雑記
最近、Supercarの「Lucky」のMVを見た。
Supercar、最近聴いてなかったけどやっぱりいい。UKロック由来のサウンドが僕にはド直球だ。
この曲の歌詞、どこか寂しい歌詞だなーと思う。ラッキーな歌だと思ったら、「まだラッキーなのにな…」なんて言うから、ちょっとほろ苦くなるのがいい。
RadioheadにもLuckyという曲がある。これもネガティブなラッキーを歌っている。事故にあってるし死にそうだけどまだ死んでないし、勝機はギリギリあるから、ラッキーかなー的な歌だと解釈している。そこは個人の自由。もっと明るいラッキーの曲ないんですかね…
RadioheadはBendsとOK Computerが特に好きだ。Radioheadを聴くと本当に鬱の気分になる。そもそもここ1年くらい僕は鬱の傾向がある(自己診断)けど…RadioheadはPink Floydの影響を受けてると思うのだが、フロイドの模倣をせず、フロイドの描くような音の美しさを作っていると思う。
Supercarの話に戻る。このMV、冒頭に欧米の音楽番組風にデーブ・スペクターがMCするのだが、なんともムカつくジョークばかり言うもんだ。アオモリの人は1日3食リンゴばかりだと?バカにすんなよ。
音楽番組に限らず欧米のテレビのMCはムカつくジョークをよく言う気がする。理解できない酷い笑いが多い。特にオーディション番組、あれはメチャ許せん。審査員がヘタクソだからといってアコギを叩き割る番組、最低だと思った。ヤラセなのは分かってるけど、悪趣味すぎ。Twitterかと思った。日本のテレビとは別種の、ダイレクトなイヤラシさだ。
今回は嫌いなものについて書いてしまいます。ごめんなさい。
現代アートって意味わからなくないか?なんやねんそのトイレ。なんやねんその名前書いてるだけのデカい石。ジョンとヨーコ、あんたがたに言ってます。トイレとか石を置いただけじゃなんも美しくない… アートは美しいほうが好き。写真が出てきてから写実的な絵画がいったん意味なくなったらしいけど、絵は現実を飛び越えられるし、何より人の念がこもって凄味を帯びる。CGも物によってはそうなるけど、手描きのほうがその率は高い気がする。アニメでも同じで、僕は手描きアニメの方が好きだ。
でもキレイな景色を見て「ジブリみたい」って感動して言うのは、ダサいので言わないようにしている。ジブリはジブリ、現実を越えたものを描いてるからキレイなのであって、現実の風景はまた別だと思う。ジブリに出てくる目玉焼きとか、確かにハチャメチャにうまそうだけど。
嘘オルタナについて。オルタナティブというのはメインストリームに対して選択可能な別の音楽…その時流行ってない昔の古き良き音楽に根差したりして、メインストリームと全然違う音楽をやることだと思う。邦ロックにファズをかけたのをオルタナ、シューゲとは言わない。あるいはオルタナティブな人生を送っている人間が作れば、それはオルタナティブロックになると思う。
下北沢について。サブカル君(笑)の巣窟というマイナスイメージしかなくて、とても偏ってるので一方的に何もいえないな…(汗)
しかし、全国的に言えることだが、そのバンドを知らずバンTを着るのがカッコいいという理由でバンドファッションをするな。俺はそのバンドが好きだからバンドTシャツを着ます。