どうしても自由に向かって流れるってわかってるから
6月19日はJuneteenthです。1865年にテキサス州で発令された奴隷解放宣言を記念する祝日です。1862年にリンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名し、1863年から施行されていたのですが、テキサスでは無視しているやつらが多かったので、2年ずれ込んでしまったという酷い歴史があり、1866年からテキサス州で解放を祝い始め、南部から広がっていったらしいんですが、Black Lives Matter運動なんかもあって、2021年からようやく国民の祝日になりました。
アメリカに住んでいると、アフリカ系アメリカ人には勇気づけられる事が多いです。自分がアジア人だから移民だから女性だからと偏見を持たれて悔しい時、アフリカ系アメリカ人たちが自分のアイデンティティを失う事無く堂々と立ちあがり、実力と存在感を表現してく様子を見ていると、心の持ち方が伝わってきます。
長く想像を絶する歴史と、今でも社会に深く根付いている差別の中で築いてきたわけですからね。私にとっては彼らの包容力のような力強さが安心感になっているんです。
人種差別が見えないフリの人もいるでしょう?移民に偏見を持って排斥しようとする人もいるでしょう?女性が平等を望むなら男性と同じでいいじゃんか論の人いるでしょう?
こういう人たちがわかってないなと思うのは、生まれた時からバカにされたり、仲間外れにされたり、歴史的に不利なとこからのスタートなわけですよ。
平等もクソも最初から無い。ルールもツールも支配層側に合わせてあり、そいつらが作るメディアに毎日精神的にもボコ殴りされて無理ゲー状態。それにもめげずに同等のパフォーマンスをしている。ということは、同等ではなく数段レベル高いんです。その時点で。
にもかかわらず、支配層は平気でお仲間の支配層ばかりを選ぶわけですよ。サムライも白人も。そんで自分たちが「施してやっている」的な態度。
アホじゃないかと。笑
というか、ビビリ。笑
アメリカの良さはアフリカ系アメリカ人のおかげです。
どんな困難があっても、私たちは自由に向かって流れていく。あたかも法則のように。ビビリがどんなに抵抗しようが、心配することは無いんです。
堂々としていればいい。
日本は自分たちで自由を勝ち取った経験に乏しいとこがあります。まだまだこれからでしょう。
ますます外国との競争が激化し、移民が増え、自分たちも移民になり、ネット監視社会が進み、AIに仕事も趣味も奪われ、自由を欲した時、変化が見られる予感がします。
どうしても自由に向かって流れるってわかってるから、心配ない。
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