19_リーダーと一緒に仕事をする
リーダーの動きをミリ単位で想像する というお話
(※参考資料 西野 亮廣(2020.01.09)【Voicy】 )
今回は相手の時間の使い方について、考えてみます。
上司がいたり、自分より上の職位の人がいたり、チームに所属していればリーダーがいたりする場合のお話です。
(今回は総称してリーダーと呼びます)
私がリーダーと仕事をするとき、一番優先しているのは「リーダーの時間」です。
一見、当たり前のように聞こえるかもしれません。
ただし、ほとんどの人は上手く実践できていないと考えています。
会議から戻ったばかりのリーダーに、相談を持ちかける人を見たことはありませんか?
メールを作成している最中のリーダーに、承認をお願いする人を見たことはありませんか?
上記の例は「リーダーの時間」を優先しない人である、と私は見ています。
思いやり、優しさという感情論ではなく、コストパフォーマンスから見た場合の話をします。
リーダーと自分、どちらの時間が貴重でしょうか。
お金に換算したとき、リーダーの方が時間当たりの費用(人件費)が高いことは明らかです。
自分の動きを効率化するより、リーダーの動きを効率化する方が組織としての成果(費用対効果)は高くなります。
逆もまた然りです。
リーダーの動きが停滞すれば、自分がどんなに効率化しても限度があります。
このとき、優先すべきは「リーダーが使えない」と嘆くことではなく、「リーダーが活性化する仕組み」を作ることです。
①仕組みができる
②リーダーが活性化する
③成果が上がる
上記の流れです。くれぐれも①⇒③ではありません。①⇒②⇒③です。
ちなみに
⓪リーダーを理解する・関係を作る
という工程があることを含めると、⓪⇒①⇒②⇒③ですね。
大前提には、仕組みでも変化でも成果でもなく、「理解する・関係を作る」があります。
⓪の精度を上げるには、リーダーがどのような人であるか、
リーダーの日常の動きを観察ながらミリ単位で想像する力が重要かもしれません。
ここでも相手の認識・反応・関心が重要そうですね。