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ベンチの万能さを解説したい

どこにでもあるベンチですが、ポートレートで活用しないのはもったいありません。今日はベンチを利用した撮影のバリエーションを増やすヒントになればと思います。よろしくお願いします。


単なる「座る写真」と「ベンチに座る写真」の違い

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ベンチに座る写真は単なる座る写真と違って、写真のどこに直線を配置するかがポイントになります。

写真に対して平行や垂直に撮影するのが基本です。もし斜めから撮る場合、モデルのからだの向きや傾きを考えて、違和感のない角度を探しましょう。

最初はベンチを平行や垂直に配置して、慣れてきたら斜めにする写真を撮ればいいのかなと思います。

それではベンチの撮影する方向別に作例を紹介します。


正面からのアングル

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まずは普通に正面から。背もたれにもたれかかるとなんだかかっこつけている感じで何なので、基本は前傾姿勢にしています。ベンチは水平方向に配置しています。これが少し斜めになると、違和感が生じてしまいます。

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肘をついてみるのも良いと思います。この場合、ベンチ座面を平行に配置しています。

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座面を平行に配置しています。

ポーズについてなのですが、あごのラインを隠す方法です。輪郭を隠すと、失敗アングルが減るので、サロン撮影などのバストアップの写真に多く見られます。ホットペッパービューティーで多用されるポーズです。詳しくはサロン撮影の記事で紹介したいと思います。


横からのアングル

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横からのアングルです。まずは背中をもたれかかった感じで撮ってみます。ベンチは手前から奥のほうへ直線的に配置しました。

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↑ポーズのバリエーションに困ったら肘をかけてみましょう。

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↑肘をかけて前のめりになったりしても面白いです。

ここまで説明すると、なんとなくわかっていただけると思います。次からはおすすめの方法を紹介します。


おすすめは後ろから

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意外なんですけど、後ろから撮ると結構かっこよいです。個人的にこれがおすすめです。

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↑これはちょっと後ろ斜めから。ベンチは斜めではありますが、モデルの体のバランスと違和感がないように配置しました。斜めでもモデルの体の方向などを考えることで、いい感じになると思います。

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目鼻立ちがはっきりしている人は横を見ても絵になります。

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一部分を切り取った例です。構図は縦の三分割を意識した感じです。

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これも構図の3分割を意識した例です。


ベンチを切り取って使う

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最後にベンチを消してしまう方法です。これはベンチに座りはするんですが、切り取ってしまうパターンです。これはベンチの方向とかは一は関係ありませんね。

どうでしたかね、ちょっとふんわりした説明だったのかもしれませんが、最初はベンチを平行や垂直に配置して、慣れてきたら斜めにする。。。そんな感じで進めてゆけばいいのかなとおもいます。



最後まで読んでいただきありがとうございました。また記事をアップしてゆこうと思います。皆さんの何かの参考になりますように!


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