【引継編】(28_人が変わる2つの起点)
まず、前提として、
「自分が相手を変えることはできない」
と私は考えています。
相手が変わったと感じる場合、
それは相手が自ら変わったのだと考えています。
人が変わるとき、どのようなプロセスが存在するか、私はとても関心があります。
「周知によって変わる」、「結果によって変わる」、大きく分けて2パターンを考えています。
「周知によって変わる」とは、誰かからの働きかけを教えられる変わることです(メール、口頭、書類)。
「結果によって変わる」とは、自分もしくは誰かの結果を見ることで変わることです(自分の成功体験、相手の仕事ぶり)。
前者は起点が「誰か」であり、自分ではありません。
後者は起点が「自分」であり、誰かがいなくても変わっていきます。
変わることが良い、という話ではありません。
変化が多い、VUCAの時代を生きていくにあたり、変化に適応することはドレスコードであるとという話です。
システムがアップデートされる、手順やルールが改訂される、日常でしばしば起こる出来事です。
これらの外的な変化を受けたとき、
「誰か」の起点がなければ変わらないか、「自分」の起点によって変わるのか。
前提でお伝えしたとおり、自分が相手を変えることはできないと考えています。
ただし、私が私を変える起点を選ぶことができます。
自分がどのようにして変化してきたか、考えてみると面白いかもしれません。
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