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【引継編】(23_枠組みの変化を理解する)

アップデートの起点が個から集団にシフトした というお話

(※参考資料  樺沢紫苑(2018)【学びを結果に変えるアウトプット大全】 )

以前のコラムで取り上げた、テレワークの話の続編です。

簡単な振り返りは以下のとおりです。

(テレワーク 1.0)

可能な限り会社の環境に近づけること、を意識した。

会社と自宅では機器も環境も違うためアップデート。

(テレワーク 2.0)

場所に縛られないこと、を意識した。

出社時と同じサイクルを意識しすぎて疲弊したためアップデート。

(テレワーク3.0)

テレワークにはテレワークの時間軸があること、を理解した。

自分の状況を合わせた働き方ができるようになった。

(テレワーク3.0)の内容で、過不足無いように思えます。確かに、当時は問題なかったかもしれません。

その後、変化が起こりました。テレワークと出社を組み合わせた、新しい働き方の確立です。

当時は、非常事態宣言下であり、全員がテレワークでした。

現在は、テレワークと出社が個人、組織間で混ざり合っており、テレワークの人と出社の人で協働することが標準になります。

テレワークであるが出社しているように、出社しているがテレワークしているように、

出社とテレワークの隔たりを溶かしていくことが求められます。

物理的な距離、人の動きは変えることは困難です。

精神的な距離、コミュニケーションは変えることが可能です。

出社している人がテレワークしている人と気軽に議論する、テレワークしている人が出社している人に実験室の状況を変えてもらう

一見当たり前のように思えますが、前提が必要であると考えます。

精神的な距離をお互いに把握しておくこと、です。

どのような業務状況であるか、どのような依頼が発生しそうか、目に見える情報からお互いの状況を想像しあうことです。

前回までは「個」のテレワークでした。

今回からは「集団」によるテレワークと出社の調和を図ることにシフトしていくと考えます。

これはもう(テレワーク4.0)の枠組みに収まらないかもしれません。

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