化社会で、国のために逆らわず従順にたくさん働く人をたくさん生み出すというのが、日本国の近代教育の目的ですからね。
150年ほど、この価値観で日本は動いているわけです。
しかし個人としては、それがまさに不幸の原因だったりします。
常に周りの人たちと比較して、不幸の探査レーダーばかりが、成長していきます。
おまけに同調圧力によって、この輪から抜け出せないように、日本の社会というのは巧妙に作られています。
いいとか悪いとかではなく、社会の構造としてこれをメタ視点で認識しておく。
そしてこういった刷り込まれてきた価値観に振り回される自分を冷静に見る。周りを冷静に見る。
これを繰り返していくうちに、どうでもいいことに縛られて苦しんでいたことに気付きます。
幸福の感受性を上げるのにしたほうがいいこと
ではそこから幸福だと毎日感じやすくするには、どんなことをすればいいでしょうか。
幸福の感受性を上げるということを意識しながら、普段の毎日を整えていくのが大事だと思っています。
例えば僕が幸福感を感じる、毎日ルーティンでやっていることとしては、
・瞑想をする
・朝太陽の光を浴びる
(朝3時起きの早起きなんで、起きてからしばらく経ってからですが..)
・子供とお風呂に入る
・平日はジムに行き一定のテンポで軽く走る
・平日はサウナに行く
とか手軽にできることは細かくいうとたくさんあります。
朝、目覚ましをかけなくとも早起きし、日中は没頭して創造的になにかにとりくみ、少しだけ夕食を食べ、子供と早めに就寝する。
おじいちゃんのような生活ですが(笑)、
没頭する時間(=フロー)に出るセロトニンが、人間の本質的「幸せ」だと考えます。
なのでここをベースにしているので毎日幸せではあります。
そしてお金より時間、時間より健康と大事な人との結びつきを大事にすることによって幸福感と結びついていると体感しています。
幸せにはいくらお金があれば足りるかなどばかり考えるのではなく、普段自分が没頭できるものを見つけ、セロトニンの生成される腸内を健康に保ち過ごせば自然とセロトニンが出た毎日を過ごせるので、幸せなはずです。
もし相当に腸内環境が乱れている方は、日本で唯一冷蔵販売で生きた乳酸菌を販売している、クレア・ラボ社の乳酸菌サプリメントで、強制腸内リセットするのも一つです。
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ということで、普段流れている僕たちを不安にする要素に漠然晒されるのではなく、しっかりマネジメントして、先がわからない時代も、幸せを感じて毎日を過ごしていきましょうね。