18_リアクションを設計する
発信者は全責任を負う覚悟が必要 というお話
(※参考資料 西野 亮廣(2017)【革命のファンファーレ】 )
時間の使い方について、これまで以上に考えるようになったのではないかと想像しています。
役割が増えたり、自分自身の関心が高まったり、理由はいろいろあると思います。
そこで、一番のネックになってくるのは「手数が増えること」です。
例えば、メールで質問や依頼を出したとき、返信が無い場合にリマインドを送ることがあります。
このとき、1つの質問や依頼に対して、「2手」使っています。
例えば、質問が相手に上手く伝わらず、メールのやり取りが続くことがあります。
このときは、「2手以上」使っています。
上記を繰り返しているうちに、時間がないと言う方がいます。時間が無い、わけではなく、時間を自らの手で無くしているのだと考えます。
では、最短の「手数」を実現するためには何ができるか。
相手のリアクションを設計することです。
Yes, No,で答えて欲しいのか、具体的な解説が欲しいのか、相手に合わせて考えることです。ここでも相手のNHKが有効になってきます。
リアクションの設計にヌケ・モレがあると、コミュニケーション不良が起こります。
このとき、相手に責任はありません。
「手数」が増えるような、リアクションが設計されていない発信をした、自分(発信者)に責任があります。
そのように考えると自分からの発信がいかに重いものであるか、見つめなおすことができます。
「あの人はいつも返信が遅い・リアクションが悪い」
逆もまた然りで、相手から見たときは以下のとおりです。
「あの人はいつも直前で連絡する・依頼がわかりにくい」
自分だけは大丈夫、なんてことはおそらくありません。
自分からの発信が響いていない人はいます。
発信者が全責任を負わない場合どうなるか。
その発信は無かったものとして扱われます。