大学生活記 Vol.3 家族との時間
大学生活を始めて11カ月目にして、二度目の引っ越しをした。二回とも、大学での対面授業を受ける為にした引っ越しだった。
私が最初に借りたアパートでかなり酷い害虫被害が発覚、その後実家に一時避難、そしてまた大学近くに戻ってきた。
大学では友人が一人もいないので、誰かと喋るということが早々ない。大学付近に引っ越した後に喋った人といえば、今借りているマンションの大家さんと、コンビニの店員と、大学の生協の店員と、ゼミの発表の際に疑問点を解消するために話しかけてきた人くらいだ。
一人ぼっちの大学生活が、寧ろ楽という人もいる。私も最初はその部類であったと思う。
しかし、一度実家に戻って、大人数で楽しく過ごす時間をもう一度味わってしまった私は、大学でも部屋でも一人であることがどうにも耐えがたくなってしまった。
数カ月すればまた慣れるのかもしれないが、果たしてその慣れは必要なのか。
楽しい時間を楽しいと思って過ごせるのは、実は凄いことだと思う。
家族や、周りの人との時間を大切にする。皆言う事だけれど、私はずっとこれを軽視していたのだと思う。
だからこそ、私からも発信したいと思う。周囲の人との時間は、どうか大切にして欲しい。
今回のおすすめ作品:映画「ダブルミンツ」
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