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米国経済今週のポイント(12月2日~6日)

こんにちは、Saltです。今年も最終月、早いもので12月です。

Salt

今週は、毎月恒例の雇用ウィーク。火曜日のJOLTS求人件数では前月よりもやや増加を予想しています。その他、離職やレイオフの動きにも注目が集まります。

そして、週末の雇用統計ですが、前月はハリケーンの影響などもあり、非農業部門雇用者数はわずか前月比+1.2万人にとどまりましたが、今回は+18.3万人と大幅な増加が見込まれています。一方、失業率は横ばいですが、こうした内容は、12月のFOMCでは0.25%の利下げを後押しするものとなりそうです。

また、木曜日にはパウエルFRB議長がNYタイムズ紙のDeal Bookサミットに参加。ここでも「データ次第」といった内容にとどまる可能性は十分高いのですが、市場関係者としては、12月あるいは1月の利下げ見通しについても聞きたいところです。

ただ、7日(土)からFOMC前の発言自粛期間、いわゆるブラックアウトに入りますので、市場の注目を集めそうです。

今週も、良い1週間をお過ごしください!