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ネオンライトあとがき
リンク
vocalist & movie editor 相生トラ
arranger & story writer 翆雨しお
photographer & videographer ひかげ
本家
はじめに
閲覧ありがとうございます。
このNoteではより私たちを知ってもらうために、作ったNoteです。
曲の解説や、追加したものなどの解釈を追加していこうと思っています。
(基本的には翠雨しおが書いた物です。)
なぜこの曲に?
最初は単発企画のつもりでしたが、話をしていくうちに意気投合し、翆雨しおが以前からやりたかったこの「ネオンライト」という曲になりました。
曲のテーマ
メモベースですが曲の解釈などをまとめました。
水の中で2人きりで→周りが見えない?
僕と君の登場人物
僕は君のことを好いているけど、君はもう離れてしまった?
ギターなどの追加部分
太く甘い音が欲しかったためギターはギブソンのレスポールスタンダードを使用し、基本的には後ろでコードを鳴らしています。
ギター音作り
ギターはDAWの中のエフェクトを使用しコーラスとリバーブをたっぷりかけてみました。揺れる音を表現するためにAuto Panを使用。Tom MischのMovieを参考にしました。
シンセの音作り
コードはあまり邪魔をせず素直な音にし、リードは存在感のある、うにょうにょした感じのシンセを目指した。ベースも打ち込みなので、バランスを調整するのに苦労した。
引用部分
Cメロが終わった後の間奏にTom Mischの「Disco Yes」のリフを入れた。
ネオソウルの超有名曲。DJなどされている方は一度は入れたくなるリフではないでしょうか。
なぜ、この曲にしたかと言うと、組み込みやすいリフだというところと、歌詞がこのネオンライトと重なる部分が多かったからです。
ネオンライトは僕主体の歌詞に対して、君視点の曲を入れたいと考えていました。その中でも
I want stay but I need to go
I want to be the best for you
But I just don't know what to do
訳すと、「僕(君)はここにいたいけど、行かなきゃいけない、君(僕) にとっての完璧になりたい。 だけど、どうしていいかわからない。」
すれ違いを歌詞にしているのでピッタリだなと思い採用。リフもちょうど間奏にハマったのでかなりお気に入り。 先ほどの音作りにも言える通り、Tom mischは翆雨しおの制作で大きく影響を受けたアーティストの一人です。
制作時に聴いていた音楽
メモ形式ですが、制作時に聴いていた音楽も掲載しておきます。
Limonene 「perfect blue」
音のバランスを特に参考にした。
2Aメロは特に完成度が高い。
geniway 「うつむきかげん」
歌詞の言い回しなどを物語に反映させた。
jamiroquaiの「Virtual insanity」みたいな雰囲気
星野源「nothing」「snow men」「肌」
裏でなってるギターコードは「snowmen」
など、さまざまな細かい部分を反映させてます。
星宮とと×Templime「ネオンライト」
カバーした曲。ラスサビ前のボーカルチョップを手動でやったのでとても苦労した。
Dios「ダークライト」
曲の世界観が近く制作時聴いていました。
コーラスのかかったギターに挑戦しましたが、雰囲気に合わなかったので断念。
有希酸 「quiet room」
これも制作時に聴いた曲。
シンセの音感は近いものがありますね。
Tom misch 「Disco yes」
間奏に入れた曲。
解説は先ほどしたので割愛。
2人の感想
相生トラ
このネオンライトは3作品の導入の作品という事で、私たちの伝えたい、喪失感や、やるせない気持ちなどを表現する最初の場所になりました。
このような作品を連続で発表出来たらなと考えています。
翆雨しお
自分自身初めて、ボカロ以外の歌あり制作を行いました。
見切り発車で始めた企画ではありますが、形になりとても嬉しいです。
至らない部分もたくさんありますが、次の作品もご期待ください。
一番聴いて欲しいところ
相生トラ
Cメロ 「当たり前だよね~日は沈んだ」
時が過ぎ有く無常さや、僕と君の距離感を感じたから。
君を失い、日が沈んだという表現が好きです。
翆雨しお
2Bメロ 「フィルムケースの記憶を辿る」
記憶を辿るという歌詞から着想を得て、実はここだけギターを逆再生にしています。こういう小ネタをふんだんに今後は入れていきたいですね。
おすすめ歌詞
相生トラ
2番の「枠からはみ出すのが怖くて~また誰かを演じているよ」
ここの部分だけ自分に向き合う歌詞なので特に惹かれました。
翆雨しお
最後の「また僕を笑ってよ」
この一文でわかる喪失感が好きです。他の歌詞で「言葉以上に何も伝えられない」とあるからこその表現なのかなと思っています。
最後に
まずはここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
あとがきにしか書いていない、少し細かい情報を知ってから聴くとまた面白いかもしれません。 今後は三部作の二作目となり、写真も拘り、今回にはなかったことに挑戦していこうと考えています。これからのSaltigrisにもご期待ください。