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アメリカオカシイそれでいい 8-アメリカンドリームと貧困

みなさんは「アメリカンドリーム」って何だと思いますか?
努力と才能と運で、自由と機会の国アメリカで成功する事?

ブー!不正解。

正解は家を所有する事です。
夢、小さっ!

でも聞いてください。こっちは築年数経っても価格が上がるのですよ。ローン返済は大変ですが税制は所有者に優しくできています。価格上昇分を担保に借金して有意義に使い資産を増やしたり、より良い物件に引っ越したり、生活の質を上げていく事ができます。

日本とちょっと感覚が違いますでしょう?
ごく普通の人でもこうやってそこそこの暮らしに辿り着ける。これが、

アメリカンドリーム!

ただし!
経済が安定している地域で、妥当な価格と金利で購入し、長期間に渡り災害、汚染、治安悪化などが起こること無ければ、です。

これが難しい。

道路一本挟んで、全く治安も道路のコンディションも違うなんて所も多い国ですから。
日本だとまず利便性が優先でしょう? そんで日本人駐在とか芸能人様が言う良い地域は、エリートが多くて日本人が固まって住んでいて、学区のテストの点が高くて日本語補習校が近いとこね。当然、高い地域。こういう一般アメリカ人と全然違う感覚の人達がアメリカでは~と言うのを元に、日本のメディアが大袈裟トンチンカンな記事を書くので、

一体、アメリカ人どうやって暮らしてんだよ???
となるのです。笑

私はそういうのは関係ないので、普通の地域で情報を重ねて条件に合うところを絞りました。

結果、近所に建設・インフラ、ディベロッパー、警察消防関係者多数。たぶん同じような分析しているんでしょうね。そんな好条件のとこによく買えたと思うでしょう。
その代わり、これです。

日本昔ばなしで見た

ご高齢の方が倒れて手放した物件です。ほぼ事故物件。それを住宅市場の底で低金利で購入。我が家は毎日がハロウィンですが、12年間オバケは見た事ありません。笑
そして価値は倍増しました。むしろご利益。

これがアメリカンドリームだ~!

さてお気づきでしょうか?
これを達成するにも、なにげに知識と勇気が必要なんです。つまりここにも格差があるのです。

だからサブプライム問題が起きたのです。

何も考えない人でも買えると、共和党ブッシュ政権が銀行とつるんで騙したから。いわゆる、

オーナーシップ・ソサエティってやつ。

共和党は勝組が勝てばいいって考えが基本だからね。

この時も民主党議員は批判していたんですよ。
特に私が好きなエリザベス・ウォーレン上院議員。
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もち今回も投票しときましたよ。このエリザベス・ウォーレン氏、今は何と戦っていると思います?

仮想通貨。

イーロン・マスク氏が最近、隠しもせずに米国をアルゼンチンにして好き勝手やろうと目論んでいるでしょ?
私はリバタリアニズムも20代後半から30代前半にかけて、脳内で一巡したので、奴が読めるのですよ。だから2年以上前に、こういう記事も残しているんです。

この頃はまだいい方向に行くかもしれないと期待していたけのですが、FTX問題以降、これもクズが関わり過ぎているからダメと確信。

だから共和党になったら、もう失敗しか見えない。

一回思いっきりコケないと、アメリカ人わからないのかもしれないけれどね。

都会は住宅価格高騰、というかファミリー物件など無い環境になりつつあり、郊外も高騰。

寂れた工業地帯や過疎化した田舎から脱出したくてもできない。

日本もこんな感じでしょう?それで移民をターゲットに叩くと。

その上、地球温暖化がジワジワと災害を増やし、条件が良い場所が減ってきている。にもかかわらず人は暖かい地方、ハリケーンがくる水辺、水不足と熱波の砂漠から出られない。どころかそこに引っ越す。ディベロッパーは騙してそういうところの物件を買わせる。わかります?

これが貧困の要素として大きいんです。

アメリカンドリームが無くなってしまった。

だからハリス副大統領は、住宅資金やビジネス資金支援を政策に入れていますよね。

私はこれは実質、

しょうもない状況に嵌ってしまった人を、そこから脱出させる作戦

と見ています。そして

大正解。

これしかないんですよ。究極の貧困トラップ脱出方法。
読むとわかります。

ラストベルトみたいなところの人を本当に救出しようとしているのは民主党です。

良かったらこのシリーズもどうぞ。


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