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過干渉に挑む・・①なぜそこまでするの?

50代女性です。
実家の両親が高齢になり、今のうちに出来ることをしておこうと思い、期間限定で同居をはじめました。

早速、想定外のことが起きています。
実家の母の過干渉です。


マラソン大会がありました。私は、ハーフマラソンを走りました。
その翌日の出来事です。

いつもの時間に起き、朝ご飯も軽く済ませ、お弁当も準備し、歩いて職場に行くつもりで準備していました。
ところが、母は勝手に、
おそらく娘(私)は、昨日の疲れで遅くまで寝ているであろう。
朝ご飯も食べずに出かけるであろう。
あのパンパンに張った足で、歩いて会社に行けるわけがない。
と、勝手に妄想していました。
私が家を出ようとすると、
玄関に、朝ごはんのおにぎりと、お弁当が置いてあって、母が車で送っていく準備をしていたのです!
 今まで何度も、「朝ごはんもお弁当も、自分で準備するからいらない」と伝えているし、歩ける距離なのに、どうしても世話を焼きたいんですね。

またか。と思いました。

母には、「朝ごはんはしっかり食べるべき」という信念があります。

母の思い込み、自己満足の親切が、
また今日も、このような形になって出たなぁと思ったら、なんだか限界が来てしまって・・
「お弁当は準備したからいらない・・・」
と伝えながら、ボロボロ涙が出てきました。

好意でしてくれていることを断るって、ものすごく罪悪感がありました。
それと、
なぜ50も過ぎているのに、ここまで母は、私のことを心配なんだろう・・
という無念さ、わかってもらえない辛さ、
そんなものが、ごちゃまぜになりました。

結局その日は、車で送ってもらい、車の中で、泣きながら私の感情を伝えました。
母は、「まさか泣くなんて」
と驚いていました。

母としては、私がいつも弱音を吐かないし、頼らないから心配になると。
昔からそうだったということでした。
さらに
心配するものは親心として当然じゃないかと主張します。

確かに、そうさせてしまう。私側の問題も大いにと思います。
明るくあっさり断るとか、とりあえず受け取って人にあげるとか、色々な方法があったのに、真剣に受け止めすぎなのかな。という感じもしています。
とはいえ、繰り返しますが、私は50を過ぎています。
いつまで心配され続けるんだろう・・

受講している自己基盤講座では、
これは母のニーズであると。
ニーズとは、自己基盤用語で、自分自身の欲求や願望のようなものです。
人はニーズを満たされたくてたまらないのです。
母が私に世話を焼くことは、母がニーズを満たしたいだけ。
私が罪悪感を感じることではないと言うわけですね。

話はそれだけにとどまりません。
母の過干渉については、またお伝えしますが、
現実問題として私は、次第に食事を胃が受け付けなくなって来ました。


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