日誌(20/365 何度も読み返したい本を発見した)
あっという間に2月ですね。
どこかで見聞きしたことですが、年齢を重ねるほど月日の経過を早く感じるそうで。
長く生きるほど、1年、1か月、1日など単位当たりの時間が相対的に小さくなっていくため(諸説あります)。
10年生きた人の1年は1/10(10%)であり、100年生きた人の1年は1/100(1%)である。1%の時間は相対的に見たとき小さくなるため、時間の流れが早いそう。絶対的に見たとき同じ1年であるにも関わらずという具合です。
諸説あって、新たな刺激の量が減少していくためという考えもあります。
小さい頃は初めて見る・経験することが多く、刺激の量がとにかく多い、そのため時間が長く感じる。一方で、年を重ねるにつれて経験も増えていき、これまで感じたことのない刺激が減少する、むしろ、繰り返し・パターン化していく、だから時間が短く感じるみたいな具合です。
個人の感覚ですが、私は刺激を追求するタイプだと思っています。
●実家や地元が大好きだけど知らない土地に住んでみたい
●どこに向かうかわからないけれど次の交差点を曲がってみたい
●友達がハマっているあのゲームで遊んでみたい
●とても高額だけどキラキラしているチョコレートを食べてみたい
○○したい欲求が強く、それは物欲や承認欲求よりも刺激追求の欲求だと思っています。
そんな私が出会った、ついに出会ってしまった刺激的な本がこちら
まさにこれなんです。
本1冊を一気読みするにしても、ここまで夢中になったことはなかった。
そして、1度読んだ後、すぐにもう一度読み返した本もなかった。
これまで出会った本の冊数が少ない故かもしれない。
だとしても、この本に出会えてよかった。と思う1冊です。
本の中で登場する4つの因子
「スリルと冒険の追求」
「経験または新奇性の追求」
「脱抑制」
「退屈感」
これで、私のほとんどの行動が説明できる。実際に本の中でも同様のエピソードが記載されていて、自分でも説明ができなかったたくさんの行動が、4つの因子によって丁寧に書かれている。
とても楽になった
その一言に尽きる。自分で説明できない行動や感情を抱えて、ただそれらを口に出すこともできず、とにかく不出来な自分と向き合ってきた。
自分を責めて卑下して、だけど諦められなくて、何とかしたい、そうやって生きてきた。
これらは自分が劣っているからではなく特徴である、個性と言われて納得できていなかったたくさんの因子が凝縮されている1冊。
この本から、たくさんの出来事を振り返ってみようと思う。
何度も読み返したい本を発見した話。